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ぽかぽか春庭「ビックリスマスコンサート」

2013-12-21 00:00:01 | エッセイ、コラム
2013/12/21
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十三里半日記12月(7)ビックリスマスコンサート

 12月15日、池袋の芸術劇場で、ビックリスマスと銘打ったコンサートがありました。中島啓江、江原啓之、渡辺真知子という、いったいこの組み合わせは何なんだと、首をかしげながらも、私が出かけたのは、ジャズダンス仲間のミサイルママが区民合唱団の一員として出演するからです。

 合唱団の指揮指導を続けている坂本和彦さんの音楽事務所に所属するG.dream21というオーケストラ。女性ソリストが22人集まってオーケストラを結成した、というチームです。予定の演奏曲目として、ボレロ、リベルタンゴ、ダニー・ボーイ、アメージング・グレースなどが並んでいましたので、女性オーケストラによるソフトミュージックの合間に坂本先生とゲストのトークでつなぐ構成なのだろうなあ、でも合唱団は何を歌うんだろうと思って出かけました。

 最初は、「女性オーケストラによる女性を主人公にした音楽」カルメン、江、篤姫など、物語や歴史上の女性のうち「強い女性」がテーマです。司会&指揮の坂本先生はテレビを見ないそうで、「江は、13代徳川将軍の奥さん」と紹介していました。観客の多くは中高年女性です。女性が主人公の大河ドラマが大好きな年代の奥様方が大半ですから、「あらあ、違うわよね」と、ざわついていました。坂本先生は、NHK大河ドラマのテーマ曲ばかりを集めたコンサートも指揮したことがあるそうです。

 休憩をはさんで、第2部は合唱団も登場し、「もろびとこぞりて」などプログラムにないサービスのクリスマスソング。ミサイルままは合唱団のいちばん後ろの列でしたが、「今回はクリスマスだから、いつもの黒いロングスカートに白いブラウスという定番の衣装のほかに、光り物を身につけていいっていうお許しが出たの」と、おしゃれしてきて、歌声にも気合が入ったようすでした。

 第二部は、ゲスト3人が順にうたいました。渡辺真知子「かもめが翔んだ」、中島啓江「アメイジンググレイス」は、予想通りの曲目でしたが、江原啓之、私はスピリチュアルなんたらという活動しかしらなかったので、「オペラ歌手もしているんです」というのを初めて知りました。

 「2015年に大阪で夕鶴を上演するんですが、私は運ずの役をやります」とオペラ歌手として実力があることを強調していましたが、私はあまり江原さんの声が好きじゃなかった。ちょっと魅力に欠ける声のように思いました。会場には熱狂的な支持者がいるらしく、私の一列前の女性は一曲おわるたびに立ち上がって「一人スタンディングオベーション」をやり「ブラボー」と声張り上げていました。腕には天然石ブレスレット。なんだかいかにもの信者っぽい人なので、ちょっと興ざめしました。どうも、私はこの手の熱狂に醒める人なので。
 彼のスピリチュアルに共鳴する人にとって、すばらしい歌声に酔いしれることができるのでしょうが、まあ、声というのはすきずきですから。

 最後の曲は合唱団とオーケストラの共演で「ボレロ」。クレッシェンドの大盛り上がり、大迫力で終わりになりました。ああ、でも私はボレロはやっぱりバレエとともに味わいたい。

 年忘れのコンサート、せわしない年末に心楽しいひとときでした。

<つづく>
コメント (2)
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