コロナがようやく落ち着きを見せて、通常モードに戻った大曲の花火「春の章」
ゴールデンウィークの新幹線チケット争奪戦に負けた自分は、久々の夜行バスでの遠征となる。朝、秋田駅に到着し市場で朝ごはんを食べようと思ったら、市場会場より早く到着してしまったらしく、まだ店が開いていなかった(´・ω・`)。仕方なく、えきのそばやでギバサそばで朝ご飯。奥羽本線の時間に合わせて大曲へ向かう。
あさイチから(夜から並んでいた人もいたらしい)のスタンバイで行列ができており、その列に合流して、入場開始となる夕方までただただ待つ。周囲には花火マニアしかオランで、話は当然花火談義。
そうこうしているうちに夕方になり、入場開始。
いつものように斜面に三脚を立てて場所確保。暗くなるまで、またぐだぐだする。コロナが収まりつつある状況なので、飲食屋台もにぎわい、お酒も解禁。もちろん、要所要所に殺菌アルコールは設置されている。
やがて、一般客もたくさんやってきて、春の章としては過去一の観客数ぐらいになったかな。
鳥海山はまだ白雪をいただいており、残雪に朱色が刺した後、夜のとばりが降りてくる。
そうして、春の章が始まる。今年は雨が降らなくてよかったよかった。
▲オープニング花火
▲標準審査玉(北日本花火興業:今野貴文)。翌日の花火師イベントで「優勝」と言われていたそうだ
(標準審査玉は競技には含まれないのが惜しい)
▲競技第1号:とんぼの楽園(千葉県 高城煙火店 :高城渉)
センターのとんぼがくっきりと。
花火と音楽で巡る世界紀行[Rock Around the Clock(和火屋)]
メインは右側で、左側はおそらくウェディング花火。山の中腹にホテルがある
▲競技「Monochrome Come Again」(菊屋小幡花火店:小幡知明)
青年部ご卒業だそうで、今後の活躍が楽しい。
▲競技 「青き星空に咲くラベンダー」(小松煙火工業:伊藤航也)
▲競技 昇曲導付五重芯鬼グラデーション(福山花火工場:土屋善信)
昨年の常総新花火で初めて観覧した千葉の煙火店さんなんだが、この鬼のような発色グラデーションにはもううなると言うか、息をのむというか…。
▲フィナーレ花火ー世界の花火 日本の花火(大曲の花火協同組合+カナダのFireworks FX)
今年は雨にも降られず、ケムケム攻撃もあまり気にならず,よかった。
夏以外は町中も割と静かな大曲。友人と居酒屋で食事を取り、駅前ホテルで就寝する。
帰りも新幹線争奪戦に負けていたのだが(ゴールデンウィークでしたからねぇ…)、ダメ元で駅の券売機をいじってみたら、なんと席が空いていた!! スムーズに東京まで帰れてよかった。