くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

シパダン サウスポイント

2013-07-13 11:50:29 |  ダイビング
海の日3連休。
ことしこそは沖縄へ、と意気込んでいたのに見事に出遅れ。
「予算の少ないお客様」なので、マイルや低予算での旅が実現できずに断念。
沖縄のむこうには台風がいるし、これは神のお導き?

でもこのうだる暑さの東京でくすぶってるのはつらい。
この私が、日傘をさすほどである。
早く海に入りたい。
けど、まだ入れない。
もうエアダイブ。


きょうはサウスポイント。
シパダンのツートップは、バラクーダポイントとサウスポイント
ポイント名どおり、島の南に位置するサウスは、潮通しがよくて大物の期待大。
他のポイントが、ずどんと落ちたカベと水深5メートルの浅瀬の構成であるのにたいして、サウスはちょっと違う。
サウスの地形は、コーラルとガレ場が交互に現れ、しましまなイメージ。
途中でちょっとしたサンドバンクがあったり、徐々に浅瀬へと導かれる感じ。
ただ、浅瀬はゴマやキヘリモンガラで、危険地帯シーズンになっていることが多い。

サウスも大物からマクロまで、なんでもありだ。
よくアオウミガメやホワイトチップがまったりしている。


コバンザメが重そう…。




シパダンではあまり見ないヨスジフエダイの群れもいる。
モルディブのヨスジフエダイよりおとなしい。


過去の栄光いっぱいのサウス。
前は朝8時に30メートルいけば、沖の方でグレイリーフシャークの群れが50匹くらい、よくぐるんぐるんしていた。

はじめてギンバラの群れを見たのはここ。
まず、どこからともなくギンガメがやってきて…


そして、ものすごい音をたてて、ギンガメがパッと左右に道を空けたと思ったら、バラクーダ登場。


そしてジョイント。


まるで空を覆いかぶすかのような大群になった。


ニタリをはじめて見たのは、サウスだった。
シパダンでジンベイの神に見離されてる私は遭遇していないが、ジンベイもやってくる。
私がセンポルナへ帰るボートに乗っていたとき、ちょうどサウスで潜っていたグループがジンベイに会ったとあとから聞いてムキーっ。
かつてはシャチも1度だけやって来たという。
たぶん、95~96年頃のことだったと思う。
最近は、こうした華々しい噂もなく、バラクーダポイントに押されぎみ。
またかつての輝きを取り戻してほしい。

大物がいなくても、マクロもいけるし、楽しいことに変わりはない。
ハダカハオコゼ赤は、サウスによくいる。
バラクーダポイントは、白・茶メイン。


海が荒れると行けないサウス。
ちょっと荒れると、エキジットがしんどい。
ボートが来るまで波間に翻弄されるし、ラダーで打撲傷だらけ。
だから、海が静かなときは、他のポイントに行ってる場合じゃないのだ。


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