今朝も左舷から朝日がきれい。
舳先に行って、シパダン島チェック。
後方、ボルネオのメインランドもよく見える。
トップデッキ、朝日を浴びる、サバ・フラッグ。
またまた前方、シパダン島。
遠くの寝姿山。
360度、穏やかな海。
そして、すっかり明るくなった頃、本日の1本目。
1st Dive タートルパッチ
きょうも海はぺたぺた。
エントリーしたら、カンムリブダイたちが、去ってゆくところだった。
後発組もいるが、ぱらぱら。
浅瀬の枝サンゴがとてもきれいで、しばらく漂っていたい。
でも、1本目だし、そうもしていられない。
深度をさげても、平凡でのんびり。
タートルパッチは、最近はカメよりヘルフリッチのイメージ。
でも、ゴールデン・ウィークを最後に、姿を消してしまったそうだ。
ヘルフリッチのいたオーバーハングをたずねてみたが、ヤング・アケボノーズがいるだけ。
シパダンのヘルフリッチをはじめて見たのは、たしかおととしの9月。
去年の9月にはいなくて、今年の5月にまた戻ってきていた。
きっとまたいつか、会えるだろう。
アンナさん。
浅瀬に戻ると、またまたカンムリブダイたち。
こんどは、こっちに向かってやってくる。
そして、浅瀬はどこまでもサンゴと、デバスズメダイ。
朝日を浴びて、気持ちのよさそうなカメ。
2nd Dive ミッド・リーフ
ミッドリーフといえば、エントリーポイントにあるジャイアント・クラム。
正直、どうでもいいと思っているので、いつもはスルーしているが、きょうは観察。
昔、ナショジの表紙で、シャコ貝を棲み家にしているハゼの写真を見たことがあり、ハゼ、いないかなー、と思ってくまなくチェックするが、こいつにはいない。
シパダンでは注目度低めのニチリンを訪問、背びれが開くのを待ってカメラを向けていたら、アケボノハゼが、すーっとニチリンの前を横切り、しばしアピール。
ニチリンの背びれは、アケボノが通ったことで、地味にしか開かない。
みんなが順番になにか撮っているので、近づいてみると、黄色いカイメンが2つ。
なんだか、やらせっぽい。
あとで聞いたら、やらせらしい。やっぱり。
ミッドリーフは、ハードコーラルもソフトコーラルももっさり。
永遠に続くかと思うコーラルリーフ。
そして、カメ、カメ。
エキジット後、母船に帰ると、トムが帰ってきていた。
なので、まともなフィンとはお別れ。
そしてエリエルが手配してくれた、ボルネオ・グローバルの、聞いたこともないメーカーのフィンをレンタル。
フィンを借りるにあたって、私の足のサイズを紐で測った完璧主義なエリエル。
3rd Dive バラクーダ・ポイント
レンタルフィン、異様に軽い。
足が軽すぎて、エントリー前も、エントリー後も、違和感ありあり。
でも、入ったところにバラクーダ。
中層で出てくれると、リーフにつかまってろ、と言われないので、バラクーダと泳げる。
軽すぎる足元でバランスは悪いが、キックした分だけ、ぐいぐい進む。
そして、潮は、ドロップオフ側に流れ、しめはギンガメ。
集団クリーニング中なのか、変色ツバメウオ軍団もいるし、
ギンガメの群れが切れると、クマザサハナムロの群れがいたりする。
でもやっぱり、ギンガメがいい。
何十万トンいるのだろう?
