くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(20) ミナミギンポ Plagiotremus rhinorhynchos

2013-04-24 13:55:14 | シパダン図鑑

ミナミギンポは、たくさんの英語名を持っている。
Bluestriped blenny。
見たまんま。
Two-stripe blenny。
これも見たまんま。

Bluestriped sabretooth blenny。
sabertoothというのは、歯がサーベル状ということらしい。
Blunt-nose blennyだと鼻ぺちゃ的言われよう。
とてもサーベルタイガーの獰猛さは想像できない。
でも、Bluestriped fangblenny。
fangは犬歯で、実は鋭い歯を持っている。


そんでもってCleaner mimic。
ホンソメワケベラygのふりをして、クリーニングに来た魚をのウロコや皮膚を食べる肉食。

私は前に、ホンソメワケベラに化膿しかけた傷口をクリーニングされて、傷口はさらにえぐれ流血、そこそこ痛かった。
ホンソメさんは、よかれと思ってやってくれたからよしとして、ミナミギンポの、その他人(他魚?)をだまして生きてゆく生き方がいや。



Tubeworm Blennyって名前もあるらしく、しんかい2000で見たチューブワームほどでないにしても、穴から出てニョロってると、ちょっとキモくもある。
最初は穴から顔だしてるのを愛嬌あるなあと思っていたけれど、
実は肉食と知ってからは、どうもこの薄笑いがいやだ。
Blennyずきにもかかわらず、この子たちだけは、なんかダメ。