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富士山絶景花火プロローグ

2020-10-07 20:23:00 | 花火

▲スターマイン「霊峰富士と織りなす神秘の光」(磯谷煙火店)

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 今年はコロナ禍でなかなかイベントができない状況が続いている。どうしてもイベントは人が密になるから通常以上に気を使わざるを得ない。
 地域のイベント主催者たる自治体やそれに類する団体はリスク回避という名の下で、イベントをザックザックと中止にしている。
 おそらく御上が厳しい制限を課しているからだとは理解している。
 とはいえ、イベントを生業としている人もいるわけで…。

 ということで、花火好きな自分は仲間を含めいろいろとクラファンに投じている。この富士山絶景花火もそういうクラファンで開催が決まったものである。

 場所は秘密(とはいえ、さすがに花火が上がればわかるよな)。
 当初からどこで花火上がるんだろう?って推理合戦が飛び交っていた。ヒントもいろいろ出ていたから、自分の予想はかなりいい線行っていたと思うw

 具体的な場所が提示されてハタと困る。
 そこにある施設へのバス、秋冬になるとめっちゃ減便されている。そして花火終了後、最寄り駅までの交通機関が皆無という…。

 えぇぇぇl? 

 クラファンに賛同したおれはどうしたらいいんだ!!

 すると、帰りのバスは手配するから…と言われたのだが、これは反故にされた。当日、現場に来てから告げられたんだよね。
 そりゃ、車持ちの人が対象なのかもしれないけれど、こちらに支援頼んだのに(しかもさ、自分今結構厳しい状況下なんだよね)、そしてこちらの件を伝えたのに、それはないんじゃなーい!?

 ということで午前から現地に入っていた自分(その時間しか入場時間前に行くバスがないのだよ)は、頼まれもしないのにリターンのグッズなどを、せっせせっせと詰めていたのであった。

 えぇ、お人よしにも程がある。十分理解している。

 15:30から先行入場が始まった。会場まで20分ぐらいひたすら坂道を上る。標高1000m超えの現場だから通常以上に息が上がる。立山などで高山病になる体質の自分は、追い抜かれても仕方ないと思いつつ、ゆっくりゆっくりと坂道を上っていくのであった。

 広場の林の向こうに花火がセットされているという。
 当然自分の位置からは見えない。

 まぁ、この辺りかな~って場所に適当に三脚を立てる。

 もう、この時点霧が出ているんですよ。低い位置に…。こりゃ厳しいぞ…。

 時折いたずらな風が吹き、霧が晴れるのだけれど、富士山も星空もほとんど見えなかった。

 えっとー「富士山絶景花火」だよね…。
 富士山はこの際どうでもいいから、花火だけをきちんと見せてくれ~!!!

 開催時間直前、花火師たちが後方で打合せしていた。上げるかどうか、延期するかどうか、配信で対応するかどうか等々…。プロの目で見ても厳しいコンディションであるわけで…。

 とかいいつつ、少し時間を押して、打ち上げが始まる。
 もちろん、ほとんど富士山は見えません。霧だし夜になって暗くなるし…。ちなみに満月に近いお月さまは、この花火が終わるころに月の出と知っていたから、そちらへの期待は早々に禁じた。



▲序章の花火


▲序章の花火


▲序章の花火


▲序章の花火


▲10号「聖礼花」(齊木煙火本店)

 この辺りからまた霧ががががが…


▲10号「モノクロームの金華」(菊屋小幡花火店)。大きいは正義
 


▲スターマイン「絶景富士~Hokusai Blue 医療従事者へ感謝と激励の花火」(紅屋青木煙火店)


▲10号「万葉花」(磯谷煙火店)。多くの人は「光の宝石」などが好きというが、私はこれ推し


▲10号「昇分火天竺牡丹」(菊屋小幡花火店)。天竺牡丹はダリアの別名


▲10号「虹色のグラデーション」(齊木煙火本店)。少し流れたけれど、ちゃんと見えたからヨシ!


▲10号「彩虹輝」(齊木煙火本店)。このコンディション下でよく見えたと思う。


▲10号「スノークリスタル」(磯谷煙火店) もうすぐ雪の季節ですね。


▲10号「昇尾花付万葉芯秋の彩り」(菊屋小幡花火店)※修正



▲10号「未来花」(紅屋青木煙火店)


▲スターマイン「霊峰富士と織りなす神秘の光」(磯谷煙火店)
 このプログラム。奇跡的にクリアに見えたんだよね。

 このままコンディションがよくなると思ったこともありましたorz


▲10号「里山の忘れ柿」(菊屋小幡花火店)。今年も豊作です!


▲10号「昇小花付四重芯菊先紫銀乱(菊屋小幡花火店)


▲10号「ミラーボール」(磯谷煙火店)。この辺りからまた霧が…。


▲10号「マドンナブルーの華」(紅屋青木煙火店)



▲10月「虹暈(にじかさ)」(齊木煙火本店) 部分的に見えた!


▲フィナーレの「富岳夢景」(菊屋小幡花火店)

 最後の最後、盛り上がっていきたいときに、目の間には霧のスクリーン。風は吹くものの、その風は次の霧を持ってくるという状態で、終始、霧のスクリーンに色を付けるというものになってしまった(´;ω;`)ウゥゥ
 東南季節風が、山を上ればおのずと霧や雲が発生するわけで、北西季節風の時期の方が山を下ってくるから少しはマシになるのでは…なんて思ってみたけれど、そうなると11月中旬以降に時期をスライドせねばならぬ、今度は標高1000メートルオーバーの環境がまずいんじゃないかなぁと思ったり…。凍結で転倒すると危険だものね。

 自分たちよりも、朝からセッティングしていた花火師さんの方が悔しいと思うけれど、天候には勝てないということ。

 唯一、よかったことはイケメン花火師さんが本部の近くにいらして、トランシーバーで現場へ支持する生声がすぐ後ろで聞こえたこと💗 思わずカメラの向きを逆にしようかと思ったぐらい。



 こちらにお住まいの方によると、11月上旬は朝こそ富士山見えるけれど、午後は割と雲に隠れるという話。風向きにもよるんだろうけれど、北西季節風になれば少しは改善できるのだろうか。

 今年はあくまでプロローグ。来年が本番と言っている。グランピングしながら花火を見てもらうということだけれど、おれ、ソロキャン無理だぜ。多分ソロキャンの設定ないんじゃないかなぁと思う。



 終了後の足は、花火開始前に無事に知り合いに乗せてもれうことになった。
 感謝感激雨あられ\(^o^)/
 終了後、施設のエントランスにはタクシーがいくつか来ていたけれど、あれに乗ればよかったんですかねぇ…。タクシー代1万円ぐらい。それで帰れってことですかね…。