「むあ~~」真央ちゃんの演技を見た後に、
声にならない声が出てしまった。
想定していた最悪の結果を超えてしまったからだ。
正直、何といっていいかわからない。
瞬間に感じたのは、「可哀相…」という哀しみだった。
最後の舞台で、結果いかんにかかわらず、悔いのない
演技をするのが、真央ちゃんにとって何よりの
はずだったのが、その真逆になったしまったからだ。
恐らく、思っていた力の半分も出すことが
できなかった気分だろうと思う。
よく、オリンピックには魔物が棲んでいる。などと
言うが、まさしくその魔物が顔を出したのである。
魔物の正体は、強い責任感、チラつく金メダル、
各国応援の怨嗟、怨念、憎悪、罵倒…など、
形にならないものの蠢くエネルギーが襲いかかって
いるに違いない。
それに、各国のメディア、マスコミによる加熱した
取材攻勢。中には、取材班による嫌がらせなども
あるやに聞く。
どんな結果にも、真央ちゃんに「お疲れさん、
そしてありがとう」というつもりだったが、この
不燃に対してホントに掛ける言葉が
見つからないというのが正直なところだ。
こちらの心の整理も必要になってしまった。
しかし、もはや終わってしまったことなので、
気持ちを切り替えて、きょうは新たな
気持ちで、真央ちゃんにエールを送りたいと
思うのです。
頑張んなくてもいいよ真央ちゃん!
最後は楽しんで!