つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

おやじガンバ!

2006-12-09 06:40:36 | ちょっとした出来事
最近「がんばれ」という言葉が敬遠されるようになってきた。
「がんばれ」と言われるということは、つまり頑張りが足りないから、
もっと頑張れということになるので、言われたほうは「こんなに
頑張っているのに…」と辛くなるようだ。

うちの会社では、トラックの配送をするドライバー
が10人前後いるのだが、どうしても人手が足りない
ので、他の運送会社に応援を依頼している。

2社あるのだが、その内の1社も人手が足りないのか、
新人がやって来たりする。

女性の場合もあるし、60才前後のおじさんの
場合もある。女性は30代と若い人が多く、けっこう
テキパキと動きも機敏だ。

しかしおじさんはモタモタしてて、動きが悪い。
何人か入れ替わったのだが、皆一様にモタモタ。

当然仕事も遅く、待たされるとイライラ。
同じおじさんとして、こんなにも頭が硬直してしまうのか、
と、その動きの硬さ遅さに愕然としてしまう。

そして、自分は違うと思いつつも、もしかしてそう見えているのかも…
と、身につまされてしまう。
しかしながら、同じおじさんとしては、つい「もっとがんばれよ」
言いたくなってしまうのだ。

うちの会社にも何人かのおじさんが、入っては辞めたのだが、
一様にがんばれない。仕事の内容もさることながら、
対人関係で、がんばれないことが、けっこう大きな原因になっている。

仕事のモタモタぶりを、パートのおばさま達の舌下攻撃に合い
あえなく撃沈してしまうのである。
パートのおばさま達は、味方に付けるとこれほど心強いものは
ないが、敵に回したら恐るべき難敵となるのだ。

以前そのパートさんの口撃に討ち死にしたおじさんは、
辞めるその日に一番口撃を受けたパートさんに向かって、
「このKUSOBABAーーー!」と一言言い放って辞めていったという。

ああ…そんな元気があるんなら、もうちょっとがんばればァ…
と言いたくなってしまうのだった。

かくしてワタクシは世のおじさん達に「がんばろうゼ!」
と自分を含めてエールを送りたい。ヤッパこれか



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする