2月ともなると、陽射しはもうかなり暖かくなってきます。でも何故か、まだまだ寒い印象。何故?かって、考えると雪山から降りてくる雪風のせいじゃないかって!。曇りや雨の日、陽射しがなくて、そこにもってきて、雪風が吹いてくるので、いままで晴れていて「暖かくなって来た」と思っていた矢先に寒さを感じるので、より寒さが強いと思うんでしょうね。
でも、木々にとってこの寒さを受けなければ、種子の発芽発根もしないし、花芽も刺激をおけないんだとか。
芝公園にも、やっと寒くなってきました。東照宮横の梅園もやっとこさ、春らしくなってきました。例によって、港区の「野立て」も先日やりましたしね。
でも、昨年、樹が老木化してきたのか、樹勢が落ちたのか、かなりの強剪定をしたせいで、今年の梅の花の量がかなり少ないね。これはこれで、風情があります。なんか、狩野派の屏風絵みたいな感じもなかなかいいですよね。まあ、物も見方によっては、いいということです。
針はあまり梅の品種は、詳しくないんですが、よく見ると、梅にもいろいろ種類があり。早咲きもあれば、遅咲きもある。また色も白梅、紅梅。紅梅には紅もあれば桃色もあります。緑もあれば、白、赤(薄い色ですが両方一緒に咲く、「思いのまま」なんてーのもあります。
プリンスホテルの庭にある梅は強剪定していないので今年は、いっぱい咲いてくれました。
ここには、枝垂れ梅は数本植わっています。
冬から春先の殺風景な時に、華やかな色合いを見せてくれる梅はいいもんですねえ。幼稚園児を連れたお母さんが「あ!、梅のいい香り」って言ってましたが、針は鼻が悪いのか、分かりませんでした。(泣)。
そういえば、菅原道真が「匂い起せよ」と歌っていたのがありましたね。梅が終ると桜ですね。早く、重い洋服を脱ぎ捨てて、身軽になりたいですね。