末崎町中森地区は、大船渡市役所の南約12kmのところ
大船渡市役所前から説明させて頂きたいところですが、今回のルート通りに陸前高田市と大船渡市に境からの説明とさせて頂きます
県道38号線の陸前高田市と大船渡市に境は、JRでは陸前高田市側の「小友駅」と大船渡側の「碁石海岸口駅」の間を長いトンネルで越えます、県道はトンネルの上を峠状に越えて行きます
*碁石海岸口駅(ごいしかいがんぐちえき)は、JR大船渡線BRT(バス高速輸送システム)のバス停留所で、平成25年(2013)9月28日の小友駅 - 大船渡駅間のBRT専用道開通に合わせて開業したもので、もともと鉄道時代に当駅は設置されていませんでした。
市境界から下り始めて直ぐ「碁石海岸あと4km」の案内板を斜め右(北東)へ
海岸沿いに降りると右側に大きな防潮堤沿いを進みます
約1.4kmの一時停止で左からの県道275号線に合流する様に東へ、防潮堤の開口部から「門の浜漁港」が見えました
約1.2kmで防潮提から離れる様に「三面椿」の案内板を左(北)への道路に入ります
坂道を上るように進むと間も無く熊野神社参道入口です
すぐ先の「三面椿」向かい側(東側)の広場に車を止めさせて頂きました
手水舎です
拝殿です
本殿です
説明版です
気仙三十三観音 二十四番札所
熊野神社熊野堂 「被災」
天然記念物の「三面椿」の古木が神社の側面のあることでも有名だ。
「鎌倉時代、松島寺(瑞巌寺)が天台宗改宗の際、焼き討ちをおそれ、僧侶達が祭具、仏像など宝物一切を舟に積んで海に逃れ、末崎町碁泊里浜の麻腐島(おくされじま)という岩礁に流れ着いた」という、漂着伝説が熊野神社と結びついている。
注目されるのは鋳銅製の鰐口表面に「松島用員」銘帯があり、松島寺との関連がうかがえる。
平成5年12月に奉納された白木の聖観音像が現在の物。
大船渡市末崎町字中森
文化財説明版です
熊野神社の文化財
熊野神社には、多くの工芸品が伝えられています。
このうち13件が県・市の有形文化財に指定され、大切に保管されています。
県指定有形文化財「懸仏十九面・附宮殿形厨子三基」は、鎌倉、室町、江戸時代の作からなり、各時代特色をあらわすものとして貴重であり、十九面の員数は一カ所に伝来するものとして県内最多です。
また、宮殿形厨子は、県内に類例がなく貴重なものとなっています。
その他には、熊野神社に一括して伝来する工芸品群を代表するものとして、市有形文化財「鰐口」、「獅子頭」があります。
「鰐口」は、鋳銅製で、撞座に八弁蓮華文が施されています。また、表面の銘帯には、「松嶋」の鋳出し銘があり、宮城県松島との関連がうかがえます。
「獅子頭」は、木造で全体的に扁平な感がありますが、鼻から上唇、目と眉へ大きくうねり、起伏に富んだ肉取りで、迫力のある作例です。
熊野神社の有形文化財(指定区分・種別・名称、員数の順)
岩手県指定・有形文化財
懸仏 十九面(附宮殿形厨子 三基)
大船渡市指定・有形文化財
鰐口 一箇 ・獅子頭 一頭 ・高麗犬 一対 ・太鼓胴 一箇 ・貴徳面 一対 ・額字 三箇 ・錫杖頭 一箇 ・椀 二箇 ・釜 二箇 ・瓶子 二箇 ・古版木 二箇 ・御意書 一通(附一通)
大船渡教育委員会 平成11年3月31日 設置
目的の「三面椿」を南東側から
岩手県指定天然記念物「大船渡の三面椿」標柱です、文面には日本最大・最古の椿 根回りおよそ8m、樹齢およそ1400年
大きな三面椿の株です
東側から
北東側から
説明石碑です
大船渡の三面椿
1、種別・名称
岩手県指定天然記念物 大船渡の三面椿
2、指定年月日
昭和44年6月6日
3、説明事項
日本最大最古のツバキです
伝承では熊野海石榴東・南・西の三面にツバキがあったと言われ「三面椿」と呼ばれています。
現在は、この東面のツバキのみが残っています。
種類はヤブツバキです、根元から13本の株の分れており、そのうち2本が失われ太い株跡だけがみられます。
根元のまわりは約8m、、高さは約17mで、枝も大きく張り出し、壮大な樹形をなしています。
樹齢はおよそ1400年、ツバキでは日本最古といわれています。
春先の開花期には、樹木全体に赤い花をつけ壮麗な姿を見ることができます。
大船渡市教育委員会 平成12年3月11日 設置
*東日本大震災の11年前です、石碑の設置日が気に成りました
南西側から
柵に案内です
この大船渡の三面椿は、平成14年10月1日の台風の被害をうけ、主幹2本が折損し、樹形のほぼ半分が失われました。
平成15年3月 大船渡市教育委員会
*大船渡東高校の生徒たちが2009年に倒木した椿から採取した苗木を培養・育成し、南と西にも植樹されたため、名実ともに「三面椿」が復活しています。
幹には焦げ跡が見られました
碁石浜まではまだ1km程先ですが、碁石海岸の地名らしく囲碁席がありましたよ
では、次へ行きましょう
2024・10・16・14・10
