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初めてづくしの入院生活(前編)

2020-03-22 20:50:00 | 雑事つれづれ

▲執刀医のサイン

 奈良から帰宅した1月26日夜。ひたすらネット検索をした。
 奈良で手術が必要かもしれない状況と知ったからには、それなりの病院に行かねばならない。
 扁桃腺炎でよく行くA病院は整形外科はあるが手術はせず、必要なら手術のみ別の病院に頼むらしいのでパス。
 アレルギーでお世話になっている一番近いB病院にも整形外科はあり、手術もしているらしいので、こちらを第1希望とする。ただ、この病院某分野で大変人気が高く、わざわざ遠くからこの病院に来る人も言うというから(すごい競争率らしい)、保険もかけねば…。
 ということで、バスでの行き来になるがこの界隈の中核C病院も調べる。すると、整形外科に長じていることがわかる。あれ、ここイイんじゃね!? ネックは若干遠いってことか(バスで10分程度)

 このご時世、飛び込みで行っても診てもらえないことが多いので、予約方法も確認。
 翌朝9時に電話をかける。
 まずはB病院。ところが門前払い。当日の予約は受けておりません。直接病院に来られても見られません…Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
 続いてC病院。こちらは紹介状がないとダメっぽい。だが、一応奈良の病院でもらった紹介状(宛名は無記名)はあるし、データもあるからそこを強く推す。いったんは断られるも地域連携室の方に、掛け直すように言われる。言われるままに掛けてみたら、先生に聞いてみますと…。30分後に掛け直すよう言われる。
 待ち時間に第4の病院候補を探す。隣駅の大きな病院かなぁ…。なんて検索しているうちに30分経ち、ドキドキしながら再電話。
 「あ、大丈夫です。今から来られます?」との返事\(^o^)/ 行き先が決まった。
 とりあえず奈良の診察データを持って、病院へ行くバスに乗る。
 病院に入って、手続して、整形外科で待つ。待つ。待つ。待つ…。時は刻々と過ぎていき、気が付けば昼を回っていた。そして1時過ぎ、中待合に入るように指示され、そこでまた30分待つ。
 ようやく入った診察室で、ようやく先生と初対面。奈良のレントゲンとCTデータ(受付で提出済み)を見つつ、靱帯の間隔が広がっていて、骨折している可能性があるが、このデータ(奈良のデータ)では、はっきり映ってないから、今からレントゲンとCTを取り直してきてくれる? って放射線科送り。2階に行って、再撮し、整形外科に戻る。そこでさらに30分以上ステイ。お昼食べていないからオナカスイタネ。
 2時過ぎ呼び出されて、先ほど撮ったレントゲンを見ながら状況説明。通常2ミリのところが4ミリの間隔になっている。4ミリ開いているということは、骨折していると思われるので、手術します。今日から入院してくださいって、一気に衝撃的展開。

 え!? 今日から入院ですか!?Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

 そっからは怒涛の展開。
 会社に電話して、入院のことを告げる。事務方が来て、入院の手続きを進める。入院に必要なものを調べる。入院する部屋に連れていかれる(ベッドが満杯だからと個室へ通される)。前日奈良から出したクロネコさん荷物の受け取り時間を調整する…。そういった病院での手続きが終わって、家にたどり着いたのが16時。早々に、奈良の巨大バッグを受け取り、その中から、入院に持っていけるものをピックアップ。着替えとか下着とかなんだかんだと詰め込み、ドラッグストアで必要なものを購入し、予定より1時間以上遅れて病院に戻る。
 冷めきった夕食(夕食時間から大幅に遅れた)を食べて荷物を整理。奈良の土産としていたねりきりの和菓子をナースに預ける( ノД`)シクシク…
 トイレに行って就寝。え!? 21時が就寝なの!? で、起床は6時ですか…。そうですか。

 完全介護と聞いていたけれど、その意味がよく分からず、トイレも杖をついて行っていたわい、翌日看護師に怒られる。完全介護ってトイレもひとりで行けないって教えてくれないとわからないよ…。

 ということで、翌日よりトイレに行きたくなるとナースコールを押す。ナースが来て、車いすで自分をトイレに連れていくということになる。なお、翌朝東京は雪だったが内窓からは雪の降っているさまはあまり分からなかった。テレビを見ていた方がわかりやすい。

 午後になり、大部屋が空いたからって、お引越し。なお自分はベッドに乗せられたままの移動となり、何もかもが看護師さんがしてくれた。

 手術は入院の4日後。もともとふっとい足がケガの影響でパンパンパンの腫れており、この腫れを引かすためにひたすらアイスノンで冷やす日々(腫れたままではプレートとか入れても収まらないと言われる)。何もすることがない。アイスノンがぬるくなるとナースコールで換えを要求し、トイレに行きたいとナースコールで知らせ。何もすることなくベッドでうだうだする。
 大部屋は入り口に近く、窓は遠く、視界はカーテンで区切られた天井のみ。

 3日目、新潟から母と妹が翌日の手術に備えて上京。手術準備も進む。
 前々日から前日にかけて、手術の様式やら麻酔の方法やら、看護の方針やら、術後のリハビリの計画やら、栄養士の指導やら次から次へと人がやってきては説明し、サインをひたすら書く。主治医が来て、後で執刀医が来るからねって言われ、ようやく執刀医と顔を合わせる。執刀医、足の腫れ状況を見て、これなら手術できるからといい、手術する足に「手」とマジックで書いて去る。その後看護師さんに「足なのに手って書くなんて変な先生だよねー」と笑われる(病院界隈では手術部位にマークをするのは当たり前らしい)

 夜、麻酔関係医や看護師が3名やってきて、麻酔ルートを取る。当初は背骨も出ているから部分麻酔で行こうという話だったが、麻酔医が全身麻酔で行こうという話になった。その方が楽だし嫌な思いをしなくて済むしって言っていた。どっちにしてもこちらは入院も手術も初めての体験なので、ただただお任せしますとしか…。

▲腕にルート確保して針が刺さったまおやすみなさい

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