船のエンジン音で目がさめた。
シパダンに朝7時頃には着くようにセンポルナを出るのだから、逆算して夜中の3時すぎくらい?
時間を見るのもおっくうで、頑張って目を閉じ続けておく。
6時15分頃にモーニングコールがあり、デッキに出たら、外はどんより。
ラウンジに戻って、サバディー片手に超薄切りロールケーキをはむはむ。
ブリーフィングはセレベス・エクスプローラーでいうコーラル・ガーデン。
1本目だし、妥当だね…。
ダイブマスターは新人ふたり。
新人といっても、ふたりとも腹が出た推定アラサー。
高木ブー似とチェ・ホンマン似の2人である。
私たちは、ブーちゃんチームである。
いつも我々の目となり眼となるジェリーは潜らない。
ゆうべホワイトボードでグループ分けとDMの名まえをチェックして、DMがジェリーでないとわかった瞬間から、「え~、ジェリー潜らないの?」攻撃。
けさも顔を合わせれば、お約束のように「ジェリーも潜らないの?」とうざいほどに連発する私たち。
夕べから「スイヨウビ!」とだけ言っている。
トムは不在。
ブリーフィングがすむと、ウェット着てシパダンへサインに出発。
今回も1ボートしかない。
それも船足が異様に遅い。
左右のエンジン、右しか動いていない。
送迎用に使えるボートがないから、きのうセレベスはセンポルナに泊まっていたのだ。
空はどんより。
しかもHigh tide。
昔のSDC前あたりで降りてjettyまでてくてく。
現在、長~いJETTYと、
新しい小屋を建築中。
今はまだ、おなじみのJETTY。
サインをしたらさっさとまたボートまでてくてく。
私たちはブーちゃん組は先発隊。
日本人4人にフレンチスピーキングのおじさん~おじいさん5人。
みんな重厚長大なカメラ装備である。
1st dive Whitetip Avenue(WTA)
コーラル・ガーデンことホワイトチップ・アベニュー。
飛び込んだら、浮遊物多めのクリアではないところが、いかにもシパダンな水。
たとえホワイトチップアベニューでも、やはりシパダンはいい。
海の中は、ところどころに死んだサンゴがあり、少し荒れてしまったように思えた。
でも、今は水温は決して高くないので、大丈夫だと思う。
壁沿いの印象は、幼魚大量発生中。
幼いアケボノ…。
それから、各種ちびちびスズメダイだらけ。
ブーちゃんは、ピグミーシーホースを見つけていた。
ブー、マクロは得意そうだ。
でも、ヤマブキハゼは教えてくれなくてよいよ。
エキジット前、これは個人的な趣味のカエルウオになごむ。
みんな好き勝手な場所から浮上してきた。
C/E人事動向
エキジットしたら朝食だ。
ミーゴレンなどなど。
このミーゴレンの味が限りなく飲食店の味。
前コックのマズウィンがやめて、今度はチャイニーズ・レストランのコックあがりが厨房を仕切っている。
コック→ボートマン→DM→ゲストリレーションズとしょっちゅう配置換えされてきたロナルドや、ビールの本数があわなくて会計から厨房に入ったマズウィンのように、料理を本職としていたわけではない人びととは違い、味つけ、加熱がぜんぜん違うのだ。
アダムこそ、シーフェストホテルのシェフあがりという話だったが、ひとたびやめてしまえば、スタッフたちは、アダムを引き合いに出してアダムと違って、うまいってな言い様。確かにそうなのである。
いい人やとったねーーー。
この船が調達できる食材の範囲なので、朝からフライドポテトやチキンフリッターという揚げ物大魔王ではあるが、ポテトの揚がりっぷりもちがう。
ジェリーによればコックは、「チャイニーズ・レストランでは朝から晩まで休む間もなく働かせられるけど、ここでは1日に3回だけ作ればいいから超楽勝」と喜んでいるらしい。
レストランでは早朝から仕込みをして、ひとたび開店すれば、お客がそれぞれちがうものをオーダーするから、いろんなものを作らなくてはならないし、閉店後はかたずけがあって、夜中になるからハードらしい。
