▲オープニング「届け!! かがやき!!」(マルゴー)
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例年お盆シーズンと重なることの多い赤川花火。地元向けの花火であればそれでいいんだけど、一応全国に向けて成り上がろうという野心が満々と感じられる急上昇の花火である。
今年は少しお盆シーズンからは外れたのだが、それでも帰りの電車は満席だっただけになかなかライバルが多い。
物事は急に伸びるといろいろ障害が発生するのはよくあることで、ここは昨年玉皮による事故が発生してしまった。地元に片貝を含める自分としては、玉皮に当たることはよくある話なんだが、こちらではおそらく初めての事態だったのだろう。
約1年かけていろいろ協議してきたわけだが。その結果、二尺玉封印という苦渋の選択をせざるを得なくなっていた。
まぁ、骨折じゃね…。
その分尺玉増量という話だが…。
ってか、二尺なしの情報公開遅すぎるよね。それが集客に影響があるからという隠ぺい行為であるのなら、少しその態度には疑問を感じざるを得ない。早めに公表して、そこからまた頑張って、安全を積み重ねていつかまた二尺上げたい!!という「決意表明」でよかったんじゃないかなぁと今も思うよ。
まぁ、中身の事情を知らない外野の勝手な思いだけどね。
ということで、鶴岡到着。
ホテルに荷物を置いて、先にお土産を物色してから会場へ。
今年、カメラマン席は本部の左右に分かれる形になっていた。
朝から風向きがいまいちで、裏に行ったり表に帰ってきたりという人が結構いる中、表一択の私は早々に場所決めをしてスタンバイ。結局いつもの辺りである。
顔見知りとぺちゃくちゃ、久々の方々とご挨拶しているうちに、開始時刻が迫ってくる。
遠くの方に見えたゲリラ豪雨もこちらには近づく雰囲気もなく、穏やかにその時刻となる。
カウントダウンとともに、打ち上げ開始でございます!!
▲オープニング「届け!! かがやき!!」(マルゴー)
▲オープニング「届け!! かがやき!!」(マルゴー)
▲ドラマチック花火
「オバケのマシューと不思議なキャンディ」(磯谷煙火店)
オバケのマシューが現れては消えるので、いくつか捕獲して詰め合わせにしてみましたw
型物パートが終われば、いつもの磯谷玉オンパレードとなる。
▲ドラマチック花火
「オバケのマシューと不思議なキャンディ」(磯谷煙火店)
▲ドラマチック花火
「オバケのマシューと不思議なキャンディ」(磯谷煙火店)
▲ドラマチック花火
「オバケのマシューと不思議なキャンディ」(磯谷煙火店)
▲市民花火
「クロスオーバーアート エクステンデッド」(紅屋青木煙火店)
あー、いつもの青木節だわ~って。それはそれで煙火店の個性ではあるんだけど、もうちょっと違うのも見てみたいと思うお年頃なのよね…。
▲市民花火
「クロスオーバーアート エクステンデッド」(紅屋青木煙火店)
▲市民花火
「クロスオーバーアート エクステンデッド」(紅屋青木煙火店)
おしまいの方は、足元がカラフルだったのだが、概して露出オーバーとなるため、一生懸命補正するww
さて。この赤川の花火はワイドなスターマインだけが上がるわけではない。むしろ今までの花火は余興であって基本的に競技花火の方が多かったりする。
競技は10号割物と自由玉、そしてデザイン花火といういわゆるスターマインの3種類である。とはいえ、10号割物と自由玉は一緒に審査され行くので、実質10号とスタマの協議でもある。
ということで、ここで入賞作品をアップするが、入賞者が後半に固まっていたからなんだよね。
▲昇曲付四重芯変化菊/紅屋青木煙火店:割物花火の部第3位
▲宇宙に咲く花/紅屋青木煙火店:割物花火の部第3位
青木さん、ちょっとタイトルは違うけれど、大曲の自由玉これで来るのかなぁ…。ちょっと消化不良。
▲昇曲導付三重芯引先虹色変化/齊木煙火本店:割物花火の部第2位
親星の後ろに隠れてしまっているのだが、曲導だけでもわくわくできるのよね、この花火
▲虹色のグラデーション/齊木煙火本店:割物花火の部第2位
今年もこの改良版でバンバン攻めるんですね
▲昇曲付四重芯変化菊/菊屋小幡花火店:割物花火の部第1位
小幡さん、大曲が楽しみだなぁ。
▲モノクロームの華/菊屋小幡花火店:割物花火の部第1位
あ。けむけむが、けむけむがぁ!!
▲La La Land~花火ほど素敵なショーはない~/和火屋:デザイン花火の部第3位
▲グラフィックアート/太陽堂田村煙火店:デザイン花火の部第2位
▲CLEOPATRA~伝説への夜明け~/北日本花火工業:デザイン花火の部第1位
圧倒でしたな…。
そしてエンディングはおなじみの堀内さんである。ただし、二尺封印。
ま、そんなこともあろうかと、桑名まで行って二尺玉をげっぷが出るほど見てきたからねwww
▲エンディング「Swing」:伊那火工堀内煙火店
▲エンディング「Swing」:伊那火工堀内煙火店
多くの人は、二尺がなくてさみしいとか思ったようだが、いつも二尺が来るとはみ出してしまう自分としては、尺だけで構成されるとちゃんと画角に収まることができるので、実にバランスの良い花火を見られたという感じなのである(要は低スペックなのさ)。
ちゃんと収まると気持ちいい~!!(よく見るとはみ出しているけどね)
と、個人的小さな満足で終わったのであったw
とにかく、1回1回安全を積み重ねていけば、またきっと2尺の上がる空もある! それまで頑張って!!! あと、アンケートはがきはカメラマンセットにも入れてね。