▲せっかくこのために行ったのに、失敗したんじゃだめじゃんorz
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
花火好きとしては、一度は見ておくべきだろうと思った洞爺湖温泉ロングラン花火。毎年春から晩秋まで毎日洞爺湖で行われる花火大会である。元々は有珠山噴火で大きな被害を受けた温泉街の復興のために始められたものだと記憶している。この噴火は昭和52年に発生したもので、小学生だった私は、溶岩に飲み込まれていく施設などをテレビを通じて見ていたように記憶している。
洞爺湖ロングラン花火が始まったのは昭和57年のことと記録されている。その頃は遠い北海道の出来事で、頭の片隅に記憶された程度である。
なお、洞爺湖町の噴火は平成になっても発生しており、歴史を手繰れば大体30年に1度ぐらいの割合で発生しているらしい。洞爺湖町としては、火山の恵の温泉の恩恵を受けているので30年に1度ぐらいの噴火は受け入れるという姿勢とのこと。
春から秋まで毎日上がる花火なので、いつ行こうかと思っていた。ちなみに、胆振地方を震源とする9月6日の地震の当日も停電にもかかわらず、花火を上げたというからさすがだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180919-00000015-hbcv-hok
ただ、毎日上がるのでそれだけ薄くなるのはしかたないなので、なかなか食指が動かないでいたまま〇年…。
今年の春、9月に尺5寸が5発見られると知って、とりあえず航空券の手配だけはした。まぁ、毎年のことらしいのだが、せっかく行くのなら大きな花火で見たいというのが性w もう一つ、7月の水中花火108連発なんてのもあるらしい。
さすがに花火の見えるホテルは一人泊は厳しそうだったので(現地に行ってみると一人でも泊まれる湖畔から歩いて行けるホテルは結構ありそう)、友達を引き込んでいくことにした。
ということで機上の人となる。
▲飛行機の影が映っている!
▲ブロッケン現象!
▲虹も出た!!
現地に到着してから観光協会から聞いた話と、ネットの情報で、高台の展望台の見当をつけ友達のレンタカーでGO!(いつもお世話になっております)
途中、キタキツネに遭遇しつつも、目的地に着くと、そこは満天の星。
▲花火開始前にものすごーく久々に(ってか、デジカメでは初だ)星を撮ってみた。テキトーでも写る星の密度よ!
とかなんとかやっているうちに、通常のロングラン花火が始まった。
うん、小さいね…。ホテルで間近に見れば(湖畔の宿を取っていた)大きいんだろうけれど、あえて高台に来ちゃったからね…。でも尺5寸×5は湖畔では全部は撮れないからなぁ…。
そして、デイリーの花火は終わり、尺5寸を待つ。ここで再び星を見ていたため、初弾の芯を撮り逃すという痛恨のミス…orz
あんさん、なんのために北海道まで行ってまんねん!!
だって、遠いから音が全然聞こえないんだよぉ~(TT)
ということで、「油断一秒。事故一生」的な結末で終わったのであった。
なお、温泉はさすがに良く、ホテルの夕食朝食とも、食べられる量を超えていた。
個人的には25年ぶりぐらいの北海道であり、一応観光も考えていたが、友達のレンタカーに相乗りさせてもらい、道内ドライブを楽しんだ。
初日は小樽と余市。再放送中だったマッサンのロケ地がそのまま残っており、感慨深かった。
その後、寿都の牡蠣小屋へ向かい、内陸に入って、道央道で洞爺湖温泉。
▲おなじみの…
▲青空に赤い屋根の映えること!
▲この通りでドラマのロケも行われてたわけね。雪のシーンもここだった。
▲本物のエリーハウス
▲もちろんポットスチルも。
▲積丹半島と積丹ブルーの海
▲寿都の牡蠣小屋にて遅めの昼食。なお、ハマグリは桑名産とのこと
▲牡蠣小屋は海っぺりの国道沿いにポツンとある
▲牡蠣小屋の隣にはこんな建物が朽ちかけていた。かつてニシンでにぎわった頃の名残だろうか…。
▲寿都の風力発電所が見える
翌日は、道央道で苫小牧付近を通過し(ここと厚真町は20キロ足らず)、札幌通過して岩見沢まで爆走(友人が。私は夢の中でした)。その後、旭川経由で富良野・美瑛へ…。曇天気味で大雪山は見られなかったけれど、丘の風景とか花畑とかを見ることができた。
▲朝のホテルからの眺め。正面が羊蹄山
▲菅野ファーム
▲菅野ファーム
▲パッチワークの丘
▲ケンとメリーの木
美瑛で、友人と分かれ、ひとり帰路に着く。
美瑛から旭川へ行き、札幌行きの特急に乗ろうかというとき時に構内放送。
「現在、函館本線江別駅で架線火災のため、電車の運行を停止しております」
「なお、特急ライラックは定時発車予定ですが、途中で運行を取りやめる可能性があります」
ひゃー!!😨
これで順調に乗り換えて千歳到着するつもりだったんですが…。あわてて、駅員さんに確認するも、多分大丈夫だと思うので乗ってくださいとのこと。ドキドキしながら、発車を待った。
走り出してからも逐次消火情報が流れてきて、ドキドキワクワク(違う)。結果、この駅を出たら現場通過するぜって段階になってやっと架線回復の報が入る。札幌到着は4分遅れで済んだ。
さらに、千歳行きの快速エアポートが6分遅れていたので、乗り換えも無事接続でき、千歳へは予定より10分遅れでの到着ですんだ。
そうそう、快速エアポートって、空港行く人が使うだけではなく、その沿線の通勤電車でもあるのね。札幌で座れなかったからショボーンとしていたら、途中で続々とスーツ姿のおじさんおばさんお姉さんお兄さんが降りる降りる。空港に着くころにはガラガラだったよ。
千歳空港ではビールを買いあさり、寿司を食べ、機上の人となったのであった。