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2017年初花火は寒かった

2017-01-16 23:37:00 | 花火

▲1発でもこれが見られれば満足なんですよ!

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 今年も初花火は河口湖冬花火で本店さん。

 ところが開催初日に合わせるかのように、全国的に寒波到来。そうでなくても1週間前に山梨や秩父にはどっかり雪が降ったのだよね。この河口湖周辺でも40センチ超の積雪があった。
 豪雪地新潟感覚だと、新雪が締まって、また地熱でとけてって、1週間もたてばせいぜい10センチぐらいだろうって思ってしまうが、そこは標高830mの河口湖。避暑地であるってことは、冬は冷え込む。降雪後の1週間は、たいして気温も上がらず、夜には必ずマイナスになるという状況で、1週間後の冬花火初日でも20センチほど残っていた。
 ただ数年前とは異なり、一般道がかなり除雪されていて、歩きやすかったのはありがたい。その時の転倒回数を上回る2ケタを覚悟していっただけに助かった。あれですかね、外国人観光客の激増をもって、町が本格的に除雪するようになったんですかね…。

 なお、この初日14日は、ほぼ満月であり富士山とのコラボが楽しめる!! はずだったのだが…。

 河口湖到着時、氷点下2.8度。
 こう冷えると青空が欲しくなる。が、富士山の冠雪部分は完全に雲のセーターを着こんでしまっており、撃沈。まぁ、晴れ予報の東京ですらグレーの雲が流れてきて、風花が舞う事態だったからね~。
 一応観光協会に立ち寄って、この後の天気はどうですかって聞いたら、やほーを見ながら、晴れなんですけどねぇとおっしゃっていた。


 とはいえ、14日は入館無料になるという河口湖美術館へバスでブーンと。「富士山写真大賞」の受賞作が展示されているのを眺める。
 やはり全版の写真というモノは、それだけで迫力がある。銅賞とか銀賞とか金賞とか辺りになると、物言わぬ写真からものすごい圧力を感じるほどのピリピリ感。いやぁ、私には到底たどり着けない境地ですな…。
 なおこの写真コンテスト、「富士」ならなんでも大丈夫らしい。なので北は利尻富士から南は薩摩富士までのご当地富士や、富士型ならOK!! ということで常総の富士山型ナイアガラの写真まである。
 銅賞には雌阿寒岳(阿寒富士)の空撮が入っていて、珍しい火口の中がくっきり見える作品は、仕事的にも興味を覚えた(百名山なのだよ)。また、入賞作には芦ノ湖からチマっと見える富士山入りの箱根の花火写真もあったよ。
 写真だけの人とは直接つながっていないけれど、きっと知人を通じてつながる人もいるんだろうなぁ…と見ながら思った。


 そこから撮影定番ポイントに移動し、富士山の雲をじーっと睨め付けること約90分。真っ暗になっても月の出の時刻になってもどうしても山頂の雲が動かないことを確認して、この場所を後にする。
 いったん駅に戻って、不動でほうとうを食べて出直し。

 途中で、船津小学校で小正月の行事が行われていて、ちらっと見る。が、花火の時間も近づいているので、ほんとちょこっと足を入れて速攻撤収。湖に下りる。

 おなじみの船津エリアからカチカチ山に上がろうかとも思ったのだが、地表部ですでに寒くてかじかむ指で断念。カイロ8個もつけていたんですけどねぇ…。指先専用カイロ、ありませんかね~。
 船津は、駐車場入り口付近が例年厚い氷におおわれるので、そこ辺りから少し離れたところで三脚を展開。ここなら横に3ヶ所はいるかなぁと思ってセッティングして待つ。
 ただでさえ人出少ない船津エリアなのに、その外れともなると車で見るカップルしかおりませんがな。うん、精神修養だ。


 ということで、打ち上げ開始でございます!




▲最初、右手(ここが中央)の大池公園から上がって、続いて左手の畳岩(船津)から花火が上がる


▲畳岩の花火がいったん収まり、だーいぶ経ってから八木崎公園の花火(右)が上がる(この時の左側は大池公園の花火)


▲大池公園で七色スマイルが上がった! なお、畳岩の方が物理的に近いからどうしても大きく見える


▲畳岩と、八木崎の花火。離れすぎていて画にならん…


▲先ほどの落とす花火の後の畳岩は好みの色合いであった


▲富士山花火。型物だけど、これは普通に撮った方がいいような気がする。


▲モモもモモもモモ花火


▲お、大池公園でパステルパートが始まったようだ


▲真正面に聖礼花系が上がります。なお遠い…


▲トリミングでグイッと寄る


▲色がぐるぐる~


▲切れずにパステルに銀重ねちまったよ…


▲お、八木崎からもこの系統が上がった


▲しかも2発も!!


▲なんだかよくわからないけれど、明るい星がきれいに入ったのはこれ1枚きりだった


▲終盤になってようやく3か所同時打ち!


▲おぉ、色が変化するぅ!


▲だが、八木崎が遠いよ~!小さいよ~!!


▲しかし、畳岩のこのパチパチくんは長いな…。


▲フィナーレは、錦ドーンと扇付き


 きっちり20分で終了~。
 もたもたと仕舞いながらも、20:51発の富士急線に乗って離脱。途中でクリアな月を拝みながら、各駅停車でまったり帰宅。


 知り合いが湖周辺に何人もいたようだけど、どなたとも顔を合わすことなくひっそりと撮影。お会いできなかった皆様、今年もこんな感じですがよろしくお願いいたしますm(_ _)m