KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

つつじの返り花

2021年11月25日 | 俳句
天気 晴

朝、日の出の頃にラウンジの大きなゴミ箱へゴミを捨てに行くのが日課になっている。ついでに富士山を拝す。昨日と同じ富士山が見え、ここは4階なので、見下ろす町並みの屋根が白い。水霜が降りたようだ。スマホで確かめたら、地元の気温が4℃になっていた。
天気予報の最低気温は東京は7℃、とのこと。都心とこちらでは冬の最低気温は3~4℃の差がある。

午後、通院日。この先の治療方針を決める日で、あまり気が進まない。もういいよ何もせずに生きていくから・・と言いたいが、苦しむのはイヤ、というわがまま者なので困る。ひとまずは、ドクターの方針は聞かなくちゃ。
という、病院前の写真。

躑躅の返り花が咲いていた。躑躅やサツキの返り花はよく見かける。

何だか力づけられる気分になれた。

結局、もう一度だけ、試してみよう、という方法を提案された。心臓にはさほど負担はないらしいが、すでに始まっている膠原病の間質性肺炎は悪化のおそれが五分の一くらいある、という。まあ賭けでしょうか、と言うと、そうですねえ、と。・・ほっといてもいいけれどドクターの軽い話し方に乗っかってしまったようだ。
帰りの足元は・・

美しき落葉と虫喰の落葉   KUMI
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そろそろ冬空

2021年11月24日 | 俳句
天気 晴

久々に富士山も丹沢山塊もすっきりした朝、でももっと増えているかと思った雪はほどほどのままだった。朝の冷え込みはそろそろ冬本番の近づく気配だ。冬は、朝の青空から始まる。でも、昼間はまだまだ暖気の残る11月。

夕方も、富士山はすっきりと夜を迎えるようだった。

今日も睡魔と闘って、でも何とか眠らずに過ごせた。とはいえ、眠いので本も読めず、細かいことのあれこれも出来ず、三食だけが楽しみのような・・
で、その食事の時に出るほうじ茶が・・昨日の夕飯の時から水道管の消毒薬のような臭いがする。私は、自分でもイヤになるくらい水の匂いと味には凄く敏感で、味噌汁にも同じようなニオイが残っていた。味噌汁は何とか味噌の匂いが強いので飲めたが、お茶の方は、口元へ運んだだけでウっという不快さ。
まったく飲めないので、自販機のお茶を買って飲んだ。
他の人は何も言わずに飲んでいる様子なので、気にする私がおかしいのだろう、と思った。が、朝食も昼食も同じ臭い・・となるとガマン出来ずに隣の人に「お茶の匂い、変じゃない?」と聞いてみた。「そうね、いつもと違う。気持悪いから半分残したわ」
私だけじゃない、と解ったので介護士さんに言い、ついでにケアマネさんにも告げた。
何が原因か解らないが、ここは新しい建物なので水道管の老朽化なぞはない。しかも、私の部屋の水道は何ともなくて、お茶も珈琲も普通に飲んでいた。しかし・・皆、おかしな匂い、と思っても、このくらいなら・・と感じていただけなのだろうか。

たかがほうじ茶、でも毎日のこと。おやつのお茶と夕飯の時は正常に戻っていた。夕飯のあとで「やっぱり、お茶の味、変だったのねえ」と言う人が居た。おかしい、と思っても、一人で騒いでカラ騒ぎになるのは面倒だから・・、と、どんなに高齢になっても考えるのだろうか。日本人は面倒くさい。

冬夕焼け富士を離れし雲もまた KUMI
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睡魔と闘う

2021年11月23日 | 俳句
天気 曇がち後晴れ

昨夜かなり降ったので今日はすっきり晴れるかと思ったのに、雲が結構多かった。上の写真は隣の雑木林。だんだん色づいてきた。殆どの木がいずれは裸木になってしまう。

最近は、昼間も眠くて眠くて仕方がない。毎日、睡魔と闘っている。天気の悪い間だけではなく、今日のようにすっきり晴れても眠気の方はすっきりしないままだ。朝食を食べると眠くなる。昼食を食べてからが最も眠くなる。
昨日は、先日も訪問してくれた沿線の後輩が突然来たので、彼女と喋っている間は助かった。でも、そう毎日来てもらえるわけはないし・・


今日の午前中は、溜まった買い物があれこれとあり、久々にスーパーへ行き、まさか買い物しながら眠くはならない。ゆっくりすれば良いものを、そうでなくても息苦しいのにマスクしていると30分とは持たずに息が詰まりそうになる。そそくさと必要品だけ買い、帰ってきた。
風はかなり冬めいてきた。寄り道する気分になれず帰宅、部屋で息をととのえてしばらくすると、もうすぐ昼食なのに眠くなった。眠ってはならじ・・

午後も、同じような。
眠くなるとラウンジへ出て日向ぼっこ。これはかえって眠くなるので、立ったり座ったり。広島カープの応援ではあるまいし。目まいがするので、運動は出来ない。目まいがなければ太極拳で目を覚ませるのに・・


人に言えば「眠い時は少し眠れば」と言うに決まっている。でも、その「少し」でも眠ると、目覚めたときの気分の悪さが我慢出来ない。・・そして、うっかり1時間も眠ってしまったら夜、眠れなくなったり明け方に目が覚めたり。今度は睡眠不足になってしまう。
解決しない、睡魔との闘い。これも病気のうち?ちなみに、夕食のあとにはあまり眠くならない。

野良猫の来て横たはる冬日向   KUMI
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ミステリー?

