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ぽかぽか春庭「桜吹雪の中で」

2016-04-10 00:00:01 | エッセイ、コラム
20160110
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2016十六夜さまよい日記4月(2)桜吹雪の中で

現在の私が、なにかひとつ「だいじなもの」を抱えて写真におさまるとしたら、何を抱えるでしょうか。
 やはり、「物」は思いつきません。なにより大事な「家族」と「いままで過ごしてきた年月のすべて」が私にとっての宝物なのです。
 むろん、ミャンマーですごした日々の思い出も、私の宝物です。

 シェエダゴンパヤーにて。ロンジースタイルの娘と、どうしてもロンジースタイルになりたくない、と言った息子のツーショットです。せっかく息子用のロンジーを買っておいたのに、、、、。

シュエダゴンパヤー前の娘と息子


 息子がロンジーを拒否したのは、私が「ロンジー履いていれば、ミャンマー人に見えて、外国人入場料金8ドルを払わずにすむかもね」と言ったからです。車が一台も見えなくても、赤信号では絶対に渡らないという規則遵守の息子なので、「ぼくは、ジーンズで行く。外国人だから、外国人料金を払う」と言って、一人で料金所に払いに行きました。結果、係員に「おまえたち、3人とも外国人だろう」と言われて、ロンジー着ている娘も私も8ドルずつ払うことになりました。
 こういう「決められたことは絶対に守る」というのは、夫の遺伝です。私は、「まわりに人がおらず、車が前後にないなら、赤信号でも渡って良い」という考え方なのに、へんなところが夫に似ました。
 でも、そんなおかしな家族が私の宝物なのです。

 タカ氏はこれまで25年間続けてきたタイ語学習を終わりにして、これからの25年間はミャンマー語を勉強したいと言っていますので、ミャンマー文字練習帳やらミャンマー語の絵本やらをおみやげに買いました。あと、息子が着用拒否したロンジーも、息子は持って帰りませんでしたので、「あなたのために買ったのよ」と言って、タカ氏へのおみやげにしようと思います。まあ、これくらいの「赤信号でも渡る主義的誠実さ」が、私にはちょうどいい。十波羅蜜のUpaya ウパーヤ日本語訳「方便」は、「嘘も方便」というありがたい徳目になっていますし。

 4月10日は、姉の命日「桜吹雪忌」です。ハラハラと散る桜を見ていると、姉と過ごした日々、三姉妹が両親とすごした日々が思い出されます。
 私が過ごしてきた時間のすべてが私には宝物です。

<つづく>
コメント (2)
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