元来、俳句誌や結社誌などに載っている一句鑑賞というのは、
何やら俳句を説明しているようで、あまり好きではなかったのだが、
わたしなりに、「はいまん彩」についてつぶやいてみたくなってしまった。
時折、作品の紹介がてら、勝手に「はいまん彩の向こう側」を
つぶやきますので、よろしく!
“飛行機の翼を飛魚見てしまう“
issei
実際のこの絵には、この一句が筆文字で、書かれている。
今から20年近く前の、初期の頃の作品で、句については
別に言うほどのこともないのだけれど、飛魚が飛行機を
見てしまった、というだけの、そのままの句である。
御承知のように、飛魚という魚は、鰓(えら)ビレが発達していて、
敵に追われたときとかに海面を飛び出て滑空飛行する。
20~30メートルは飛べるのだ。
わたしがまだ子供のころ、小型船に乗っている時、飛魚が
甲板に飛び込んで来て、あわれ甲板の上でパタパタはねていた
記憶がある。ヒレは透明で、きれいなトンボのような感じだった。
以来飛魚は好きな魚になった。
「魚で飛べるのはオレたちだけだぜ」というプライドを持っていたか
どうか実際にはわからないが、(笑)海中海上を見ることができる
希有な魚には違いない。
そんな飛魚にとって、垣間見た飛行機は、どんな存在に
映ったのだろうか…。
ほかに
鰭(ヒレ)翅に変わりて飛魚(とびお)陽に焼かる
issei
何やら俳句を説明しているようで、あまり好きではなかったのだが、
わたしなりに、「はいまん彩」についてつぶやいてみたくなってしまった。
時折、作品の紹介がてら、勝手に「はいまん彩の向こう側」を
つぶやきますので、よろしく!
“飛行機の翼を飛魚見てしまう“
issei
実際のこの絵には、この一句が筆文字で、書かれている。
今から20年近く前の、初期の頃の作品で、句については
別に言うほどのこともないのだけれど、飛魚が飛行機を
見てしまった、というだけの、そのままの句である。
御承知のように、飛魚という魚は、鰓(えら)ビレが発達していて、
敵に追われたときとかに海面を飛び出て滑空飛行する。
20~30メートルは飛べるのだ。
わたしがまだ子供のころ、小型船に乗っている時、飛魚が
甲板に飛び込んで来て、あわれ甲板の上でパタパタはねていた
記憶がある。ヒレは透明で、きれいなトンボのような感じだった。
以来飛魚は好きな魚になった。
「魚で飛べるのはオレたちだけだぜ」というプライドを持っていたか
どうか実際にはわからないが、(笑)海中海上を見ることができる
希有な魚には違いない。
そんな飛魚にとって、垣間見た飛行機は、どんな存在に
映ったのだろうか…。
ほかに
鰭(ヒレ)翅に変わりて飛魚(とびお)陽に焼かる
issei