「3回じゃなくて、おやつは?」と言ったら、「おやつはバナナを揚げるだけ。」
…ピサンゴレンだけしか出さないってことかい!?…
コックはやはりコックらしく、結構太っている。
厨房でキャップをかぶっているときはわからないが、キャップをとると、ソフトモヒカンのパーマ版みたいなヘアスタイル。
服装もちょっと違うぞ、と思うコーディネートにはなっているが、ストリート系。
とにかく、ジェリーたちが、彼のことをベタボメである。
デブといえば…
エリエルに、「How do you think about our new divemasters?」と聞かれたので、簡潔に「GUMUK!」とお返事。
gumukはマレー語でおでぶのことである。
笑っていた。
キャプテンのダスリとマズウィンはペトロナスでワイヤリングの仕事をしてるんだそうだ。
ダスリの妻クリスチーナも当然やめ、現在妊婦だそうだ。
ダスリに代わるキャプテンは、なんと「too old」を理由にやめた元キャプテン。
そして、その息子という耳の聞こえないムタリも戻って来て親子で出戻っている。
2nd dive Barracuda Point
やっと潜れるバラクーダ・ポイント、BP。
フレンチスピーキングのうち3人は、2本目はウェットなし潜水。
みんな黄檗山萬福寺の布袋像のおなかをしている。
1本目で寒かったので、「えっ!」と言ったら、「日本の海の方が寒いでしょ?」と言われたので、「フランスだって」と返したら、「ノン、モーリシャス」で、モーリシャス人であった。
あとのフレンチスピーキングは、フランス人らしく、ツルのように痩せたおじいさんと、超長いアームのついたハウジングを持つおじさん。
走れないボートでポイントに着いたら、ギンガメめがけてエントリー。
帰って来たよー、ギンガメーズにロウニンズ…。
ギンガメは相変わらずびっしり。
そして、相変わらずよくなついている。
ずいぶん来なかったじゃねーかよ、とエラぶたの黒点が金平糖型になってるようにリピーターには見える。
ロウニンアジは、あまりに巨大化していて、びびった。
1年でこうも成長するもの?
でも、ギンガメが濃すぎて、ロウニンを撮ろうとしても、ギンガメに視界を遮られてしまう。
深度を下げ、サメが現れたと思うとキューっと寒くなる。
あとは、平平凡凡。
仲良しアオマスクとか…
大好きなハダカハオコゼ。このときは、「ブー、でかしたぞ」と思う。
ウメイロモドキの群れが通り…
ツバメウオもいる。
まだまた潮が高めで、せっかくのBPものっぺりした感じ。
バラクーダもいなかった。
でも、やっぱりここが好きだ。
2本目のあと、不覚にもトーストとバナナを食べる。
3rd dive Mid Reef
ブリーフィングで、ジャイアント・クラムを見に行く、という。
気乗り薄。
ところがエントリーしたのは、ジャイアント・クラムから離れた場所だった。
そのまま潜降。
WTA続きのリーフなので、1本目とあまり様子は変わらない。
ブーちゃんは、ひたすら青いウミウシを教えていたので、バディからもグループからも、後方に陣取って、自分の趣味の世界に没頭。
今回は、スズメダイの幼魚がブーム。
1センチくらいの子たちが、超かわいーっ!!!
潮もだいぶ下げてきたようで、アオウミガメも出てき始めた。
さて、リーフにあがると、ひたすら先を急ぐブーちゃん。
その先にはBumpheadsの群れでもいるのか?
気配もないしなあ、と思いながら、適当に泳いでゆくと、ジャイアント・クラムのところのこんもりサンゴ群がみえてきたのでがっかり。
目が合わないようにしようと思ったが、ブー、みんなが来るまで待っていた。
おいしいランチをはさんで、4本目。
4th dive Drop Off
タートル・カバーンからスタート。
真新しいサインボードができている。
近づくと、Sea Venture作成…。なんで?
