
2013/12/26
ぽかぽか春庭ブックスタンド>2013年9月~12月の読書メモ
@は図書館本 *は図書館リサイクル本 ¥は定価で買った本 ・はBookoffほか古本屋の定価半額本&100円本。
<日本語・日本言語文化論>
・阿辻哲次『漢字社会史』1999PHP新書
・濱口恵俊編『日本社会とは何か』1998NHKbooks
@A・ゴードン『ミシンと日本の近代』2013みすず書房
・加藤周一他『日本文化のかくれた形』1991岩波同時代ライブラリー
<小説 戯曲 ノンフィクション>
・井上純一『中国嫁日記一、二』2011、2012 エンターブレイン
・大江健三郎『二百年のこども』2003中央公論新社
@井上ひさし『言語小説集』2012新潮社
@井上ひさし『わが友フロイス1999文藝春秋
・藤沢周平『橋ものがたり1999新潮文庫
<評論 エッセイ>
・長森光代『ブルゴーニュの村便り』1983中公文庫
・林直美&篠利幸『シエナ-イタリア中世の都市』1998京都書院
・関川夏央『司馬遼太郎の「かたち」―「この国のかたち」の十年 』2003文春文庫
・澤地久枝『家計簿の中の昭和』2009文春文庫)
・須賀敦子『地図のない旅』1999新潮社
・司馬遼太郎『神戸横浜散歩・街道をゆく21』1988朝日新聞社
・司馬遼太郎『沖縄先島への道・街道をゆく6』1978朝日新聞社
・齋藤愼爾『寂聴伝―良夜玲瓏』2011新潮文庫
・村上春樹『遠い太鼓』1997講談社文庫
* 安冨歩 『生きる技法』201青灯社
・藤森照信『日本の近代建築 上・下』1993岩波新書
・藤森照信『建築探偵奇想天外』1997朝日文庫
・藤森照信『アール・デコの館―旧朝香宮邸』1993ちくま文庫
・東京建築探偵団『建築探偵術入門』1991文春文庫ビジュアル版
@内田青藏『お屋敷散歩』2011河出書房新社
@五十嵐太郎『現代日本建築家列伝-社会といかに関わってきたか』2011河出書房新社
@増田彰久『西洋館を楽しむ』2007ちくまプリマー新書
@増田彰久『棟梁たちの西洋館』2004中央公論新社
@阿部編集事務所『東京古き良き西洋館へ』2004淡交社
@亀田博和『教会のある風景』2000東京経済
今年後半の読書もまとまったものは読めず、いきあたりばったり、電車の中で読むのに手軽な文庫本ばかり。古本屋の百円本や3冊200円なんて本を適当に買って読むので、まとまったテーマにはなりっこない。
それでも図書館で借りた本は、建築本をまとめて借りました。これまで「見ること優先、なまじっかな知識は不要」と思ってきた建築関連の本をいくつか読みました。それでこれから先の建物散歩がより楽しくできるかどうかはわかりませんが、とにかく建物の写真を見ているだけでも面白かったです。
たとえば、年末にライトの自由学園明日館と遠藤新の自由学園講堂を見たとき、藤森照信の「日本の近代建築」や「現代日本建築家列伝」を読んだあとで見たので、ライト遠藤の師弟関係の意匠の系譜などをよりくわしく見ることができたと思います。
来年も読む時間は電車のなかでしょうけれど、電車の中で寝てしまうことが多くなった今日この頃、どんな本とめぐりあうのか、楽しみにして新しい年を迎えましょう。
<おわり>