この3本目で、明日降りる4名の人々はダイビング終了。
シパダン3日間なんて、あっという間すぎる。
私たちにはまだ、あと4日、シパダンがある。
ランチ前、C/Eが泊まっているところから島をながめる。
島の西側、満潮でもないのに、ビーチが見えない。
やせるシパダンが心配。
4本目 ウェスト・リッジ
ウェスト・リッジが次のダイブサイトといわれて、わくわくはしない。
でも、ずいぶん長いこと潜っていないので、なんだかうれしい。
ドロップ・オフの隣だけあり、地形は迫力。
大物は単発で、まれにしか出ないので、深場では壁を凝視して、ハナダイ、ハナゴイにどっぷり。
フチドリさん、
パープルクィーンさん、
浅瀬に移動中のオーバーハングには、おなかがどうしようもなくたれさがったケショウフグ。
眉間をクリーニング中のカクレクマノミ。
鏡のような水面。にごっているけど・・・。
浅瀬は、小魚祭り。
パープルビューティ、
デバスズメダイ、
入り乱れる各種ハナゴイ、
安全停止時、そのまま空が見える。
水面・・・妙に粘着質な泡は何?
そして、痩せて来たジャングル・・・
本日も、4ダイブで終了にした。
ディナー後、ボルネオ・ダイバーズに泊まっている友達を訪ねて、マブールへ。
フィリピノ・ラムのタンドゥアイを用意して待っていてくれるのだ。
C/Eのトップデッキからの星空観察は、船灯でいまいちだが、ボートで沖に出ると、満天の星に流星。
ビーチバーにゆくと、夜目・遠目・傘の内か、日本人女子チームなだけで、ローカルスタッフがわっとやって来る。
こちらが座ってよしと言わなくても、同席する勢い。
1時間半後には、C/Eのボートに迎えに来てもらうことになっているし、日本でも、遠くに住んでいて、ここでしか会わない友だちに会いに来たのだから、ぶっちゃけ、知らない人々と社交してる暇もないし、面倒くさいので、隣のSDCに飲みにゆこうという話になった。
SDCは、バーにもカンティーンにもゲストはおらず、真の閑古鳥が鳴いていた。
タンドゥアイをスプライトで割ることにして、スプライトを4本買おうとしたら釣りがないという。
釣りもないリゾートとはナニゴト?
仕方がないので、すごすごと、ボルネオ・ダイバーズのビーチバーへ戻る。
なるべく不要に人が集まらないよう、大人数すわれないテーブルを選ぶ。
それでも、1~2名は、やってくる。
その中には、元アブディラのマディールも、ご丁寧にやって来た。
今回のタンドゥアイは、ちゃんとフィリピン製。
シアミルだと、1本5リンギットで買えるんだそうだ。
飲んでいると、友だちが、「ほら、ジョニー!」とビーチの方を見ている。
ビーチには、超メタボなおじさん。
ボルネオ・ダイバーズの、伝説的スタッフ、ジョニー…。
今は、PADIのアジア・パシフィックのお偉いさんらしい。
ジョニーは、私がシパダンに通い始めた頃には、もう、いにしえのスタッフだったくらい、古い代の人だ。
友だちが、わざわざジョニーを呼んで紹介してくれたので、「ナイストゥーミーチュー」としぇーくはんずなんぞ。
実は、私は、KKのショップで、1度だけジョニーに会ったことがある。
その頃もデブだったが、今は、その1.6がけくらいに見える。
「むかし、あなたのアドバイスでBCを買ったんですよ。」と言ったら、本当に覚えているかどうか疑わしいが、「思い出した!」と、しばし社交。
シパダンで私のスタビが壊れ、KKで今使っているBCを買ったのだ。
それにしてもジョニーは、とても穏やかな物腰で、品ある対応をして、スマートに去っていった。
ぶーでーな見た目とは違い、そのジェントルさに、その場にいた日本人女子のジョニー株暴騰。
