ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

秋田県藤里町、粕毛北熊の岱「茂谷スカイラインのアオヤジロ(飽田杉)」(町指定)です!!

2022-10-21 18:32:24 | 文化財・寺社
 粕毛北熊の岱地区は、藤里町役場の北西約6kmのところ

 県道322号きみまち阪公園素波里湖線を北西へ約5.5km進むと

 茂谷スカイラインの入り口案内板が有りますので直進するように右の道へ

 茂谷スカイラインは、ここから山を越えて素波里ダムのダム湖南岸まで行くことが出来ます

 (現在では、峠の下を林道米代線の素波里トンネル(二車線の舗装道路)を通るのが一般的です)

 スカイラインに入って東へ進むと、右からの合流道路が有ります、喜右エ門岱からの道路です

 ここから右カーブ3か所め外側に

 「アオヤジロ」の説明版が建っています
   アオヤジロ
 樹高27m、胸高54cm、樹齢約100年、スギ科に属し、その葉先が黄金色をしており稀有なものである。
 また、年輪が細かく材は特殊な芳香を有し、酒樽として珍重された経緯から、昭和60年町の天然記念物に指定されている。
 紀行家、菅江真澄が当町に来訪の折(1802年)贄能辞賀楽美(にえのしがらみ)編に、アオヤジロについて次の記述がある。
 「・・・蒼弥白といふ杉の沉を採りて香とし、その音のいや高ければ、飽田椙の名も世にかぐはしう、かほり充ちたり・・」

 *樹の規模が特定されているようですが、枝先の金色のものは見当たりません・・・
  ネットの画像を確認すると、樹幹が黄色に覆われた画像が出て来ました


 周辺のスギ林は普通のスギにしか思えませんでした

 では、次へ行きましょう
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秋田県藤里町、藤琴田中「権現の大銀杏(田中のイチョウ)」(県指定)です!!

2022-10-21 13:09:34 | 巨樹・大木
 藤琴田中地区は、藤里町役場の北東約5kmのところ

 県道317号線を北東へ藤琴川に沿う様に進みます

 役場から4.5kmで「田中のイチョウ 0.8km」の案内板が有りますので左へ

 藤琴川を坊中橋で渡ると道路は右にカーブして北へ進みます

 間も無くまた案内板です0.4kmです

 次は、田んぼの中の道へ100mです

 西側の山裾にイチョウが見えません

 駐車場に入りました、鳥居の奥に太い幹が見えました

 駐車場の説明版です
  権現の大イチョウ
 樹高25m、樹幹周囲8.5m、イチョウの大樹としては稀有のものであるとして、昭和30年県の天然記念物に指定される。
 このイチョウは冬が近くなると、夜中に「ごおっ」と鳴る音響とともに一斉に落葉する。
 樹の特徴は、気根が多くあり長さ1.8m、周囲1.2mのものもある。また実際に母乳の少ない母親は気根を撫で、その撫でた手で自分の乳を触り母乳がでるようにお参りした。
 隣接の神社は田中神社だが、口伝によるとこの樹を御神木としてお堂を立て氏神にしたとされ、権現堂・蔵王とも言われていたことから権現の大イチョウと名前がついた。
 往時、弘法大師が諸国修行の時この地を訪れ、岩の間から湧いている清水の傍で昼食をとり、箸を地面に指したままその場を立ち去り、二本の箸が一本の大樹に成長したのがこのイチョウであると伝えられている。

 *盤面には大きなヒビが入って説明文が読めなくなってしまったようで、新しく張り紙されていました

 鳥居です

 権現様の社殿です

 社殿左に目的のイチョウです

 南東側から

 また説明版です
  秋田県指定天然記念物
    権現の大銀杏
     昭和30年1月24日指定
     樹高八十尺(24.2m)目通周囲二十八尺(8.5m)
 1,指定理由
  銀杏の大樹として稀有なものである
 1、由緒
  往古弘法大師が東北地方巡錫の途中、湯の沢の館に立ち寄り清水を汲んで昼食をとられ箸を地面に立てたのがこの銀杏となったと伝えられている。
 後堂宇を樹下に建て権現を勧請した。晩秋夜間大音響と共に落葉し農家は之によって作柄を占っている。
 1,注意
  樹に登ったり幹をいためたりしないこと
  樹下を荒し枝葉を折らないこと
   昭和30年5月7日
    秋田県教育委員会
    藤里町教育委員会
 
 南側から

 西側から

 北側から

 北西に伸びる大枝からは乳柱が出ています

 幹にも大きな乳柱を見る事が出来ました


 北東側から

 では、次へ行きましょう
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秋田県藤里町、大沢向山下「水神様の大ケヤキ」(県指定)です!!

2022-10-21 06:33:33 | 巨樹・大木
 大沢向山下地区は、藤里町役場の南約3kmのところ

 (藤里町役場へは、国道7号線の「道の駅ふたつい きみまちの里」から西側のトンネルを貫けたインターチェンジを下りて、県道317号きみまち阪公園素波里湖線を北へ約7kmのところにあります)

 藤琴川の左岸沿いを南へ、大沢集落入口を斜め左へ、道成りに南へ進むと

 道路左手に案内板が有ります、大沢のケヤ0.2kmです(南側から)

 「藤里町役場大沢館けやきの館を左に、月宗寺を右に見て過ぎると

 目的の大ケヤキが見えて来ます

 坂道の右手に大ケヤキです

 先側の道路脇に車を止めさせて頂きました

 南西側から

 西側から

 根元には水神様です

 北側から

 説明版です
  秋田県指定天然記念物
   水神様の大欅
    昭和30年1月24日指定
    所有者 月宗寺
 1,指定理由
  欅の大樹として稀有のもので、樹高七十尺(21.2m)、目通周囲二十七尺(8.2m)
 1,由緒
  古来千年木として地区住民に尊崇され、往古坂上田村麻呂将軍東征の際、樹下に坐し傍らに湧く千古の冷泉を汲み渇きを、いやしたと伝えられている。
 1,注意
  樹に登ったり幹をいためたりしないこと
  樹下を荒し枝葉を折らないこと
   昭和30年5月7日
     秋田県教育委員会
     藤里町教育委員会

 もう一枚の説明版です
   水神様の大ケヤキ
 樹高21.2m 樹幹周囲8.2m樹齢は不明だがケヤキの大樹としては稀有なものであるとして、昭和30年県の天然記念物に指定される。
 昔から水神様の千年木として地域住民に崇敬され、根元から湧出する泉はまだ一度も渇水したことはないが、道路の拡張などで一度は地下に埋設になった。地域住民はこの泉を水神様と呼び大切にして守りそして代々受け継いできた経緯から再び蘇り現在に至っている。
 口伝によると、坂上田村麻呂が隣町二ツ井町七座の蝦夷を平定し、更に藤琴川を逆上って逃げる敵を追って味方の軍を進めた折り、このケヤキのそばに坐り、泉の美味を褒め讃えたという。
 太平洋戦争の末期、海軍が船舶の用材として供用されようとしたが、当時の兵事係が別の大樹に案内して難を免れた。

 *案内図には、次に予定している「権現の大イチョウ」や「アオヤジロ」の文字も見えます

 北東側から

 南東側から

 南南東側から見ました

 では、次へ行きましょう
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