新庄監督がもたらしたもの

今度、野球の日本ハムの新監督に
新庄剛志氏が就任した。

正直、最初は無いなあ、とも思ったが、
つらつら新庄ビックボスの言動、
行動の経過を見ているうちに、
プロ野球⚾️のプロという部分を思った。

プロ野球も勝負事なので、当然勝利を
目指して、戦うのであるが、勝つため
のみの野球⚾️ばかりになっているのでは
ないか、と思えるのだ。

我が中日ドラゴンズは、落合博満監督の
頃、この勝つばかり野球で、勝率を上げ、
常勝野球を誇ったが、客足は伸びなかった
のである。

勝率最優先で、野球の面白さ、魅力が
薄れ、効率優先のアマチュア野球っぽく
なってしまったのかもしれない。

プロ野球は、観客あってのプロなので、
新庄ビッグボスの持ち込んでいる
エンターテイメント性を、真剣に
見つめ直す必要があるのではないだろうか。

来年、中日は新庄ビッグボスと正反対と
評されるPL学園出身の立浪監督の元、
シーズンを戦う事になる。

面白いのは、どちらも魅力ある野球を
目指している事だ。

極端な二人が、どのように魅せる野球を
やっていくのか、二人して、切磋琢磨
して、野球の魅力を追求すれば、その
先に見えてくるものが、ある筈である。

一番問題なのは、そのことに球団、首脳陣が
気づいてくれるかという事である。

新庄ビッグボスと立浪新監督の実績次第で、
球団関係者の目からウロコ…となることを
祈る🤞

「剥がれ落つ　今この時の　薔薇の艶」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　issei