てんと虫 葉先に命 しなわせり
issei
近くの緑地公園を散歩していた時、
ふと見ると、てんとう虫が葉っぱを
よじ登って行くのが見えた。
近くに寄ってじっくり見ていると、
葉先近くになった時、ゆっくりと
葉先がしなったのである。
この時、微かな衝撃が胸に広がった
のだ。
あんな小さなてんとう虫🐞を乗せた
葉先のしないに、命の重さを感じたのである。
前々回には、糸とんぼの幽けき魂を
感じたが、てんとう虫には命を感じたのだ。
当然なのだが、みんな生きている、という
生命の育みの実感を、同じ生きものとして
共感できたのである。
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