山は紅葉の季節で、いざ、きてみると、なんと台風のせいか、霧が立ち込めていて、ぼんやりと綺麗じゃない。折角紅葉したのに、むしろ葉が枯れたような感じです。
う~ん、面白くないなあ!.やっぱり、日光がないと、何ともも映えませんね。地熱が暖かくて大気が冷えてくると、霧が出やすくなるんですがね。もっとも、この台風のお陰で、茸が、良く出て、長い期間収穫出来ました。
例年だと、もうとっくに、山の下の方に、移行して行って、此処にキノコ狩りに来る人ももうここは出ないと思い込み誰も来なくなってしまいます。
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お日様が出ないとただの枯れた葉っぱだね。
帰る日の朝、顔を洗っている時に何の気なしに、小屋の脇にある、朽果てた、きのこの原木のアタリを見てみると何やら茶色の丸いものが!。あ!、これ、クリタケだ!。以前此処に「なめこ」と「クリタケ」の原木を植えてあったんですが、こういう原木の寿命は2年が限度だとか。
でも一昨年も今年も数は少ないですが、また出たという訳だ。ただ、「ハナイグチ」と違って、クリタケには似た「ニガクリタケ」という危ない毒キノコがありますからね。用心しないと。
こう時は破片をちょっと口に含んでみるのがいちばんです。「え”ー、危なくないの!?」。と言うご意見があるかも知れませんが、口に含んで、苦いと思えば、「べっ」と吐き出して口の中を洗う事が大事なんです。
問題はそれを「飲み込んではいけない」。と言うことです。
破片を舐めて見たら、全く問題ありませんでしたので、炊き込みご飯にして食べましたのさ。本当は晴れた日に「天日干し」するともっと美味しくなるんですが、まあまあ、十分においしかったですぞ。
ただ、針のきのこの知識はこの程度、これ以上、研究して茸を集めようとは思いません。