ブリーフィングで入り口だけ、とブーちゃんがあまりにも口を酸っぱくして言たので、本当にサインボードのまわりまでにしておいた。
初日から新人をイラッとさせることはない。
朽ち果てそうな以前のサインボードについた藻だか水ごけだかに、「Alice was here」と落書きがある。
どこのアリスだか知らないけど、その自己主張にカチンときて、ずっとここに沈んでろー、と思ったら、ブーちゃんにサメの歯を渡された。
「えー、私も書くんですか?」
にっこり見ているので、目立たないように名を書いて、サメの歯をお返しした。
私もここで沈んどれ、ってことだ。
ま、夜になればフラッシュライトフィッシュのイルミネーションショーがあるし、晴れの日はキレイだから、魂の1パーセントくらい、ここに残しておいてもいいか。
どうせ、藻に覆われるのは時間の問題。
それに、いずれサインボードは崩落するであろう。
きょうのカバーンは、曇っていて、透明度がよくないので、あんまりキレイじゃない。
そして、ドロップオフからBPのWALLと言えば、やはりハナダイにどっぷり。
ここもスズメダイの幼魚満載でにぎやか。
全体的に幼魚が多くて、ナポレオンも若年層が目立つ。
そして、若いほど動きが速くてぶれてしまう。
トリはもちろんギンガメ。
あしたもまた来るよ。
外洋側にはハタタテダイが群れていて、かわいらしいのだが、浮遊物が多くて残念。
水面はペタペタになって来たし、明日は晴れるといいな。
シパダン島、きょうも1日、ありがとう…。
夕刻。
おやつがない…。
買ってきたドリアンケーキを切って食べる。
美味。
さすが、18リンギット=540円もしただけはある。
こちらの物価から考えると、しかもサンデーマーケットだから、相当な上物!?
1日曇り空で、水中も寒かったので、なんだか消耗。
ナイト組がかえってくるまでディナーにはありつけないので、部屋で1時間だけ寝ようと一眠り。
のはずが、しっかり二度寝し、起きたときのけだるいこと。
起き抜けで食べられないと言いつつ、おいしいディナーをたらふくいただく。
なんといっても、スープがおいしい。
これまでよく出していたキャンベルのマッシュルームスープやチキンスープではない。
鶏ガラから出した、チキンバクテが、もう、美味。
本当にいいコックが来てくれた。
太鼓腹モーリシャス3人組は、明日下船らしい。
ちゃんと全員に挨拶まわり&しぇーくはんず。
と思ったら、しっかり名刺持って、モーリシャスのダイブオペレーターさんで、しっかりセールス。
この人たちがいなくなったら、WiFiもうちょっとつながるかな?
Tiger飲んで、早めの就寝。
シパダンに朝7時頃には着くようにセンポルナを出るのだから、逆算して夜中の3時すぎくらい?
時間を見るのもおっくうで、頑張って目を閉じ続けておく。
6時15分頃にモーニングコールがあり、デッキに出たら、外はどんより。
ラウンジに戻って、サバディー片手に超薄切りロールケーキをはむはむ。
ブリーフィングはセレベス・エクスプローラーでいうコーラル・ガーデン。
1本目だし、妥当だね…。
ダイブマスターは新人ふたり。
新人といっても、ふたりとも腹が出た推定アラサー。
高木ブー似とチェ・ホンマン似の2人である。
私たちは、ブーちゃんチームである。
いつも我々の目となり眼となるジェリーは潜らない。
ゆうべホワイトボードでグループ分けとDMの名まえをチェックして、DMがジェリーでないとわかった瞬間から、「え~、ジェリー潜らないの?」攻撃。
けさも顔を合わせれば、お約束のように「ジェリーも潜らないの?」とうざいほどに連発する私たち。
夕べから「スイヨウビ!」とだけ言っている。
トムは不在。
ブリーフィングがすむと、ウェット着てシパダンへサインに出発。
今回も1ボートしかない。
それも船足が異様に遅い。
左右のエンジン、右しか動いていない。
送迎用に使えるボートがないから、きのうセレベスはセンポルナに泊まっていたのだ。
空はどんより。
しかもHigh tide。
昔のSDC前あたりで降りてjettyまでてくてく。
現在、長~いJETTYと、
新しい小屋を建築中。
今はまだ、おなじみのJETTY。
サインをしたらさっさとまたボートまでてくてく。
私たちはブーちゃん組は先発隊。
日本人4人にフレンチスピーキングのおじさん~おじいさん5人。
