くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(35)その他ゴビー Ptereleotris系

2013-05-17 10:46:37 | シパダン図鑑


ぶれたし、尻尾も切れたので、なんだかよくわからなくなった。
ハナハゼやオグロクロユリハゼ、ヒメユリハゼの仲間、いわゆるDartfishファミリーだと思う。
こんな時は、Goby!で片づける。
しかもこのハゼ、ハゼを思うとき、決して思い出すことはなさそな。
さらに、撮ったことはおろか、見たことすら覚えていないよな…。
こんな存在感のない、クウキのようなハゼもシパダンにはいっぱい。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(34)クビアカハゼ Amblyeleotris wheeleri

2013-05-16 08:52:04 | シパダン図鑑


バラクーダポイントの、荒い砂地エリアに入ると、こやつらの視線が。
俺様のテリトリーに入んなよ、とガン見してくるが、ダイバーからはあんまり見てもらえない。
肉眼では、赤いバンドは黒ずみ、ブチブチもくすんでいるから目立たない。
でも、英語ではGorgeous prawn-gobyと呼ばれるとおり、実は、太い赤ボーダーに、ラメっぽく散りばめられた水色ドットという、陸上ならちょっと…な色彩の、派手派手ハゼなのだ。

----- 2013年11月1日 追記 -----
カンムリブダイ不発、バラクーダの群れもいまひとつだった今年の9月。
そのぶんバラクーダポイントでは、砂地を凝視している時間が長く、クビアカハゼなんかも撮ってみた。
テッポウエビと仲良く共生していたり…


実は腹びれもド派手だったり…



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まりん・らいふ・いん・しぱだん(33)ゼブラハゼ Ptereleotris zebra

2013-05-15 09:33:44 | シパダン図鑑

The zebra goby。
ドロップオフからバラクーダポイントへ泳いでゆくと、クロユリハゼ同様、棚の上の、浅くてぬるい不毛地帯に棲んでいる。
「REEF FISHES OF THE WORLD」によれば、多くは4m以浅に棲むらしい。

個人的に、もともとシマウマ模様が好みでなく、ゼブラというだけで無関心。
なので、おざなりな感じの2カットしかなかった。


よーく見ると、ピンクのボーダーに、目のまわりの鮮やかなブルー、パステルっぽくグリーンがかったボディと、アイシャドウのパレットにできそうな、オシャレなカラリングをしてたんだー。

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追加でもう1カット、別のときに撮ったのが出て来た。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(32)コバンハゼ Gobidon sp.

2013-05-14 12:39:17 | シパダン図鑑

とある5月の、透明度が素晴らしくよかった日。
タートルパッチ。
透明度が良すぎたから、内側のリーフの壁がすぐそこにあるように見えた。
超shallow、壁につきあたるまでゆくと、サンゴの下に、幼いコバンハゼたちが置物のように鎮座。

普通は、ミドリイシ系サンゴの中にいるのに、なぜかサンゴの根元でくつろいでいた。
近づくと、サンゴの中にいるときと同じように、逃げ回るので、なかなか映ってくれない。
学名にspがついてのとおり、コバンハゼには、コバンハゼの一種な感じの、ざっくり系なくくりのものが多くてよくわからない。
でも、図鑑「日本の海水魚」の「コバンハゼ」と同じデザイン、青のラインがあるから、コバンハゼだと思う。

その後も、なんどかリーフの奥まで行って探して見るが、もうサンゴの外で見かけることはない。
幼魚スペシャルだったのかな?




コバンハゼって目つき悪めに映ることが多いけれど、なごめる存在。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(31)ガラスハゼ Bryaninops yongei

2013-05-13 07:55:56 | シパダン図鑑


びよーんと伸びてるムチヤギやムチカラマツをチェックすれば、だいたいみつかる。
ムチヤギに手をかざせば、ちょろちょろっと右往左往。
Whip coral goby。
透き通ったボディに目がくりんくりんでかわいらしい。

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まりん・らいふ・いん・しぱだん(30)メガネベニハゼ Trimma benjamini

2013-05-10 08:53:55 | シパダン図鑑


Ring-eye pygmy-goby 、Ringeye dwarfgoby、Redface dwarfgoby
ピグミーとかドワーフとか、どのみちちっちゃい。
もっと目のまわりがぐりんぐりんしてる、リングアイらしい写真をとりたいもんだ。
こちらもドロップオフのカベにたくさんいるし、かわいいのに、写真はぼけた1枚しかなかった。

