つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

一人酔い

2008-08-06 04:22:41 | 
相変わらず暑い日が続いているが、なんとか夏バテもせず
がんばっている。

やっぱりこんな暑いときはビールだ。
だいたい晩酌とやらはまあ休日の休肝日週2日(当然守れないことも多々)
をのぞいてはやっている。
特に暑い夏はビールを飲まずにいられないのである。

仕事の後のこの一杯のアルコールなしでは、生きていけそうに
ないぐらいの感じなのだが、周りを見ると毎日浴びるほど
飲んでたやつが体をこわして飲まなくなってもけっこう
元気にやっているとこをみると生きていけるらしい。

しかし人生はただ生きればいいというものではないのだ。
仕事を終えての一杯は潤滑油をはるかに上回っている気がする。

特に家で飲むときは、自分の作ったオールディーズのベストアルバムを
聴きながら飲んでいる。

酔うほどに好きな曲と一体になっていって、一種の自己陶酔に
陥るのである。これはいわゆるひとつの桃源郷というやつなのかもしれないのだが
今のとここの酔い方にはまっている。

これも仲間たちと飲んだりするとまた全然違って、それはそれでいいのだが
世間の雑多から逃れての一人酔い、いやあいいもんです。ハイ



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反省会

2008-08-05 04:40:22 | 絵・まんが
今年の5月画友M氏と絵の展示会をやったのだが、
終わったときに、「今度反省会やろう」と約束していた。

この間M氏から電話が来て反省会をやろうということになった。
普通なら一杯やりながら、ということになるのだが彼は下戸なので
お茶をしながらの反省会となった。

彼は、展示会への来場者は過去最高だったが、「絵がぜんぜん売れなかったネエ」
というのが今回の反省点として上げた。彼は全ての絵を売りたいのである。

そしてわたしの展示に対して「絵を売るのかそれとも本にしたいのか
ちょっと中途半端でわかりにくかったねえ」と指摘してくれた。

これはまったくその通りだと思う。今回は一部の絵に値段を付けたのと、
小さな(ハガキ大・もう1つ上の2Lサイズ)の額入りの小品(千円)
を並べて販売したのである。

これはちょっとやってみようと思って、やったことなのでそれは
いいのだが、彼が言うには本にするのが最大の目標なら「それを
前面に押し出してアピールしなきゃあ」と言うのである。

アピールしてれば必ずどこかに引っかかったり、いい情報が
もたらされたりするというのである。

なるほど、確かにそうかも知れないなあと納得するばかりだった。
値段を付けた絵は1点が売れ、小品は約20点がたちまちなくなってしまった。

以前展示会に来てくれた人が、記念に絵がほしいと言われたのがきっかけで
コピーした小品を販売したのである。

この小品はまあこれでよかったのかもしれないが、皆さんに千円
という負担をかけるので、どうももう1つしっくり来ないところがあったのだ。

絵を記念に差し上げるのなら、ポストカードぐらいでいいのでは…と
思った次第である。

とにかくわたしの現在の目標は本にしたいということなので、
今回の反省点として、絵に値段は付けない・小品は全面的にポストカードに
切り替える。などなどであった。

やっぱり絵に値段を付けるのはどうもわたしにはなじまないので、
今回を最後にしたいと思う。

どうしてもと所望される方があれば、本にする作品リストに入っていなければ
お好きな絵段で差し上げるつもりである。

反省会は終わり、彼を家まで送って暑い日差しの中、帰途についたのだった。
またまっしょ。

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最後の一葉

2008-08-02 05:20:49 | ちょっとした出来事
今年は約130枚の暑中見舞いのハガキを出した。

会社では、顔を合わせると「暑中見舞いウフフ」と受け取ったことを
笑みで返す人や、「子供がハガキのデザインをすごく喜んでいた」とか
様々な反応が返って来た。

いつも思うのは年賀状などもしかりなのだが、一枚のハガキが
届いた先の人の心をノックしているような感じを受けるのである。

受け取ったときまさしく営業のダイレクトメールみたいに挨拶の
印刷だけでは心をノックすることはできない。

一枚一枚出す人を思い浮かべ、必ず自筆で書くようにしている。

そんな中で、すべて出し終わったと思っていたら、一枚だけカモメールが
残っているのがあったのだ。

さあて親戚にでもだすかな…と住所録を見ようとしたのだが、
まてよ、Oヘンリーの名作に「最後の一葉」というのがあるではないか
と、ふと思い出した。

病気で失意のままベッドに横たわって窓から眺める枯葉が
すべて木から落ちてしまったとき、自分の命も尽きると信じ込んでいる
人のために命を懸けて自分で描いた葉っぱを木にくっつけていたという
話である。(だったと思う)

このハガキはまさしく最後の一葉ではないか、とやや無理やりながら
こじつけてみた。

どうせなら出すのも無理な相手でも考えてみるか…と思いを
めぐらし、おうそうだこの人に出してみようと思い立ち印刷した。

実は名前は知っているが住所を知らないので、ポストに
投函することはできないのである。

それは果たして誰なのかナイショなのだが、その人の名前を書いて
出したつもりで、保管してあるのだ。

さあて出しもしないこの最後の一葉は相手の心をノックするこたができるのか
できないのか…なーんてひとりで楽しんでいるのである。(Ahoだよなあ)


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