高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

黒松内ガイド研修

2018-02-24 12:00:58 | プログラム 研修、講演等

2月23日

黒松内町の主催で、町立のビジターセンターであるブナセンターの斎藤学芸員を講師に冬のぶな林ガイド研修が開催されました。連続講習の3回目です。町内でガイドをしている人や交流事業をしている農家が参加。

こういう機会は、実はこれまでにありませんでした。 素晴らしい資質の自然学芸員がいるのですから、こういった研修会を春夏秋冬と実施して欲しいものです。 各自自分流のガイドをしていますから、じっくりと自然観察を続けている専門家からのレクチャーはよい勉強になりました。

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自然体験活動フォーラム

2018-02-19 17:08:44 | プログラム 研修、講演等

2月17-18日は美瑛町白金温泉の大雪青少年交流の家を会場に自然体験活動CONEフォーラムでした。この集まりは全国各地で本年度開催されてきたもので、北海道大会でありました。NPO法人自然体験活動推進協議会は、もう20年近く前になるでしょうか・・、文部科学省がバックアップしてくれて、全国の青少年育成団体が集まり自然体験活動の指導者養成を行おうと組織化されたものです。当初は自然体験活動事業者だけでなく、青少年育成団体も数多く参加していましたが、名称とその目的性からだんだんと自然体験活動だけに特化されてきました。 思えば2回前の教育審議当審で民間社会教育事業者という言葉が行政用語として定着し、自然体験活動が青少年のココロの育成、いわれてきた「生きるチカラ」を育むのにとても有効であるという研究背景を持って、全国の指導者育成団体が相互乗り入れして指導者養成事業を始めたところから始まります。 通称CONEという指導者養成をそれぞれの団体の特徴を生かしながらも共通カリキュラム(シラバス)で実施し、全国的なネットワーキングを続けてきました。制度というものは時間がたつと廃れてきてしまいますが、このCONE制度もご多分にもれず、養成講習も減り、受講者も減って来ています。 しかし、数多くの仲間が全国にいることは事実であり、自然体験活動の推進はまだまだ途上です。

今回の集まりは、スタッフ参加者合計50名ほどで意外とこじんまりとしてしまいました。 厳寒期ということもありますが、事前の広報告知がしっかりとできていたわけではないと反省しています。 内容的にはアクティブラーニングを基調としながらも、北海道・北國らしい内容も盛り込んで、ゲストスピーカーも豪華面々でありました。 個人的な感想はもったいないくらいだったなあ。

新年度も同時期に同じ会場で実施することがほぼ決定されました。次回も実行委員長をおおせつかっているので、年度当初から念頭に入れ込んで取り組んでゆこうと思います。

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合同研修会

2018-02-13 10:29:47 | プログラム 研修、講演等

2月10-12日は、余市エコビレッジと合同研修会を開催しました。一般公募もしましたが、2名の参加だけで双方で8名ほどのこじんまりとした、冬の活動研修となりましたが、雪深いエコビレッジの学びやとフィールドで穏やかで意義ある3日間を過ごせました。

子ども達を対象とした雪の活動体験とアクティビティプランニングでした。滑る、溶ける、形作れるなど雪の性質を改めて確認・認識して「遊び」を創るというセミナー、イグルーづくりもコンティナでブロックを形成したり、地面から切り出したりなどして2基制作しました。自分たちも子どもになってココロとカラダを開放して楽しく遊ばせることが基本です。 ソリにのった綱引き、人間カーリング、雪のかくれんぼなど斬新な遊びが生まれました。

ふだんは別々の違う雰囲気のフィールドで活動している2団体ですが、3日間の合同合宿にも意義がありました。

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札幌新陽高校

2017-12-20 17:20:14 | プログラム 研修、講演等

「本気の兆戦を応援する」学校、札幌新陽高校へ3度目の訪問で2度目の生徒さんとの面談の機会をもらいました。 子どもの体験活動の高校生ボランティアに関心のある学生さんに集まって頂いて前回より詳しい説明会。 ふたりの女子学生が希望していたのですが、それに呼応して20名近い学生さんが集まってくださいました。 高校のすぐ近くの真駒内の元小学校で子ども活動を展開するCoみどりとねおすグループでの自然体験活動のボランティア説明会となりました。

