こんなに毎日が暑いといくらクーラーを入れていてもワン達は、グロッキーだ。朝早い散歩の時間は、空気がまだ、低いので動きまわっているが、御飯を食べた後はもう、オネムの時間。毎日毎日こんな連続じゃ、人間じゃなかった、犬が駄目になっちゃうよね。
で、お山に運動をかねて、避暑だ。ジャックも凛も、もうお山の認識があるらしく、車に乗った途端に、モードスイッチが切り替わる。山に着いて見るとあんまり天気が芳しくない。天気予報では台風9号が来るなんて言っているしね。でもそこは山の天気、雲が通り過ぎると晴れ間がすぐに出てくる。だいたい蓼科と言うところは西は中央アルプスが東は八ヶ岳連邦があるので台風が直撃することはまず無い。太平洋から垂直に突き上げるような台風の進路でなければ、被害が出ない立地なんだね。
上の幹が枯れて株立ちになりつつあるコブシの樹の脇から凛ちゃん登場。
ジャックも凛もここに来るともう別の犬。途端に元気。前の日に雨が降ったので、やはり洋服を。「え、kazooさんから戴いたジンベエがあるんじゃないかって?」「そうなんだけど、ここはまだ、笹の切り株や、野薔薇の棘があるので走っている間に、切ってしまいかねないのよね。ジンベエは東京で着ているのだわさ。
おいおい、凛ちゃん、あんまりベタッと座るとダニが付いちゃうよ。フロントラインはしているけど、やはり刺されると痒いですからね。
これ凛ちゃんの甘ったれたお顔だ。「早くボール投げてよ」って言ってるのだ。
ジャックは要領がいいので、ボールをあまり追いかけないし、追いかけても銜えて持って行かせるのは凛の役目だ。「おーい針さんや、早くボール投げろや!」「うるせー、(怒)投げたって、持ってこないじゃないか!」・・・なんて会話は毎度の事だ。
凛も暫くすると、針に持ってくるのが自分独りだと気が付いて、ボールで遊び始める。
はてさて、「吠え疲れたのであっちに行って涼んでいるかな。」
「じゃー私も行くでしゅ」。ジャックと凛は仲がいいぞ。というより仲が良くなった。
あれ、ジャック爺さん何処に行っちゃったのかしらね?。
ちょっと、、目を放すとすぐ徘徊しちゃうんだから。