みんな重厚長大なカメラ装備である。
1st dive Whitetip Avenue(WTA)
コーラル・ガーデンことホワイトチップ・アベニュー。
飛び込んだら、浮遊物多めのクリアではないところが、いかにもシパダンな水。
たとえホワイトチップアベニューでも、やはりシパダンはいい。
海の中は、ところどころに死んだサンゴがあり、少し荒れてしまったように思えた。
でも、今は水温は決して高くないので、大丈夫だと思う。
壁沿いの印象は、幼魚大量発生中。
幼いアケボノ…。
それから、各種ちびちびスズメダイだらけ。
ブーちゃんは、ピグミーシーホースを見つけていた。
ブー、マクロは得意そうだ。
でも、ヤマブキハゼは教えてくれなくてよいよ。
エキジット前、これは個人的な趣味のカエルウオになごむ。
みんな好き勝手な場所から浮上してきた。
C/E人事動向
エキジットしたら朝食だ。
ミーゴレンなどなど。
このミーゴレンの味が限りなく飲食店の味。
前コックのマズウィンがやめて、今度はチャイニーズ・レストランのコックあがりが厨房を仕切っている。
コック→ボートマン→DM→ゲストリレーションズとしょっちゅう配置換えされてきたロナルドや、ビールの本数があわなくて会計から厨房に入ったマズウィンのように、料理を本職としていたわけではない人びととは違い、味つけ、加熱がぜんぜん違うのだ。
アダムこそ、シーフェストホテルのシェフあがりという話だったが、ひとたびやめてしまえば、スタッフたちは、アダムを引き合いに出してアダムと違って、うまいってな言い様。確かにそうなのである。
いい人やとったねーーー。
この船が調達できる食材の範囲なので、朝からフライドポテトやチキンフリッターという揚げ物大魔王ではあるが、ポテトの揚がりっぷりもちがう。
ジェリーによればコックは、「チャイニーズ・レストランでは朝から晩まで休む間もなく働かせられるけど、ここでは1日に3回だけ作ればいいから超楽勝」と喜んでいるらしい。
レストランでは早朝から仕込みをして、ひとたび開店すれば、お客がそれぞれちがうものをオーダーするから、いろんなものを作らなくてはならないし、閉店後はかたずけがあって、夜中になるからハードらしい。
「3回じゃなくて、おやつは?」と言ったら、「おやつはバナナを揚げるだけ。」
…ピサンゴレンだけしか出さないってことかい!?…
コックはやはりコックらしく、結構太っている。
厨房でキャップをかぶっているときはわからないが、キャップをとると、ソフトモヒカンのパーマ版みたいなヘアスタイル。
服装もちょっと違うぞ、と思うコーディネートにはなっているが、ストリート系。
とにかく、ジェリーたちが、彼のことをベタボメである。
デブといえば…
エリエルに、「How do you think about our new divemasters?」と聞かれたので、簡潔に「GUMUK!」とお返事。
gumukはマレー語でおでぶのことである。
笑っていた。
キャプテンのダスリとマズウィンはペトロナスでワイヤリングの仕事をしてるんだそうだ。
ダスリの妻クリスチーナも当然やめ、現在妊婦だそうだ。
ダスリに代わるキャプテンは、なんと「too old」を理由にやめた元キャプテン。
そして、その息子という耳の聞こえないムタリも戻って来て親子で出戻っている。
2nd dive Barracuda Point
やっと潜れるバラクーダ・ポイント、BP。
フレンチスピーキングのうち3人は、2本目はウェットなし潜水。
みんな黄檗山萬福寺の布袋像のおなかをしている。
1本目で寒かったので、「えっ!」と言ったら、「日本の海の方が寒いでしょ?」と言われたので、「フランスだって」と返したら、「ノン、モーリシャス」で、モーリシャス人であった。
あとのフレンチスピーキングは、フランス人らしく、ツルのように痩せたおじいさんと、超長いアームのついたハウジングを持つおじさん。
走れないボートでポイントに着いたら、ギンガメめがけてエントリー。
帰って来たよー、ギンガメーズにロウニンズ…。
ギンガメは相変わらずびっしり。
そして、相変わらずよくなついている。
ずいぶん来なかったじゃねーかよ、とエラぶたの黒点が金平糖型になってるようにリピーターには見える。
ロウニンアジは、あまりに巨大化していて、びびった。
1年でこうも成長するもの?
