▲長谷寺への参道を桜越しに望む。これが長い階段で…。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
神奈川県厚木市の長谷寺(ちょうこくじ)に行ってきた。坂東三十三観音めぐりの札所で、今日までさくら祭りがおこなわれていた。別名飯山観音。多分、こちらの方が通りが良い(バス停も「飯山観音前」だ)。
さくら祭が行われているとはいえ、桜が見ごろになったのは昨日今日の話。なんとか最終日に間に合ったようである。まだつぼみも見かけたので、あと4・5日は楽しめると思う、来週末は桜吹雪かな。
▲参道の上から振り返ると桜並木と遠景が…。遠くに高層ビルがうっすら見えるのだが、どこかな。
長谷寺へは昨年、秋に行われた「鮎まつり」の際に足を伸ばした。その時が初見だったのだが、桜並木が続いて春はさぞや綺麗だろうと想像された。そして季節は巡り、無事見ることができた。
このためだけにわざわざ遠方から行く必要はないだろうが(このレベルの桜名所はどこにでもある)、私の場合はほんの少しだけ仕事に絡められるので、朝6時起きで人の少ないうちに到着した。
車なら途中まで行けるのだが、徒歩組はひたすら下から階段を上って行かねばならない。ちゃんと数えていないが、300段くらいはあるのだろうか(上下合わせるとその倍ぐらいかな)。ところどころで写真を撮りつつ、休憩しつつ上へ。
境内の桜は数輪咲いているだけだったが、そこから見下ろす公園の桜がきれいだった。
▲参道の桜
朝のうちはまだ結構冷え冷えとしていたのだが(手がかじかむほど)、9時を過ぎると気温が上がっていくのが分かるほどで、行きはつぼみだったさくらも帰りには開いているということも。
それにしてもやはり山歩きは中高年のイベントなのね。飯山観音から白山登山というルートや、白山公園へと流れていくリュック姿のグループが多い。そういえば、行きのバスも8割はそんな人たちだった。
10時からはイベント(時代行列や神輿や白龍舞いなど)も始まるとアナウンス。その頃になると、下から続々と人がやってくる。
やっぱりわんこ連れが多いなぁ。
本来は境内は「畜生」禁止なのだが…。でもここは畜生の供養塔があったからいいのだろうか…。そういう意味を知らない人ばかりになってしまったのだろうな(畜生は本来仏教用語です)。
▲桜は7部咲きといったくらいか
少しだけ出ていた屋台をのぞいてみたが、食指が動かず空手。もってきた○リーム玄米ブランをパリパリ食べて休憩終了。
登ってきた階段を下る。
下の桜並木まで下りると、爆竹の音や太鼓の音が聞こえる。先ほどアナウンスされていた行列が動いているのだろう。
てっきり山門の方まで来るのかと思ったら、桜並木の入り口で終了だとか。山門脇でカメラ構えていたおじさんは、絶対それ狙いだったと思う。
私は、行列終了地点に移動して、太鼓と神輿と白龍踊と民謡流しを見ることができた。
▲さくら祭りで白龍の舞いも。白龍伝説というのがあるようだ→http://iiyama.yakiin.net/pages/hakuryu.htm
▲踊り手も背に桜の小枝を挟んでいる
飯山観音の周りは気軽な飲食店がない。
バスで本厚木に戻って、ラーメンを食べて終了→http://gourmet.walkerplus.com/115461029625/
つけ麺があまり好きではないので、普通のラーメンがあるのがうれしい。
▲近くの民家でもキレイな桜が咲いていた