かなぶんの 蕊に眠りて いかな夢
issei
誰しも、日々の疲れを癒す、健やかな眠りを
欲しいと願っていると思うが、中々そうは
いかないのが現実である。
しかし、わたしは見たのだ、カナブンが
花の蕊(しべ)の真ん中に花粉にまみれて、
ピクリともせずに、眠りこけているのを…。
まじまじと見つめながら、これ以上の
幸せな眠りがあるのだろうか…と
心底羨ましいと思ったのである。
絵の方は、追憶の中でコガネムシを描いたの
だが、(図鑑では、コガネムシとカナブンは
違うのだが、総称でカナブンと言っていた)
どうやら正体は、コガネムシ🪲の
仲間で、その名もハナムグリという羨ましい
名前の昆虫だったのだ。
ああ…一度でいいから、あんな最高のベッドで
眠りこけたら、どんな夢を見るだろうか…w