ドアを開けると、レポートドライバーの照屋舞子さんが立っていた。
私は当然初対面なので、「どうも」と眩しそうにしていると、
「こんにちは!川端一生さんですか」と挨拶を交わした照屋舞子さんの目の奥が、
なんだか初対面ではなさそうな、微笑をたたえているように思えた。
後で知ったのだが、私のホームページやブログを、事前の下調べで
見てくれていたのである。なんだか照れくさかったが、仕事とはいえ
すごいなあ…と思ってしまった。
きのう書いたように、CBCラジオの「小堀勝啓(かつひろ)の心にブギウギ」の
「大人の生活」というP・M5時5分~約5分間のコーナーに私の「俳漫彩」を
紹介してくれるというのだ。この5分間のために、1時間前から打ち合わせをし、
ホームページも覗いてくれたのである。
もう一人のレポートドライバーの伊藤友香さんは、機材担当ということで、
重い機材を一人で抱え、音の出具合いをチェックしている。
二人はレポーターと機材係を交代で行うそうで、
今回レポーターの舞子さんは、番組中に質問する内容の打ち合わせを
私と行っている。
私は、レポートの足しになればと、「俳漫彩」の作品を部屋に飾り、
(普段はぜんぜん飾っていないのだ)多少の資料も用意したのだが、
照屋舞子さんは、放送直前までその資料の一つ、
筆マンガで綴る「はいまん彩への道」を、見ていた。
私は何となく今のこの状況が物珍しく、妙にわくわくしながら傍観者
みたいになっていた。そして打ち合わせの時、
「川端さんは将来どういう風になりたいと思っていますか?」と
いう質問の設定で、ふと私が漏らした「さすらいの俳漫彩師」という言葉に
「それ面白いですね」と、このままいくことに…。
機材の調整を終えた伊藤友香さんも加わり、いよいよ本番である。
イヤホンを耳に当てると、あの小堀さんの声がその場に居るように
聞こえてくる。
「今どんなものを描かれているんですか?」照屋舞子さんの
質問に「はいまん彩という俳句と漫画と彩墨画の…」自分の声が
聞こえてくる…しかしその後は何を言ったのかよく覚えていないのである。
ただ照屋舞子さんが、筆マンガ「はいまん彩への道」の一部をピックアップ
して取り上げてくれたのと、私の「さすらいの俳漫彩師となってどこかに
現れ、去った後には一枚の絵が…」なーんて言ったような言わないような…。
二人のレポートドライバーは、鮮やかなオレンジ色のデザインを施された
レポートカーに乗って去って行ってしまった。
それは束の間の出会いだったが、私の人生にひと時のきらめきを刻んで
行った天使に思えた。
感心したのは、二人の仕事ぶりである。部屋に俄か仕立てに掛けてあった
絵を、一つ一つ丁寧に見て感想を述べていただき、本番前の
緊張をほぐしてくれたのでした。ハートを感じました。
照屋舞子さん、伊藤友香さん貴重なひと時を
ありがとうございました。
追伸
その日の夜、早速レポータードライバーのブログを覗くと、
載ってました。テカッた顔の私と作品をはさんで、ニッコリ微笑んでいる
照屋舞子さんの写真付きで。「これからも応援してます!」
私は当然初対面なので、「どうも」と眩しそうにしていると、
「こんにちは!川端一生さんですか」と挨拶を交わした照屋舞子さんの目の奥が、
なんだか初対面ではなさそうな、微笑をたたえているように思えた。
後で知ったのだが、私のホームページやブログを、事前の下調べで
見てくれていたのである。なんだか照れくさかったが、仕事とはいえ
すごいなあ…と思ってしまった。
きのう書いたように、CBCラジオの「小堀勝啓(かつひろ)の心にブギウギ」の
「大人の生活」というP・M5時5分~約5分間のコーナーに私の「俳漫彩」を
紹介してくれるというのだ。この5分間のために、1時間前から打ち合わせをし、
ホームページも覗いてくれたのである。
もう一人のレポートドライバーの伊藤友香さんは、機材担当ということで、
重い機材を一人で抱え、音の出具合いをチェックしている。
二人はレポーターと機材係を交代で行うそうで、
今回レポーターの舞子さんは、番組中に質問する内容の打ち合わせを
私と行っている。
私は、レポートの足しになればと、「俳漫彩」の作品を部屋に飾り、
(普段はぜんぜん飾っていないのだ)多少の資料も用意したのだが、
照屋舞子さんは、放送直前までその資料の一つ、
筆マンガで綴る「はいまん彩への道」を、見ていた。
私は何となく今のこの状況が物珍しく、妙にわくわくしながら傍観者
みたいになっていた。そして打ち合わせの時、
「川端さんは将来どういう風になりたいと思っていますか?」と
いう質問の設定で、ふと私が漏らした「さすらいの俳漫彩師」という言葉に
「それ面白いですね」と、このままいくことに…。
機材の調整を終えた伊藤友香さんも加わり、いよいよ本番である。
イヤホンを耳に当てると、あの小堀さんの声がその場に居るように
聞こえてくる。
「今どんなものを描かれているんですか?」照屋舞子さんの
質問に「はいまん彩という俳句と漫画と彩墨画の…」自分の声が
聞こえてくる…しかしその後は何を言ったのかよく覚えていないのである。
ただ照屋舞子さんが、筆マンガ「はいまん彩への道」の一部をピックアップ
して取り上げてくれたのと、私の「さすらいの俳漫彩師となってどこかに
現れ、去った後には一枚の絵が…」なーんて言ったような言わないような…。
二人のレポートドライバーは、鮮やかなオレンジ色のデザインを施された
レポートカーに乗って去って行ってしまった。
それは束の間の出会いだったが、私の人生にひと時のきらめきを刻んで
行った天使に思えた。
感心したのは、二人の仕事ぶりである。部屋に俄か仕立てに掛けてあった
絵を、一つ一つ丁寧に見て感想を述べていただき、本番前の
緊張をほぐしてくれたのでした。ハートを感じました。
照屋舞子さん、伊藤友香さん貴重なひと時を
ありがとうございました。
追伸
その日の夜、早速レポータードライバーのブログを覗くと、
載ってました。テカッた顔の私と作品をはさんで、ニッコリ微笑んでいる
照屋舞子さんの写真付きで。「これからも応援してます!」