 20歳前後の大学生のボランティアや実習受け入れは数多いのですが、高校生については夏の長期活動で2,3名の高校生、それも元参加者に絞って受け入れをしていましたが、私の思惑としては、一般の高校生にも私たちの「仕事、職業」に早くから関心を持って欲しいとの気持ちから受け入れを試行することにしました。 ランダムに募集するよりも、「本気の挑戦」を大きな学校のテーマとしている札幌新陽高校とのお付き合いが学校との連携も取れてよかろうとの判断です。

年末の子ども冬活動2泊3日にふたりの女子高校生が初参加することになりました。

     

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リスクマネージメント研修

2017-12-05 13:40:51 | プログラム 研修、講演等

雪の降る中、札幌から本業は保険屋さんの小林理事が来訪してくださいました。 私所有名義の車両が3台あり、その3台に関わる大小の事故がここ2年ばかりに続いてしまったので、それに対応するような研修となりました。 小林さんとは古くからのお付き合いを頂いており、もう、15年以上前になるでしょうか・・・、北海道アウトドアリスクマネージメントセミナー組み立て時には3日間研修を実施するチームを組んでおりました。

我ながらリスクマネージメントにおいては随分と経験を積んできましたが、身辺の事故を完全になくすことはできていません。「事故はあるものとして、その軽減を図る」のがリスクマネージメントでもあるのですが、己の身体を交通事故に合わせてしまっているので・・・、経験をつんだとは言え、私自身のセミナー講師としては権威失墜ね・・・・。

しかし、当時のチームメンバーであった弁護士さんから頂いた言葉、リスクマネージメントの「リスクに強くなる」という目標は、けっこう身についたかもなあ・・・。

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合同研修会

2017-11-25 21:45:26 | プログラム 研修、講演等

11月24-26日 余市エコビレッジが主催の自然体験活動のリーダー研修会でファシリテーターを務めさせて頂きました。

エコビレッジとぶなの森自然学校の合同スタッフ研修会がベースではありますが、公開型としたので、遠く羅臼町や下川町からも参加者がありました。30歳前後のこの業界の中堅どころが集まったので10名足らずではありましたが、密度の濃い研修ができました。 内容は、プログラム企画演習がコアですが、プログラム実行においてかかせない概念・技術であるリスクマネージメントやボランティアマネージメントについての理解を深めるワークも実施しました。  大御所、我らの師匠の三木昇さんも参加されたので、いろいろと深いきづきもあり、良い交流の機会もつくれました。

2月は、雪をテーマに活動ワークショップを再び、エコビレッジを会場に合宿型セミナーを予定しています。

2018年2月10ー12日です。

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大地乃野自然学校セミナー2

2017-11-13 19:10:13 | プログラム 研修、講演等

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大地乃野自然学校セミナー1

2017-11-13 19:06:55 | プログラム 研修、講演等

中国杭州の天目山自然保護区にある、大地之野自然学校のスタッフ研修会に三木昇さんと行ってきました。 同自然学校は開設してまだ3年たらずですが、なかなかセンスのいいスタッフが揃っていて、吸収力が高いです。 「見えるものを見せる」そして、「見えないものを見せる」インタープリテーションの基本をお伝えしました。

私は、この自然学校と顧問契約を結ぶことになりました。これからも長いお付き合いになるでしょう。

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アジア自然教育連盟フォーラム

2017-11-13 19:04:38 | プログラム 研修、講演等

10月30-31日

30日は杭州市街から天目山へ移動。 大地之野自然学校へ。翌日開かれる自然学校主催のフォーラムに参加する人達も暫時集合していました。そのフォーラム名は、なんと、第1回 Asian Nature Education Alliance. 前日の自然教育全国大会の講演の最後のくだりで、私は「アジアの連携が必要だ」と、この大会の名称をしらないままにのたまわったのだが、なんと大地之野自然学校ではその野望を現実に始めていた。100名ほどが参加する予定。 31日が開催日で、前泊でやってきた人たちに天目山の丈夫の森への案内ツアーが開催された。 せっかく集まった人たちとの交流、やはり、時間の使い方がもったいなあと感じました。

