くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

シパダン 2010年GW5月1日編(水中写真はありません) 

2010-05-11 19:31:20 |  ダイビング
CEのエンジンがかかる音で目が覚めた。
5時32分。

6時頃、ラウンジで、サバティー片手に、いつもの薄いロールケーキを食べて血糖値をあげる。明るくなったら船首に行って、シパダンをながめひたろうと思ったのに、朝焼けの中、遠くに浮かぶシパダンは、ガスっていておぼろげにしか見えなかった。

シパダン島につくと、海は静か。
今回は、水中カメラはなく、iPhoneで陸写真をとるだけなので、気楽なもんだ。



虹。




1stダイブは、コーラルガーデン、とセレベス・エクスプローラーでは言っているが、実際にはWTAことホワイトチップアヴェニュー。エントリー場所は、見事な枝サンゴの群生で、目がなれるまでのしばらくの間は、水がとてもクリアに感じる。目がなれるとそうでもなくなってしまったが・・・。特別なことはなにもないが、8ヶ月ぶりのシパダンで、やはりシパダンで潜るにこしたことはない、と思う。ダイビングの後半、Bumpheadsの群れがやってきた。まだ食事前の彼らは、脱糞することもなく、ミッドリーフへむけて行進していく。止まってみていると、群れは5分くらい、途切れることなく続いていた。大小とりまぜて、みな青い目玉をきょろきょろさせながら通り過ぎていった。

2ndダイブは、バラクーダポイント=BP。エントリー場所には、いつものギンガメアジの大群。きょうはみんな口をパクパクやっていた。浅瀬で見るギンガメは、丸い大きな目の下に、涙のように縦線が入るのがきれいで大好き。ホワイトチップが通れば、何匹かは体当たり。寄生虫落としと聞いたことがあるが、鮫肌ざらっとして気持ちいいのかな。ギンガメはそこそこにして、水深をさげる。みあげれば、アカククリの群れ、クマザサハナムロの群れとつっこむカスミアジ軍団、ロウニンアジパトロール。さらに潜降すれば、アケボノハゼなんてそこここにいる。ものの5分くらいで、こうも多くのサカナを見られるBP。新規開拓してる場合じゃないね。そして、リーフの内側に入ると、バラクーダの群れ。外洋の深い方にグレーリーフシャークの若者達がぞろぞろいるのも見えて、バラクーダかグレーリーフか迷うが、数の勝利でやっぱりバラクーダ。ナポレオンの若者も、やたらに多かった。1匹のロウニンアジがCESA(コントロールされた緊急スイミングアセント)していた。

3rdダイブはタートルパッチ。エントリーしたらすぐにオーバーハングに直行。ヘルフリッチ一直線できたらしい。昨年9月にいた個体が今も元気にやっている。ただ、アケボノとの同棲は解消していて、ひとりでつんつんやっていた。まったく警戒心がないし、カメラを持っていないと、寄れる、寄れる。7~8分、ヘルフリッチを観察。よーくみると、ひれづかいがけっこうこっけいだったりする。あとは巨大なグレーリーフシャークや、大ナポレオンなどに会う。潮もさげてきたらしく、カメがよく出てきた。カメがカメをストーキングしていた。こんどはナポレオンがCESAしていた。きょうはCESAしたい日なの?

4thダイブは、ドロップオフ。タートルカバーンからエントリー。ごくごく平和なドロップオフだが、この重厚な地形がたまらない。タートルトムのところで、オドリハゼにあいさつに行った。

なんだか、きょう1日、シパダンの水がいつもよりしょっぱくないように思えた。なんで?

そういえば、夕食でサユルマニスが出た。毎日出して欲しい。



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