一応我が家では、みそ汁は絶やさない。
とはいっても、レパートリーはいたって少なく、
豆腐、なめこ、あおさ、の三種類をローテーションで
回していて、これらを切らしたときは、あるもので
作っている。
で、九州出身なので、白みそが中心になるけれど、
最近は、合わせみそ、赤みそなどにも、たまには
チャレンジしている。
ダシは、化学調味料や白だしを使っていたが、
最近は煮干しになった。
煮干しを使ってみると確かに旨いので、以来
続いているが、煮干しは煮立った後も取り出さず、
カルシウム摂取にポリポリ…。
しかし、遠慮のない身内らは、やれ「ちょっと苦味が…」だの
「煮干しの頭が口にさわる…」だのとうるさいので、そのつど
修正を余儀なくされている。
今は、苦みをとるために煮干しの内臓を全部
取り除き、頭は網カゴに入れて、ダシを取った後
取り除いている。
まあ、みそ汁でさえこうなのであるから、料理全般に
いたっては、変転の繰り返しである。
そのつどレシピを書き直しているので、なかなか
覚えられないでいるのだ。
「じゃかましー!」とちゃぶ台をひっくり返しても
いいのだが、それでは身内らに我慢を強いて、
お通夜のお食事タイムになってしまうし、
自分の進歩も止まってしまう…とまあ、忍の一字…。
何年かかるかわからないが、いつの日か…
鼻歌を歌いながらテキパキと作れる日が、
来ることを祈りつつ…がんばりまっす。
来るかなあ…。