
「唐獅子図」狩野永徳
20190101
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2019十九文屋日記正月(1)謹賀新年2019
みなさま、明けましておめでとうございます。
本年も、春庭Annex日常茶飯事典へのご来訪、こころよりお待ち申し上げております。
十九文屋とは、江戸の昔、道端に露天を広げ、櫛、髪飾りなどの小間物を、十九文均一で売った店のこと。現代の百均店にはなかなかの品質のものもそろっていますが、江戸の十九文屋といえば、安物の代名詞。
これやこの、春庭の書き散らす文も、十九文の文。安物の一覧ではございますが、中には百均店で「え、これが100円で買えるの?」という掘り出し物に巡り会うことも無きにしも非ず。とはいかないかもしれませぬが、当たるも八卦、あたらぬも八卦、なにとぞご高覧のほど、よろしくお願い申し上げます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
江戸の安物ウリ十九文屋「なんでもよりどり」と書いて、枕、櫛、人形、お椀、重箱など、19文~36文で売っていました。

<つづく>