そして、あっという間に1時間半がすぎ、帰る時間になった。
前回は、マブールのビーチからC/Eにむけて、水中ライトで合図を送って迎えに来てもらったが、今回は時間指定していたので、ボートはちゃんと待っていてくれた。
タンドゥアイの残りと、まだあけていない1本を手みやげにもらい、C/Eへ帰る。
静かな海に星空。
明日もきっといい天気。
舳先に行って、シパダン島チェック。
後方、ボルネオのメインランドもよく見える。
トップデッキ、朝日を浴びる、サバ・フラッグ。
またまた前方、シパダン島。
遠くの寝姿山。
360度、穏やかな海。
そして、すっかり明るくなった頃、本日の1本目。
1st Dive タートルパッチ
きょうも海はぺたぺた。
エントリーしたら、カンムリブダイたちが、去ってゆくところだった。
後発組もいるが、ぱらぱら。
浅瀬の枝サンゴがとてもきれいで、しばらく漂っていたい。
でも、1本目だし、そうもしていられない。
深度をさげても、平凡でのんびり。
タートルパッチは、最近はカメよりヘルフリッチのイメージ。
でも、ゴールデン・ウィークを最後に、姿を消してしまったそうだ。
ヘルフリッチのいたオーバーハングをたずねてみたが、ヤング・アケボノーズがいるだけ。
シパダンのヘルフリッチをはじめて見たのは、たしかおととしの9月。
去年の9月にはいなくて、今年の5月にまた戻ってきていた。
きっとまたいつか、会えるだろう。
アンナさん。
浅瀬に戻ると、またまたカンムリブダイたち。
こんどは、こっちに向かってやってくる。
そして、浅瀬はどこまでもサンゴと、デバスズメダイ。
朝日を浴びて、気持ちのよさそうなカメ。
2nd Dive ミッド・リーフ
ミッドリーフといえば、エントリーポイントにあるジャイアント・クラム。
正直、どうでもいいと思っているので、いつもはスルーしているが、きょうは観察。
昔、ナショジの表紙で、シャコ貝を棲み家にしているハゼの写真を見たことがあり、ハゼ、いないかなー、と思ってくまなくチェックするが、こいつにはいない。
シパダンでは注目度低めのニチリンを訪問、背びれが開くのを待ってカメラを向けていたら、アケボノハゼが、すーっとニチリンの前を横切り、しばしアピール。
ニチリンの背びれは、アケボノが通ったことで、地味にしか開かない。
みんなが順番になにか撮っているので、近づいてみると、黄色いカイメンが2つ。
なんだか、やらせっぽい。
あとで聞いたら、やらせらしい。やっぱり。
ミッドリーフは、ハードコーラルもソフトコーラルももっさり。
永遠に続くかと思うコーラルリーフ。
そして、カメ、カメ。
エキジット後、母船に帰ると、トムが帰ってきていた。
なので、まともなフィンとはお別れ。
そしてエリエルが手配してくれた、ボルネオ・グローバルの、聞いたこともないメーカーのフィンをレンタル。
フィンを借りるにあたって、私の足のサイズを紐で測った完璧主義なエリエル。
3rd Dive バラクーダ・ポイント
レンタルフィン、異様に軽い。
足が軽すぎて、エントリー前も、エントリー後も、違和感ありあり。
でも、入ったところにバラクーダ。
中層で出てくれると、リーフにつかまってろ、と言われないので、バラクーダと泳げる。
軽すぎる足元でバランスは悪いが、キックした分だけ、ぐいぐい進む。
そして、潮は、ドロップオフ側に流れ、しめはギンガメ。
集団クリーニング中なのか、変色ツバメウオ軍団もいるし、
ギンガメの群れが切れると、クマザサハナムロの群れがいたりする。
でもやっぱり、ギンガメがいい。
何十万トンいるのだろう?
