つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

信条の言葉

2021-09-21 09:36:47 | つらつら思うこと
「練習は俺を裏切らない」とは、
プロ野球前巨人軍ピッチャーだった
西本聖氏の名言だった。

彼は、この言葉を信条にして、
ピッチャーとして、165勝の戦績を
残したのだ。

この名言は、自分の技術の研鑽から、
滲み出てきた言葉なので、プロとして
どんな道にも通じる説得力がある。

こちらも、俳句などかじってるせいで、
名言、名セリフなど大好きなので、
あのような名セリフなどが、自分にも
無いものかと考えてみた。

今、登録サイトで、ペットの肖像画などを
描かせて頂いているので、例えば、西本氏の
言葉をそのまま当て嵌めると、絵の場合、
練習に匹敵するのは、習作ということになる。

これをそのまま当てはめれば、「習作は
俺を裏切らない」ということになる。

なるほど、これはこれで成り立つようだが、
絵などのアート部分というのは、アスリート
の練習の積み重ねとは、また違ったものなので、
ちょっと違和感も感じてしまう。

特に、絵の依頼を受けて描く場合、
自分では、依頼者に誠意を尽くす、
ということを信条としてやってきた
ので、これをあの言葉に当てはめてみると、
「誠意は俺を裏切らない」ということになる。

しかし、これも何だかちょっと…と
いう感じだ。

それに加えて今は、絵を描くにあたって、
丁寧というのを、常に意識しながら描いている。

特に、仕上げの最後のプロセスに、それを
念じるようにしながら、描き上げているのだ。

最後の最後は、寝不足などで、疲労も
ピークになってくるので、見落としや
加筆不足などが生まれやすいのである。

何度も見直して、「もう何もやることが無い」
というところまで追い詰めて、完成!
となるのだ。

そうしないと、例え依頼者にOKを貰っても、
原画を渡した後で、気づいたりして、
なんとも言えない悔いが残るのである。

そう思うと、「丁寧は俺を裏切らない」と
いうことが当てはまって、これはこれで、
割としっくりくるではないか…。

しかし、我が胸に沁み入る言葉としては、
どうなのか…つらつら考えてみたが、
どうもよそ様の拝借のようで、釈然と
しないのだ。

丁寧のもたらすものは、やるだけやった
という充足感なのである。

結果、悔いが残らないのだ。

なので、丁寧は…悔いが残らない…と
いうことで、「丁寧は悔いを残さない」
ウム…これかな…。

というわけで、今の我が信条の言葉
としては、「丁寧は悔いを残さない」
に決定致しました。

でも考えてみると、丁寧な作業は当たり前
ですよね、結局は、当たり前を当たり前に
キッチリやることが大事ってことに落ち着き
ましたデスw







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