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まりん・らいふ・いん・しぱだん(29)オキナワベニハゼ Trimma Okinawae

2013-05-09 08:48:36 | シパダン図鑑
Red spotted dwarf gobyの英名どおり、ちっちゃくて赤い点々がいっぱい。
ドロップオフのカベにいっぱいくっついている。


Okinawa rubble gobyとも呼ばれていて、ガレキっぽい朽ちたサンゴなんかを見ると、ちょこんと座ってたり。




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まりん・らいふ・いん・しぱだん(28)クロユリハゼ Ptereletoris evides

2013-05-08 08:54:10 | シパダン図鑑
スズキ目ハタ科のクロユリハゼ。
Blackfin dartfish。
アケボノハゼ、ヘルフリッチ、ハタタテハゼといったdartfishと呼ばれる中では、いちばんダーツっぽい。

シパダンでは、ドロップオフからバラクーダポイントに流してゆくと、不毛地帯に群れている。
群れるのは若者たちで、おとなになるとカップル化するらしい。
アウターリーフのスロープが生息地というが、シパダンの若者たちは、棚の上。

いっぱいいると、かわいい。




ダイバーからの注目度は低いと思う。
私も、単体もペアの写真もなく、この子たち2カットだけ。

でも約1名。
「あの鮎まんじゅうみたいなのは?」
モルディブにはじめて潜った初心者の友達が気になったのは、数多のトロピカルフィッシュの中から、なんとクロユリハゼ。
しぶいっ!

よーく見ると、顔が蒼ざめてるのがかわいいかも。
次は、もうちょっとよく見てみようかな?
潜ったら忘れそうだけど。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん (27)オドリハゼ Lotilia graciliosa

2013-05-07 12:16:45 | シパダン図鑑
スズキ目ハゼ科のオドリハゼ。
タートルトム、バラクーダポイントのロックの下、コーラルガーデンからタートルパッチの壁が入り組んでいるところ、オーバーハングの下ですり鉢状になっていれば、いるいる。


ときに警戒しすぎて出てこない。


出てくればDancer Shrimp Gobyだから、いつもダンシンダンシン。
同居人のテッポウエビは、わーきんわーきん。




シースルーの胸ビレ。テッポウエビの手足もきれい。


Graceful Prawn-gobyと言われるのは、このキレイな胸ビレでひらひらと踊っているから?
私には、優美というより多忙に見える。
ハゼの中では運動量が最も多い部類だろうな。

肉眼で見ると、黒いお目々ぱっちりに見えるけれど、写真をしげしげと見ると、やっぱりハゼがお。


White-capped Prawn GobyとかWhite-capped Gobyとも呼ばれる白い頭。
時には激しく。
テッポウエビさんと、まるでお外で、白い頭が地につくほどに⁈
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(26)ニチリンダテハゼ Amblyeleotris randalli

2013-05-03 09:39:01 | シパダン図鑑
スズキ目ハゼ科のニチリンダテハゼ。


昔からメジャーなマクロ界のスターである。
他の海では、やや深めに生息するレアめのハゼだ。
これまたシパダンでは、水深15mくらいから、ちょっとオーバーハングしているところを覗くと、いとも簡単に見つかる。
「み~つけた♪」とカメラをむければ、なかなか背中のセイルを立ててくれない。


こちらは匍匐前進ですすんで…


背びれを立てたチャンスにパチリ。


もっと近くで…とさらに匍匐前進すると…


むこうはまた後ずさり。


そうそうやすやすとは、その全貌を見せてはくれない。


そうこうするうちに、他のダイバーからは取り残され…。
ウェストリッジやコーラル・ガーデン~ホワイトチップ・アベニューあたりに特に多い。

英語名のRandall's Prawn Gobyのとおり、共生ハゼで、テッポウエビと助け合う日々。
あんまりにもニチリンさんが警戒して後ずさりばかりしていると、「いつまで引っ込んでんだよ」と、いらっとしたテッポウエビさんに、ぐいぐいーっと押されて出てきたりする。


日輪伊達鯊アップ。


いつも口が半開き!


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