くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

Pulau Weh 3日目

2009-01-25 22:11:40 |  ダイビング
大晦日の今日は晴れ。
明日は元日。
旧暦で、の話。
旧正月、チャイニーズニューイヤーが来る。
主にマレーシアンとシンガポリアン、それとマレーシア、シンガポール、インドネシアで働く外国人が、チャイニーズニューイヤーのホリデーで、どっさりやってきた。ルンバルンバでは稀にみる忙しさらしい。


1本目 キャニオン
きのう魚影が濃かったので、今日もキャニオンゆきのボートに乗ることにした。
今朝はスコティッシュのご夫妻と、COOLなイングリッシュガールのDMと私の4人で潜る。ボートには、ずんぐりむっくりの、オーラのないイントラに引率されたチャイニーズが7人。でもこのずんぐりむっくり氏が笑うと、なんともいえない愛嬌があるので、お人柄か。きょうのグループ分けだと、言語と人種で分けてるわけでもなさそうだ。

きょうも私たちのグループからエントリー。水面で集合するが、潜降直前、水面でスコティッシュの奥さんのフィンがはずれてしまった。フィンはイングリッシュガールが回収し、あらためて潜降をはじめると、今度は耳が抜けないらしく、なかなか降りてこない。その間に流されたのか、イングリッシュガールがピナクルがないから浮上するというサインを出してきた。

浮上すると、まだボート上には何人かが残っていてエントリーしているのが見えたが、ずいぶんそのエントリー場所から流されてしまっている。全員のエントリーが終わると、ボートがこちらにやってきた。ボートにあがってピナクルの上でエントリーするのか、それとも泳ぐのかと、イングリッシュガールがボートマンに尋ねているうちに、まず奥さんがエキジット。イングリッシュガールとご主人と私はボートにつかまっていたが、奥さんがエキジットするやいなや、ボートが動き出した。3人ともボートにひきづられてポイントまで移動らしい。こういうのって、サメに狙われるんだったっけ?と思いながら、ボートに引きずられていく。思ったよりも腕力がいるもんだ。

そして仕切り直しの再潜降。またまた何も見えない。流れもあって透明度も悪い隠れ根ってのは、たいへんだ。それに、こんな状況なのにコンパスあわせずに、よくガイドするなぁ、って思ってしまう。このイングリッシュガール、「私はここは4ヶ月目だけど大丈夫」と自身満々だったが。

まあ、こんどは無事にリーフが見えてきた。にごにごで目をこする感じの中に、ウミウチワが林立している。ウミウチワはおそらく40~35メートルくらいのところがいちばんのはびこり深度なんだろうけれど、あえて降りないようにしていた。こんな透明度ではぐれたら、確実に1分探して浮上するしかないもの。

しかし、スコティッシュのご主人がどんどん深場におりてゆく。大丈夫かな?と思いつつ、上から見守っていると、ご主人が、手招きをしている。どーしよーかなー、と思いつつ、とりあえず降りていってみても、何もいない。何を見たのか、首をかしげている。ダイコンは38mをさしていた。



イングリッシュガールは30メートル地点から降りてこない。ご主人に上がりましょう、とサインを送ってみるが、意図が伝わらないので、ダイコンの数字を見せて、深いから上がりましょう、ともう一度浮上サインを出し、なんとか2人を30mまで連れ帰った。

そして、イングリッシュガールは、クマドリカエルアンコウを探すが見つけられず。でも、そんなことにご夫妻は気づく間もなく、ほどなく奥さんのエアが残圧50を切り、ものの10分も潜らないうちに浮上。イングリッシュガールも彼らのケアで浮上することになったため、私はマレーシアンチームを連れたアチェニーズダイブマスターに引き継がれた。



2本目 ルビア・シー・ガーデン
午後は別のマレー人のグループがボートにいる。おそろしくテンションが高い。

午後のグループ分けでは、きのうのローカルダイブマスターのガイドで、KLからのマレーシア人のおじさんと私。透明度悪い。寒い。各種ウツボ、エイ、クマノミなど、普通のおさかなばかりだった。


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