でも、ギンガメが濃すぎて、ロウニンを撮ろうとしても、ギンガメに視界を遮られてしまう。
深度を下げ、サメが現れたと思うとキューっと寒くなる。
あとは、平平凡凡。
仲良しアオマスクとか…
大好きなハダカハオコゼ。このときは、「ブー、でかしたぞ」と思う。
ウメイロモドキの群れが通り…
ツバメウオもいる。
まだまた潮が高めで、せっかくのBPものっぺりした感じ。
バラクーダもいなかった。
でも、やっぱりここが好きだ。
2本目のあと、不覚にもトーストとバナナを食べる。
3rd dive Mid Reef
ブリーフィングで、ジャイアント・クラムを見に行く、という。
気乗り薄。
ところがエントリーしたのは、ジャイアント・クラムから離れた場所だった。
そのまま潜降。
WTA続きのリーフなので、1本目とあまり様子は変わらない。
ブーちゃんは、ひたすら青いウミウシを教えていたので、バディからもグループからも、後方に陣取って、自分の趣味の世界に没頭。
今回は、スズメダイの幼魚がブーム。
1センチくらいの子たちが、超かわいーっ!!!
潮もだいぶ下げてきたようで、アオウミガメも出てき始めた。
さて、リーフにあがると、ひたすら先を急ぐブーちゃん。
その先にはBumpheadsの群れでもいるのか?
気配もないしなあ、と思いながら、適当に泳いでゆくと、ジャイアント・クラムのところのこんもりサンゴ群がみえてきたのでがっかり。
目が合わないようにしようと思ったが、ブー、みんなが来るまで待っていた。
おいしいランチをはさんで、4本目。
4th dive Drop Off
タートル・カバーンからスタート。
真新しいサインボードができている。
近づくと、Sea Venture作成…。なんで?
ブリーフィングで入り口だけ、とブーちゃんがあまりにも口を酸っぱくして言たので、本当にサインボードのまわりまでにしておいた。
初日から新人をイラッとさせることはない。
朽ち果てそうな以前のサインボードについた藻だか水ごけだかに、「Alice was here」と落書きがある。
どこのアリスだか知らないけど、その自己主張にカチンときて、ずっとここに沈んでろー、と思ったら、ブーちゃんにサメの歯を渡された。
「えー、私も書くんですか?」
にっこり見ているので、目立たないように名を書いて、サメの歯をお返しした。
私もここで沈んどれ、ってことだ。
ま、夜になればフラッシュライトフィッシュのイルミネーションショーがあるし、晴れの日はキレイだから、魂の1パーセントくらい、ここに残しておいてもいいか。
どうせ、藻に覆われるのは時間の問題。
それに、いずれサインボードは崩落するであろう。
きょうのカバーンは、曇っていて、透明度がよくないので、あんまりキレイじゃない。
そして、ドロップオフからBPのWALLと言えば、やはりハナダイにどっぷり。
ここもスズメダイの幼魚満載でにぎやか。
全体的に幼魚が多くて、ナポレオンも若年層が目立つ。
そして、若いほど動きが速くてぶれてしまう。
トリはもちろんギンガメ。
あしたもまた来るよ。
外洋側にはハタタテダイが群れていて、かわいらしいのだが、浮遊物が多くて残念。
水面はペタペタになって来たし、明日は晴れるといいな。
シパダン島、きょうも1日、ありがとう…。
夕刻。
おやつがない…。
買ってきたドリアンケーキを切って食べる。
美味。
さすが、18リンギット=540円もしただけはある。
こちらの物価から考えると、しかもサンデーマーケットだから、相当な上物!?
1日曇り空で、水中も寒かったので、なんだか消耗。
ナイト組がかえってくるまでディナーにはありつけないので、部屋で1時間だけ寝ようと一眠り。
のはずが、しっかり二度寝し、起きたときのけだるいこと。
起き抜けで食べられないと言いつつ、おいしいディナーをたらふくいただく。
なんといっても、スープがおいしい。
これまでよく出していたキャンベルのマッシュルームスープやチキンスープではない。
鶏ガラから出した、チキンバクテが、もう、美味。
本当にいいコックが来てくれた。
太鼓腹モーリシャス3人組は、明日下船らしい。
ちゃんと全員に挨拶まわり&しぇーくはんず。
と思ったら、しっかり名刺持って、モーリシャスのダイブオペレーターさんで、しっかりセールス。
この人たちがいなくなったら、WiFiもうちょっとつながるかな?
Tiger飲んで、早めの就寝。