「よかった～」とは、もちろん冬季五輪女子
フュギュアスケート真央ちゃんのフリーのことである。
前日のショートを見て、正直フリーでの真央ちゃん、
ちゃんとした演技はとても無理なのでは…と、
思い、ＴＶは見ないと決めて布団にもぐりこんだのだ。
しかし、中々寝つけず、結局観てしまったのである。
当然ながら、観てよかったのだ。
最高の演技で、終わると同時の真央ちゃんの
涙に布団の中でもらい泣きしながら思わず
拍手を送ったのだった。
それにしても、真央ちゃんの恐るべき精神の
強さに感服してしまった。
ショートでの演技を見て、完全に心身の
バランスを崩してしまってると思ったのが
前日なのである。これが次の日に完全に
立ち直るとは考えなかったのだ。
しかし、見事にこちらの予測を嬉しく裏切って
くれたのだった。
試合は、わたしが望んでいた通り、トップスリーの
ノーミスガチンコと対決となって、キム・ヨナ選手が
金かと思いきや、地元ロシアのアデニナ・ソトニコワ選手が
かっさらってしまった。
正直に感想を言わせていただけば、キム・ヨナ選手は
完ぺきだったと思う。
オリンピックにそのようなものがあるのかどうか知らないが、
ソトニコワ選手が地元ロシアであったということが、不利に
働いてないことだけは確かなようだ。
しかしまあ、これは開催国に追い風が吹くのは、さほど
珍しいことではないので、次回韓国開催であることを
考えれば…当然また風向きが変わるかもしれないので、
お互い様、ということになるでありましょう。
それにしても、改めてキム・ヨナ選手には恐れ入った。
ラスト演技にも平然として、力を発揮しているし、
銀という結果にも、終始にこやかな笑みを絶やさなかった。
真央ちゃんはいいライバルを持ったものだと、
改めて思わされてしまった。
できれば、トップスリーの一角で真央ちゃんも、
ノーミスガチンコ対決を…と、思ってしまったが、
まあ、もう言いますまい…。
真央ちゃんお疲れ様でした、そして感動を
ありがとうございました。
とりあえずは、ゆっくり休んでください…。
