カメラマンの感写さんと菜の花酒を酌むべく
豊川のギャラリー喫茶「奈邪」で落ち合った。
昨年秋以来だったが、マスターも元気な
表情と顔色で、安心した。
途中で、同じく感写さんのカメラ仲間の
Oさんも加わり話に花を咲かせた。
Oさんは能登へ行ったとかで、お土産に
何と、純米酒「おやじの手造り」なる今年の
3月製造の出来立てのほやほやの地酒を
いただいたのである。
てっきり3人で飲むのかと思いきや、Oさんは
合流しないというので、ちゃっかりお酒だけ
いただいて二人で、佐奈川へと向かった。
桜並木は、満開を若干過ぎた感じで
あったが、花見には十分の桜で、
菜の花酒というには桜に申し訳ない
ほどだった。
きょうの気温は、ちょっと肌寒かったが、
思ったほどではなく、日頃の行いよろしきか、
このところの雨男返上で、天気も上々であった。
例によって、佐奈川べりにあるスーパーで
とりあえずの缶ビールと酒の肴を調達
して、佐奈川へと向かった。
今年の菜の花は、昨年と比べて
多く高く深く咲いていて、見事な
黄色絨毯を敷き詰めていた。
その菜の花の一角に陣取り、早速
とりあえず、缶ビールで乾杯をし、
Oさんから頂いた純米酒を空けた。
菜の花と桜のコントラストが見事で、
さすが、皆さんほっとかずに段々増えて、
今日の人出は昨年よりかなり多い感じだ。
家族、グループ、カップル組に混じり、
我らオヤジ二人組…いやいや純米酒で
参加のOさん(ちなみに女性です)と三人組も、
菜の花桜酒を酌み交わした。
呑みはじめたのが、正午ごろなので、
真昼の太陽の元の贅沢な酒宴は、
五臓六腑といわず、四肢隅々にまで
酩酊の域を広げてくれたのだった。
感写さん、そしてOさん素敵な一日を
ありがとうございました。