この3本目で、明日降りる4名の人々はダイビング終了。
シパダン3日間なんて、あっという間すぎる。
私たちにはまだ、あと4日、シパダンがある。
ランチ前、C/Eが泊まっているところから島をながめる。
島の西側、満潮でもないのに、ビーチが見えない。
やせるシパダンが心配。
4本目 ウェスト・リッジ
ウェスト・リッジが次のダイブサイトといわれて、わくわくはしない。
でも、ずいぶん長いこと潜っていないので、なんだかうれしい。
ドロップ・オフの隣だけあり、地形は迫力。
大物は単発で、まれにしか出ないので、深場では壁を凝視して、ハナダイ、ハナゴイにどっぷり。
フチドリさん、
パープルクィーンさん、
浅瀬に移動中のオーバーハングには、おなかがどうしようもなくたれさがったケショウフグ。
眉間をクリーニング中のカクレクマノミ。
鏡のような水面。にごっているけど・・・。
浅瀬は、小魚祭り。
パープルビューティ、
デバスズメダイ、
入り乱れる各種ハナゴイ、
安全停止時、そのまま空が見える。
水面・・・妙に粘着質な泡は何?
そして、痩せて来たジャングル・・・
本日も、4ダイブで終了にした。
ディナー後、ボルネオ・ダイバーズに泊まっている友達を訪ねて、マブールへ。
フィリピノ・ラムのタンドゥアイを用意して待っていてくれるのだ。
C/Eのトップデッキからの星空観察は、船灯でいまいちだが、ボートで沖に出ると、満天の星に流星。
ビーチバーにゆくと、夜目・遠目・傘の内か、日本人女子チームなだけで、ローカルスタッフがわっとやって来る。
こちらが座ってよしと言わなくても、同席する勢い。
1時間半後には、C/Eのボートに迎えに来てもらうことになっているし、日本でも、遠くに住んでいて、ここでしか会わない友だちに会いに来たのだから、ぶっちゃけ、知らない人々と社交してる暇もないし、面倒くさいので、隣のSDCに飲みにゆこうという話になった。
SDCは、バーにもカンティーンにもゲストはおらず、真の閑古鳥が鳴いていた。
タンドゥアイをスプライトで割ることにして、スプライトを4本買おうとしたら釣りがないという。
釣りもないリゾートとはナニゴト?
仕方がないので、すごすごと、ボルネオ・ダイバーズのビーチバーへ戻る。
なるべく不要に人が集まらないよう、大人数すわれないテーブルを選ぶ。
それでも、1~2名は、やってくる。
その中には、元アブディラのマディールも、ご丁寧にやって来た。
今回のタンドゥアイは、ちゃんとフィリピン製。
シアミルだと、1本5リンギットで買えるんだそうだ。
飲んでいると、友だちが、「ほら、ジョニー!」とビーチの方を見ている。
ビーチには、超メタボなおじさん。
ボルネオ・ダイバーズの、伝説的スタッフ、ジョニー…。
今は、PADIのアジア・パシフィックのお偉いさんらしい。
ジョニーは、私がシパダンに通い始めた頃には、もう、いにしえのスタッフだったくらい、古い代の人だ。
友だちが、わざわざジョニーを呼んで紹介してくれたので、「ナイストゥーミーチュー」としぇーくはんずなんぞ。
実は、私は、KKのショップで、1度だけジョニーに会ったことがある。
その頃もデブだったが、今は、その1.6がけくらいに見える。
「むかし、あなたのアドバイスでBCを買ったんですよ。」と言ったら、本当に覚えているかどうか疑わしいが、「思い出した!」と、しばし社交。
シパダンで私のスタビが壊れ、KKで今使っているBCを買ったのだ。
それにしてもジョニーは、とても穏やかな物腰で、品ある対応をして、スマートに去っていった。
ぶーでーな見た目とは違い、そのジェントルさに、その場にいた日本人女子のジョニー株暴騰。
そして、あっという間に1時間半がすぎ、帰る時間になった。
前回は、マブールのビーチからC/Eにむけて、水中ライトで合図を送って迎えに来てもらったが、今回は時間指定していたので、ボートはちゃんと待っていてくれた。
タンドゥアイの残りと、まだあけていない1本を手みやげにもらい、C/Eへ帰る。
静かな海に星空。
明日もきっといい天気。