▲花火一幕(野村花火工業:一〇八の輝き~黄昏時に富士のすそ野に浮かぶ108の花火)
まだ暮れ切らない空に、花火が上がる。しかも野村玉(もったいない)。観覧車の左下の光は多分スキー場yetiの光(もう滑れる模様)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
静岡の煙火店「イケブン」さんが「富士山花火」を催すという情報が秋に飛び込んできた。場所は…えっ!? あの前年の「絶景花火」とほぼ同じ場所じゃね!?
瞬時に、霧に覆われた前年の残念なシーンが思い浮かぶ。いや、あそこでやるのは無理じゃ…と思うのは仕方ない。
時期も近いし、会場も近いし…。何でそんなところで花火チャレンジをしたがるのだろうという疑問が浮かんだ。
気にはなるが、ちょっとペンディング。が、意外な面から行く気になる。
イケブンさんだけではなく、野村さんと片貝さんも参加という情報。野村さんはともかく、片貝さんがこんな感じの打ち上げに参加することが珍しい(と感じた)。
片貝さんが富士山に来るとなるとこれはいかねば…という謎の義務感(笑)で、一気に行く気になった。
幸い、この花火、東京からのバスツアープランも設定されており、車ナシの自分には実にありがたい仕様であった。ということで、ツアーを申し込む。
開催日が近付くにつれ、天気予報をあちこち確認し、どうやら前年のようなこと(霧で花火がほとんど見れなかった)にはならないらしいことを確信して、当日を迎える。
新宿からは3台のバスが出発。昼を挟む移動なのに、車中での飲食厳禁(コロナ対策※水分補給や飴等は可)で、途中のSAは10分のトイレ休憩のみ。昼ごはんなしで、14時前に現地に到着する。
自分の観覧場所がゲートから一番遠い場所(なお花火は近い)だったので、とりあえず山登り(会場のぐりんぱは富士山の斜面に展開している遊園地なので、必然的に斜面を登ることになる)。購入したエキサイティングエリアは一番標高が高い場所で、ひたすら坂道を上り、とどめの階段を上って到着。とりあえず三脚を置いて、ウロウロする。
ここでプレス対応のお姉さんが、特定の場所(公式カメラマンエリア)以外なら三脚どこでも大丈夫ですよと言われ、後方に三脚を立ててみたのだが、これは後程別のスタッフに地べたに座って撮れと矯正された(まぁ、そういう風に書かれていたし)。
どうやらプレス対応のお姉さんと注意したお姉さんは別系統の仕事らしく、連携が取れてなかった模様。まぁ、初回だからそんなことが発生しても仕方ない。
ウロウロしてとりあえず観覧車が見える場所に三脚を置く。
この花火の画期的な点は、打ち上げ開始が16:30ということ。冬だから、暗くなったら打ち上げるというスタイル。ちなみに終了予定は18:00。
実際の16:30はまだ結構明るかったんだけれどさw
会場にはフードカーが数台来ていたが、どこも30人ぐらい並んでいたのでパスした。まぁ、リュックにおやつ(前日まで山の温泉に行っていたので、煎餅とかチョコとか)仕込んでいたしw
場所もウロウロしたけれどとりあえず定め、特にやることも無くなって、ただ時間が過ぎるのを待つ。結構ウロウロしていたらしく歩数計は2万歩超えていたけど。
とりあえず、富士山は正面には見えていたけれど、角度的に自分の場所からは終始山頂に雲がかかっている状態だった(下のほうが良く見えていた模様)
まだ空が結構明るい16:30に太鼓の演奏が行われ、そのまま花火の打ち上げ始まる。
▲花火一幕(野村花火工業:一〇八の輝き~黄昏時に富士のすそ野に浮かぶ108の花火)徐々に暮れてきて、後半にはしっかり見えるように。なお、富士山は観覧車の向こうの雲の向こうに…心眼で見るのです。稜線は見えるんだけれど、山頂だけお隠れあそばしていた(以後ずっとこの状態)
▲花火一幕(野村花火工業:一〇八の輝き~黄昏時に富士のすそ野に浮かぶ108の花火)
▲花火一幕(野村花火工業:一〇八の輝き~黄昏時に富士のすそ野に浮かぶ108の花火)
▲花火一幕(野村花火工業:一〇八の輝き~黄昏時に富士のすそ野に浮かぶ108の花火)
▲花火二幕(イケブン:「火」ignis「大地」terra)
▲花火三幕(片貝煙火工業:富士の霊峰に日本の安寧を願う)
まさかのニャンターマインからのネコが単発で!
▲花火三幕(片貝煙火工業:富士の霊峰に日本の安寧を願う)
夜空より早く片貝星が瞬く
▲花火三幕(片貝煙火工業:富士の霊峰に日本の安寧を願う)
バリエーション豊富な千輪も
▲花火三幕(片貝煙火工業:富士の霊峰に日本の安寧を願う)
八方も美しく
▲花火三幕(片貝煙火工業:富士の霊峰に日本の安寧を願う)
星芯がバッチリ正面を向いて、またたくシリウス
▲花火三幕(片貝煙火工業:富士の霊峰に日本の安寧を願う)
千輪のバリエーションがこの後に続く
▲花火二幕(片貝煙火工業:富士の霊峰に日本の安寧を願う)
スターマインの締めに千輪再び
▲花火四幕(イケブン:「光」lux 「愛」amare)
▲花火四幕(イケブン:「光」lux 「愛」amare)
▲花火五幕(野村花火工業:一つ一つの美しさが人々の心の記憶に…)
▲花火五幕(野村花火工業:一つ一つの美しさが人々の心の記憶に…)
▲花火五幕(野村花火工業:一つ一つの美しさが人々の心の記憶に…)
▲花火六幕(イケブン:「水」aqua「未来へ」futurum)
▲花火六幕(イケブン:「水」aqua「未来へ」futurum)
▲花火六幕(イケブン:「水」aqua「未来へ」futurum)
最後の3枚の花火は、動画で見るとこんな風(https://youtu.be/4OTYn3rrZqw)になっていて、前から横から後ろから、トラ花火が一斉に上がって花火に取り囲まれた。後ろからの花火には正直ビビった。エキサイティング自由席の「エキサイト」の意味がよく分かった瞬間だったw
帰路も、バスで新宿までバスで楽々(海老名までトイレ休憩がなくて焦った)。
シリーズ化を目論んでいる花火らしいが、来年以降のさらなるブラッシュアップが期待できる。
富士山花火と銘打ってあって、確かに富士山が目の前にそそり立っていたのだが、自分が見ていたエリアからは雲が山頂に湧き上がっていて、山頂が終始見えることがなかった。これが下の方の席だったり角度を変えたりすれば富士山頂が見えて、タイトル通りになった模様だが(それらの素晴らしい写真はネットにたくさん出回っています)、一番近くが故に富士山山頂を見られなかった。まぁ、富士山の稜線は見られたので(前年はそれすら見られなかった)、一応富士山花火の名目はアリ。
個人的には富士山にそこまで執着はないので、別に大した問題ではない。花火さえ見られれば十分である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます