gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

西枇杷島まつりへ行ってきた

2013-06-02 19:39:00 | 花火

▲西枇杷島まつり花火大会。フィナーレのスターマインはもちろん光のオブジェ

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 6月第1土曜日は西枇杷島まつりの花火大会。東海地方の夏花火の先駆けである。梅雨時の貴重な花火大会であることと、打ち上げが磯谷煙火店ということで、マニアは結構見に来る花火である。
 でもね、祭りも実にいいもんなんだよね。


 韓流ファンをたくさん載せた(どうやらナゴヤドームに行く人々らしい)高速バスは、途中渋滞に巻き込まれて約1時間遅れで名古屋に到着。名鉄に乗り換えていくと、車窓から山車発見! いきなり興奮する自分。


▲多分問屋町の頼朝車ではないかと…


▲もう一つ車窓から山車を発見! 王義之車かな

 最寄駅の西枇杷島駅は各駅停車しか止まらないので意外と不便なのだが、ひとつ先の二ツ杁なら準急も止まる。そこも祭りエリアなのだが、意外と利用者が少ない。
 ここで下りて祭りのメインロード美濃路を目指すと…


▲西六軒町の紅塵車が松原神社前でカラクリ披露中

 この松原神社前はカラクリ奉納ポイントであることに後から気付く。お参りもしてきたが、本当に小さな小さなかわいらしい神社である。


▲奥が関羽で手前の2体の唐子が踊る。なんだか津和野の鷺舞みたいだね。


▲終わったら子供たちが山車を引っ張って行きます

 ただでさえ狭い美濃路。道の両脇には屋台が軒を連ねているので、本当に山車の幅ギリギリのアキしかない。そこを山車が行くので、人の流れも滞って大変な人口密集度である。昨今の安全確保のためか、山車の周囲を地元の消防団がトラロープで仕切って、その中に人を近づけさせない配慮。
 何しろ山車に足を轢かれるなんて珍しくもないらしい(笑)



▲山車本体は男衆が移動させる。途中の向き調整とかが体力勝負! そして移動中は前人形が払子を振りかざしてまるで号令をかけているようで…。


▲紅塵車は後姿もカッコ良い


 紅塵車の後方にもう一台山車がスタンバイしていた。紅塵車が移動したことで、今度はこの山車が松原神社前にセットオン!


▲松原神社前には次の山車、東六軒町の泰亨車がやってきた


▲隠れて見えないけれど、後ろに僧正坊、左が牛若丸で、右が木ノ葉天狗。牛若丸が長刀を振り回して天狗と対決!というカラクリ

 牛若丸のなぎなたがクルクル回るのが見もののカラクリだが、今回は止まるときに半回転間違ったようで、途中で穂先が逆向きになってしまった。すかさず人形遣いのオジサンが直しているのも微笑ましい。


▲動き出した泰亨車。屋台に本体がぶつかりそう、いや屋根の下にはいちゃっているって!

 屋台の中には、山車が通るたびに屋根を持ち上げて通行させているのもあるんだよね。



▲カーブミラーの中に前人形を操っている人を発見
 一般人は屋台の上に上がることはできないので、こういう眺めって珍しい。


▲山車の下にはお囃子隊が収納されている

 
 さて、泰亨車は美濃路でもこの辺りではない方に山車蔵がある。ここまで来たからには帰らねばならない。ということで方向転換の見せ場である。


▲泰亨車が向きを90度変える曲場(まえば)。人力と車輪下の微妙な調整で無理くり向きを変える山車巡幸の見せ場


▲曲場では前人形の踊りも一段と激しく
 この操り人とお囃子隊を下ろしたらもっと楽に曲がれると思うのだが(笑)


▲そして男衆は全力体力勝負である


 祇園祭にせよ、なんにせよ山車の巡幸の見ものといえばこの方向転換。祇園祭のように竹を噛ませるなんて悠長なことをしないのが市井の祭り。だがここは非常に狭いので何回も何回も切り替えして少しずつ力技で向きを変える。見ている方も力が入る一瞬である。

 さて、ここでいったん街道を離れて土手の方へ。花火仲間と合流する。
 そして撮影場所を確保して花火トーク。意外と川からの風が強く。薄着で失敗したなぁという感じ。夜になったら雨具を着てテルテル坊主になるしかあるまいと思ったが、気温はこの後あまり下がらなかったので助かった。
 夕方になりかけて徐々に人が土手に集まってくる。
 食料を買いに美濃路の屋台へ再び…。


▲夕方美濃路で飯を物色していたら、杁西町の頼光車発見! 真っ赤な顔が坂田金時


▲金太郎が熊と相撲取るんだよという話を聞いていたので、熊どこーってよく見たら、笹の茂みに発見!

 ちなみにここの屋台はコスパが非常に良い。時々料金が安くなっていたりもするし、両も結構あるのが多い。この日もふたが閉まらないほどパンパンの広島焼を買って、満腹と化した。



 やがて夜。
 背景の名古屋のビル群に灯りが入って打ち上げ開始である。

 花火の方は、デジブックでお楽しみください(30日限定)
<object width="'460'" height="'335'"><param name="'movie'" value="'http://www.digibook.net/p/9dSRMVB4m2wvziH2/'"/><param name="'wmode'" value="'transparent'"/><embed src="'http://www.digibook.net/p/9dSRMVB4m2wvziH2/'" type="'application/x-shockwave-flash'" wmode="'transparent'" width="'460'" height="'335'"></embed></object>