くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

P90X 訣別編

2013-06-04 23:32:33 | ホームフィットネス
5月末日で、P90Xのクラシックコースを卒業、でなくて中退した。
12種類のワークアウトからなるP90Xのワークアウトカレンダーには、カーディオ多めの「Lean」、筋トレメインの「Classic」、そして両者を組み合わせた「Double」の3コースがあり、冬にLeanの90日はまっとうできた。
せっかくだからと、桜の頃からClassicに取り組んできたが、全13週のうちのラスト3週を残すのみのところで、やーめた。
やめた理由はシンプル。
もちろん、それは、痩せなかったから以外のなにものでもない。
正確には、痩せないどころか、体重が2キロ増えたままをキープし、体脂肪が5パーセント増加という現実。

まだ寒かったLeanの終わりには、体重は増えても体脂肪率は減っていたので、単純に、筋肉量が増えたのと、寒いから燃焼しにくいだけと思っていた。
ところが、もう初夏という時期まで来たら、体重は増えているわ、体脂肪率も増えているわの大惨事。
LeanよりClassicの方がきついのに、なぜ?
ずっとドカ食いもしてないし、おやつも控え目、家飲みもやめて久しいのに、なぜ?
極寒の日々、発汗もいまいちだったLeanとはちがい、春からのClassicでは大汗かいてんのに、なぜ?
週を追うごとに、運動を習得して、より負荷はかかっているはずなのに、なぜ?
と、納得いかないことばかり。
まさか、脂肪がつき続けるやまひ???

思えば、Leanも2か月目の終わりには、むしろ体重は減っていた。
いったい、Leanの3か月目に、何が変わった?
12もあるDVDのうち、どのコースにも毎週登場するのは、「Yoga X」「Leg & Back」「KenpoX」「X Stretch」の4タイトル。
そこにLeanだと「Cardio X」が、Classicだと「Plyometrics」が加わり、あとは「Chest & Backs」「Shoulder & Arms」「Chest, Shoulder & Triceps」「Back & Biceps」なんて、なんだか似通ったタイトルが週毎に入ってくるのだが…。
カレンダーを見ると、Leanの3か月目は、この、胸・肩・背を鍛える機会が微妙に増えている。
そしてClassicに入ると、Cardio X抜きの、筋トレ色の強い構成。
はやり、カーディオがないと、痩せられないようだ。
Classicでも、プライオは、カーディオよりもむしろぜーはー、ぜーはー酸素を取り込んでいるが…。
でも、Classicのトレーニングブロック1が終了したら、体重は2キロ増に。
トレーニングブロック2の後半では、体重は横ばいで、筋肉が減って体脂肪が増えているではないか!?
15分の「Ab Ripper X」は、腹よりも、太ももに効いている気がして、手ごたえはないし…。
これは、腕立てやダンベル運動、レジスタンスバンドを引っ張っても、私が望む効果は出ないから、やめるしかない。

とはいえ、かれこれ半年もやっていると、習慣になっているので、やめるふんぎりがなかなかつかないのもまた事実。
後半で劇的に変わるんじゃないかとか、あらぬ期待を抱いてみたりもした。
ただ、週7日のうち、1時間の日が3日、1時間15分の日が3日、残る1日=ヨガの日は1時間半と、相当な時間を割かれる。
P90Xを休みたくないという理由で、断ってしまったお誘いもある。
こうした時間的な問題が、精神的負担になっていないといったらうそになる。
これはやめる勇気も必要だ。
でも、すっかりワークアウトおたくなので、ワークアウトはやめられない。
やめるには、かわるワークアウトを用意しなくては。
そして次もBEACHBODYもの。
私を過去に、いくぶん痩せさせてくれた「ヒップホップアブス」の続編「ヒップホップアブスエクストリーム」と、「ブラジルバットリフト」の続編「ブラジルバットリフトマスターシリーズ」にきまり。
1日に、たとえ腹と尻を両方鍛えても、P90Xの1日分の時間ですむし。

ところが、届いたDVDは、どちらもいかれていた。
メールでクレームしたら、BEACHBODYのカスタマーサービスは対応早く、その日のうちに新品発送の手続きをしてくれた。
USから東京まで、毎回4~5日程度でやってくるが、なんせFedExの配送時間帯が短いので、「いついつにしてください」なんて在宅可能な日にあわせていたら受け取りが遅くなってしまった。
そんなこんなで、Classicをズルズルやっているうちに、トレーニングブロック3もあと3週を残すのみとなった。
「もうあと3週なのだから最後までやり遂げなさい」という声と、「痩せるどころか、ますます脂肪がつくぞ、もうやめちまえ」という、天使と悪魔のささやきに葛藤。どちらが天使とも悪魔とも言いかねるシチュエーションである。
きっと、いちどやめてしまったら、二度と再開できない気はする。
きついけれど、少しずつ、深く曲げられるようになってきた腕立て、少しずつ高く飛べるようになってきたプライオ、少しは柔軟性を増したストレッチと、未練たらたらでありながら、P90Xとレジスタンスバンドを片づけた。

数字で結果は残せなかったが、自分にしかわからない運動能力や柔軟性向上と、いいこともたくさんあった。
約半年、P90Xを続けたためかどうかはわからないが、便通も改善したし、3・11以来の生理不順ももとのペースに戻った。
たぶん私に足りなかったものは、ミールプランどおりのミールと、疲労回復のためのリカバリードリンク。
これは、お金と時間にも置き換わるな。
仕事しながら週7日続けていくのは、これ以上はもう無理。
宝くじにでもあたった暁に、またやろう。
そんな日が来るといいな。

まあ、挫折したわけだけれど、P90Xは秀逸なプログラムだと、心から言える。

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