大地之野自然学校の親会社が管理開発する天目山周辺の施設の全貌もまだ掴めていない・・・。 こんな大きな会議ができる建物スペースもあるのだなとびっくり。 31日にも、日本の自然学校の動向と私の自然学校の事例をレポート。中国でCSネットが主体となって日本の自然学校を紹介する本が私も共著で出版されているので、微妙に有名になっちゃったんで、ちょっと見かけが大きく見られがちで戸惑ってしまいます・・・。

 

 

 

 

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中国自然教育フォーラム

2017-11-13 19:01:49 | プログラム 研修、講演等

中国杭州へ18日間の長旅をして来ました。 何をして来のか、話が前後してしまうかもしれませんが、記録がてらの日記を順次アップしてゆきます。

10月27ー28日

杭州と新千歳空港の間に海南航空の直通便が就航し、5時間かからずに渡航することができるようになりました。杭州というと日本人にはあまり馴染みが薄いかもしれませんが、上海のちょっと北西側かな。 ここに天目山という場所があり、日本の仏教・臨済宗の発祥の地であり、栄西が何度も訪れて、開祖に至ったようだ。西天目山には禅浄寺という立派がお寺があるが、天目山には東天目山と呼ばれる地域もあり、そちらにも大きなお寺があるらしい。2度目の訪問なのだが、今回も天目地域の全貌が掴めていないので、このあたりの歴史はまだまだ、勉強不足で怪しいが・・・、日本とも関わりの深い場所だ。 この地の保全と観光開発を大華グループという不動産開発会社が政府から70年の借地権をもって進めている。 その大華財閥の子会社として、2年前にこの地に大地之野自然学校が開校しました。

その創設者が2年続けて、北海道に自然学校視察ツアーに来た関係から親しくなり、スタッフ研修などをすることに。なりました。今回は、杭州で開催される全国自然教育フォーラム、大地之野が主催するアジア自然教育連盟フォーラムの二箇所での講演と大地之野自然学校主催のセミナーのファシリテーターとして訪中しました。

ちこと午後の便で千歳空港発。夕方に杭州空港着。大地之野自然学校の現代表のマンゴー(ネイチャーネーム、キャンプネーム)の出迎えを受け、全国自然教育フォーラムの会場となる杭州市内の大きなホテルへ移動。 

このフォーラムは、中国の大手IT企業(楽天みたいな企業)ARIBABAがCSR活動として全面バックアップし、大地之野自然学校が実行部隊の中核としてし切っていました。翌28日、中国全土から700名の自然教育関係者が参集している大きな大会でした。ARIBABAや中国環境省から挨拶があり開式。当地浙江省の環境保全局のお役人さんの挨拶では、「ここ杭州を生態文明の拠点としたい」との高らかな開催祝辞がありました。 フォーラムは28日一日だけなので、27日前夜が参加者の交流会のような感じでしたが、こういった大きなフォーラム運営についてのノウハウはまだまだの感じでした。 せっかくこれだけの人々が集まっているのに、情報交換や交流の仕掛けが少なくてもったいないなと感じました。

まったく別ルートからの招聘で、くりこま自然学校の佐々木さんや、環境教育事務所の森さんもゲストスピーカーとして参加しており、私と3者の関係者で夕食会食をしました。

翌28日、基調講演は、ネイチャーゲームの創始者である、コーネルさんでした。 その後、複数の分科会会場にわかれ、事例報告の形式のフォーラムでした。 私は、日本の自然学校全体のざっくりとした動向と黒松内ぶなの森自然学校のレポートをしました。 大地之野から若い通訳の女性が配置されましたが、自然環境教育には精通していないのでこの通訳はさすがに荷が重い・・・。 幸いにして日中市民ネットワークの朱さん(ファンシー)も参加していたので、急遽、通訳の代役をお願いして、なんとか無事に役割を果たせました。

 

 

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