いつも行くスーパーで、5個袋詰めのナスを買ってきた。
とりあえず、ナスとピーマンのシチリアーノという
スパゲティーを作るべく、ナスを包んでいた
ビニール袋をあけた。
すると、ななんと5個入っているうちの3個が
外から見てもわかるほどほど色変わりしているではないか。
試しにちょっと切ってみると、中も完全に汚い色に
変わってしまっている。
1個など、触ってもぶよぶよでとても食べれる
しろものではない。
2個は、ピカピカに光った真新しいやつなので、
あきらかに意識して混ぜ込んであるのだ。
さすがに、穏やかで、世界平和を常に願っている
平和主義のわたしでも、眉間に稲妻が
走ったではないか。
現物を野菜売り場の店員の鼻面に突きつけて、
「これはないだろうー!」と文句の一つでも
言ってやろうかとも思ったが、安物に目がくらみ、
しっかり見てチェックしなかったこちらにも非があるので、
きっと誰かが言ってくれるだろうと、グッとこらえた。
しかしながら、いつもおいしい掘り出し物の魚を
揃えてくれる店なので、かなり好感を持っていた
店だっただけに、ちょっと裏切られた感じがした。
やっぱり、どう間違っても食品売り場が、食べれない
ものを客に売ってはいかんよねえ…。