2021年11月22日 | 俳句
天気 雨 時々止む

今日も青空のない一日なので、どこかで撮った空。
ついでに、イイギリの実のズームアップで撮った写真も出てきたので。


季節の変るらしい少し暖かい雨で、これが止んだら今度は本物の冬の冷気が来る? コロナ感染確認者は東京の人口からすれば、ほぼゼロに近いけれど、乾燥した寒さは、またコロナの再発になるかもしれない。韓国では、それが爆発的にやってきているようだ。人口は日本の半分より少ないくらいらしいから、韓国の感染者数などは、倍にすると日本の規模になる、と思えばいいのかも。
他国のコロナ関連の感染人数など、国の人口を書いてもらうか、10万人に何人、とかに換算して欲しい。日本と比較するのが大変。


で、韓国では、日本の異常?なコロナの下火状態を、嘘の数字だと報道しているらしい。日本政府は正確な数値を隠蔽している、検査数が少ないから数値は低いに決まっている・・などなど。
信じられないのは、日本人も同じ。でも、日本人は気持の中で、我々が感染防止に大いに協力したから・・と思っている筈だ。政府のコロナ対策はあてにならぬ、うっかり感染しても入院さえ出来ぬ、重症化したら家で死ぬしかないかもしれぬ・・という恐怖から、個人単位で努力するようになった。ワクチン効果だけではなく、その積み重ねが、現在の日本の状況になっているのではないのだろうか。そして、日本はどこよりも清潔を保つ国だ。
もし、このまま年を越すようだったら、それがミステリーの正解かもしれない。


韓国の、爆発的な患者増加のミステリーは、良く解らない。
ワクチンの希釈に失敗した「水ワクチン接種説」なるものもあるらしいが、まさか・・。でも、何故、ワクチン接種率は日本と同等なのに、高齢者の感染・重症化が多いのだろう?

ともあれ他国の流行の再発を他山の石、と思い、日本人は我慢の日々。もう収束した、コロナなんか心配なくなった、と声を上げる人の増えないことを祈るばかり。(今もそういう人がかなりの数、存在しているようだ。西欧のように集まってデモ騒ぎをあまり起こさないだけで。マスクしていても、隠れワクチン反対者かもしれない)

紅葉且つ散るや迷惑さうな鯉  KUMI
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高齢者施設のデイケア

2021年11月21日 | 俳句
天気 一時晴のち曇

小春日の青空はしばらくお別れの天気。なので、青空が見たくて写真は適当に。
ラウンジの掲示板に今日の午後、「ボランティアによる楽器演奏を行います」とチラシが貼ってあった。コロナ禍前には、結構外部からのそんな人たちの演奏などがよくあったそうだ。楽器が何なのか書いてないが、弦でも管楽器でも本物の演奏なら聴いてみよう・・と時間に会場の食堂へ行ってみたら・・エレクトーンとヴィオラの伴奏で参加者と童謡や古い歌謡曲を歌う、というボランティアだった。がっかりして、即退席。

毎日、午前はリハビリを兼ねた体操、午後は脳トレや折り紙・歌などのリクレーションを施設内のデイケアで行っている。無論、コロナ騒ぎが少しおさまった10月からの話。体操は車椅子のままでも出来るらしく、熱心に行く人も居る。レクの方も、好きなものに参加する人も居るが、多くは介護士さんに連れてこられた認知症の人らしい。
私は、どちらも行かない。月に一度のカラオケ大会も再開したが、無論行かない。高いお金払っていてもったいない・・と思っても、体操出来る元気があれば自分でストレッチでも太極拳でも出来る。脳トレなんか、スマホとパソコンで十分。その元気と暇があったら俳句でも作ります。
病気もちの自分が少し、情けなくなった。

・・と、天邪鬼ババアでございます。

一昨日、隣駅のコンコースを通っていたら、出店で木製品を売っていた。
10年以上も愛用の、鳴子で買ったマグカップが割れそうになっていて、新しくしたかったので早速1個。平たい紅茶用?のものも買った。


ここへ来る前も、木製のくり抜きのマグカップを毎日使っていた。流し台に出しっぱなしで、水を飲むとき、薬を飲むとき、家事の合間にちょっと何か飲みたいとき、など便利に使っていた。取っ手までくり抜きなので安心感がある。
入院する時の持ち物に、割れないカップ1個、と書いてある。これを持っていったら、看護師さんに「あら、いいわね。プラスチックは味気ないから」と褒められた。
平たい方は、毎朝部屋でヨーグルトを食べるのに使える。今までは、普通のマグカップで、使い難かった。

明日も雨に降りこめられるようだ。天気が、一気に冬になるのだろうか。

人声の登りくるなり紅葉谷   KUMI

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