大船渡市役所前から説明させて頂きたいところですが、今回のルート通りに陸前高田市と大船渡市に境からの説明とさせて頂きます
県道38号線の陸前高田市と大船渡市に境は、JRでは陸前高田市側の「小友駅」と大船渡側の「碁石海岸口駅」の間を長いトンネルで越えます、県道はトンネルの上を峠状に越えて行きます
*碁石海岸口駅(ごいしかいがんぐちえき)は、JR大船渡線BRT(バス高速輸送システム)のバス停留所で、平成25年(2013)9月28日の小友駅 - 大船渡駅間のBRT専用道開通に合わせて開業したもので、もともと鉄道時代に当駅は設置されていませんでした。
市境界から下り始めて直ぐ「碁石海岸あと4km」の案内板を斜め右(北東)へ
海岸沿いに降りると右側に大きな防潮堤沿いを進みます
約1.4kmの一時停止で左からの県道275号線に合流する様に東へ、防潮堤の開口部から「門の浜漁港」が見えました
約1.2kmで防潮提から離れる様に「三面椿」の案内板を左(北)への道路に入ります
坂道を上るように進むと間も無く熊野神社参道入口です
すぐ先の「三面椿」向かい側(東側)の広場に車を止めさせて頂きました
手水舎です
拝殿です
本殿です
説明版です
気仙三十三観音 二十四番札所
熊野神社熊野堂 「被災」
天然記念物の「三面椿」の古木が神社の側面のあることでも有名だ。
「鎌倉時代、松島寺(瑞巌寺)が天台宗改宗の際、焼き討ちをおそれ、僧侶達が祭具、仏像など宝物一切を舟に積んで海に逃れ、末崎町碁泊里浜の麻腐島(おくされじま)という岩礁に流れ着いた」という、漂着伝説が熊野神社と結びついている。
注目されるのは鋳銅製の鰐口表面に「松島用員」銘帯があり、松島寺との関連がうかがえる。
平成5年12月に奉納された白木の聖観音像が現在の物。
大船渡市末崎町字中森
文化財説明版です
熊野神社の文化財
熊野神社には、多くの工芸品が伝えられています。
このうち13件が県・市の有形文化財に指定され、大切に保管されています。
県指定有形文化財「懸仏十九面・附宮殿形厨子三基」は、鎌倉、室町、江戸時代の作からなり、各時代特色をあらわすものとして貴重であり、十九面の員数は一カ所に伝来するものとして県内最多です。
また、宮殿形厨子は、県内に類例がなく貴重なものとなっています。
その他には、熊野神社に一括して伝来する工芸品群を代表するものとして、市有形文化財「鰐口」、「獅子頭」があります。
「鰐口」は、鋳銅製で、撞座に八弁蓮華文が施されています。また、表面の銘帯には、「松嶋」の鋳出し銘があり、宮城県松島との関連がうかがえます。
「獅子頭」は、木造で全体的に扁平な感がありますが、鼻から上唇、目と眉へ大きくうねり、起伏に富んだ肉取りで、迫力のある作例です。
熊野神社の有形文化財(指定区分・種別・名称、員数の順)
岩手県指定・有形文化財
懸仏 十九面(附宮殿形厨子 三基)
大船渡市指定・有形文化財
鰐口 一箇 ・獅子頭 一頭 ・高麗犬 一対 ・太鼓胴 一箇 ・貴徳面 一対 ・額字 三箇 ・錫杖頭 一箇 ・椀 二箇 ・釜 二箇 ・瓶子 二箇 ・古版木 二箇 ・御意書 一通(附一通)
大船渡教育委員会 平成11年3月31日 設置
目的の「三面椿」を南東側から
岩手県指定天然記念物「大船渡の三面椿」標柱です、文面には日本最大・最古の椿 根回りおよそ8m、樹齢およそ1400年
大きな三面椿の株です
東側から
北東側から
説明石碑です
大船渡の三面椿
1、種別・名称
岩手県指定天然記念物 大船渡の三面椿
2、指定年月日
昭和44年6月6日
3、説明事項
日本最大最古のツバキです
伝承では熊野海石榴東・南・西の三面にツバキがあったと言われ「三面椿」と呼ばれています。
現在は、この東面のツバキのみが残っています。
種類はヤブツバキです、根元から13本の株の分れており、そのうち2本が失われ太い株跡だけがみられます。
根元のまわりは約8m、、高さは約17mで、枝も大きく張り出し、壮大な樹形をなしています。
樹齢はおよそ1400年、ツバキでは日本最古といわれています。
春先の開花期には、樹木全体に赤い花をつけ壮麗な姿を見ることができます。
大船渡市教育委員会 平成12年3月11日 設置
*東日本大震災の11年前です、石碑の設置日が気に成りました
南西側から
柵に案内です
この大船渡の三面椿は、平成14年10月1日の台風の被害をうけ、主幹2本が折損し、樹形のほぼ半分が失われました。
平成15年3月 大船渡市教育委員会
*大船渡東高校の生徒たちが2009年に倒木した椿から採取した苗木を培養・育成し、南と西にも植樹されたため、名実ともに「三面椿」が復活しています。
幹には焦げ跡が見られました
碁石浜まではまだ1km程先ですが、碁石海岸の地名らしく囲碁席がありましたよ
では、次へ行きましょう
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