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逗子の花火は風と腹ペコとの戦いである

2016-06-04 15:41:00 | 花火

▲お仕事を1時間早く終わらせて駆けつけ、ギリギリ間に合いました!!

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 以前逗子の花火に行ったのは2012年のこと。その時の周りの雰囲気にのまれ(ブログにはそんなこと微塵も書いていないが)、多分もう行かないと思ったはずなのだが…。某氏にそそのかされました。


 だが、この日は平日。しかも目の前に仕事がある…。
 定時まで会社にいるとさすがに間に合わないので、1時間早く退社すべく仕事のピッチ調整(マキマキ!)。何とか目標の「定時1時間前」に退社。えぇ、ちゃんと会社に届を出しましたよ「半休」と…。1時間早退制度ありませんから。
 そこから電車で一路逗子へ。だが、八景で乗り換えの電車を間違えるという大失態。危うくもう一つの黒船祭を見ねばならぬところだったw
 そんなこんなで、新逗子に着いたのは開始1時間前を切った時間。あわてて目的地に向かう。とはいえ、この時間にメイン会場に行ってもものすごーーーく混んでいるし、今日は風下だろうし、何しろちょっと雰囲気苦手だし…ということで、最初から観覧場所はざっくりとこちら方面にしていた。


▲上の①が通常のメイン会場。今回は下の方の葉山側の赤い☆マークのところで観覧。海上の色帯は花火が乗っている台船の大体の位置。黄色がざっくり小型~中型でピンクが大型の花火が乗っている。

 最初は逗子マリーナのながーく伸びる突堤に行こうと思ったのだが、タイムアップでそこまで行けず(そもそも立ち入り禁止だったらしい)。手前の漁港の埠頭に地元民が集まっているのを見て、そこに入れてもらう。メイン側とは雰囲気が異なるのんびりとした空気感。


 なんとか開始2分前に三脚を立ててカメラをセットできた。
 が、風が猛烈に強い。
 ちょうど私の後方から花火に向かって吹いていく感じなのだがなんというか、お尻の穴に入り込んでいるのではないかと思うほどに風が強い。長めのジャケットの裾がめくれあがっているからお尻が寒いわけだ。
 某市の消防士さんはこんな感じだったのだろうか…。

 ということで、お尻の穴をきゅっと閉めて、打ち上げ開始でございます!!

 なお、今回は軽い三脚が強風に吹かれまくりで、ほぼ全部花火がブルブルにブレております。しかも会社経由なので、うっかり小さいレンズを付けてきて、まったく花火が入りきらなかった。なので、自主規制で小さいデータにしているので、いつも以上に生暖かい目でご覧ください。拡大するのは自由ですが、わざわざ傷口に塩を摺り込まないでね(既にナメクジに塩状態…)



▲オープニングで大玉が上がったらこの通りorz


▲とはいえ、藍色空に上がる花火は美しい。メイン会場は花火の足下に左右に広がる逗子海水浴場。左の小山は披露山公園。あそこから見ることも可能だけど、ここ以上に横向きになるはず


▲こちらが風上なので、煙はメイン会場方向へ飛んでいく。だけど強風なので、メイン会場方面でも滞留するってことはなかったみたい


▲小型煙火と大きな花火の落差が激しい。右下の2つ並んだライトが先ほどの披露山公園である


▲前2台の台船からの中くらいの玉ですら横位置では切れてしまう



▲なので、縦位置に直したら、いきなり低空開発したぞ。ちなみに、こちらの地元の方は白いテーブル&チェアを持ち込んで、まったりと観覧中。花火に興奮する子供の歓声が響き渡る動画班におすすめの会場でした


▲左の台船が大玉用で、メイン会場からは一番遠いのですが、裏観覧ではこれが一番近いというのが難しい点


▲この千輪の小割ですら、ブレブレなんだよなぁ…orz


▲ということで、先ほどからフィナーレ突入です



▲このサイズですらブレブレなのが分かるんだけど、これは出さずにはいられなかった


▲これは少しましかと思ったけれど、右の小型煙火があり得ないぐらいぐにゃりとしている。全然マシじゃねー!


▲野村さんのグルグルもブレブレ


▲お、これは行けるか!? と思ったけれど芯がブレブレ


▲この吊りもの、ずいぶん長くいるなぁと思っていたのですが、まさか表側ではあんなに面白いことになっていたとは…


▲なお、裏側では全く音は聞こえてきません


▲超ブレブレなんだけど、あえて晒す。ちなみに、この鼓型花火の正式玉名ってなんですか?


▲銀にちょいちょいいい玉がまぶされるが、メイン会場では、銀を左右に引き連れて、この大玉が中央に上がる演出となる


▲目では千輪を楽しんでいますが、カメラはそこまで都合よくなくって…


 ということで終了~。
 相変わらず風が強い中、撤収作業をして逗子の駅に向かって歩き始める。
 渚橋の辺りから急激に人が増えてきてのろのろ歩き。昼に弁当を食べて以来水しか口にしていなかったのでかな~りの腹ペコ状態であったが、それを解消しようとする方向に脳が働かず、人の流れに流されて駅に到着。北口はするすると駅に進入できた。
 文庫で乗り換えて特快であっという間に品川へ。品川エキナカの飲食店は23時半までやっていたので、ラーメンを食べてようやく人心地がついた。


【本日の教訓】
●風の強い日は、三脚は重くなければならない。
 だけど重い三脚はお高いんでしょう?
 (マジでグラム単位で売っているのではないかと思うほど)
●遠足にはお弁当とおやつが必要です