高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

遠野・南部神社社殿

2012-07-05 11:20:05 | 日記
周辺のフィールドワーク。改めて遠野を感じてみよう。
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起業・・・・・

2012-07-05 07:08:20 | 震災支援・脱原発・環境問題
社会雇用創造事業・・起業のためのインターンシップを行っています。 私にできることは、ベンチャービジネスとかいうような大きな作りではなくて、小さなファミリーサイズの起業のお手伝いです。

 本年度は被災地域、被災地からの避難者を対象に実施しています。 現在3期が札幌と釜石と同時並行。約25名ほどの人達が、「私でもできる起業」を目指しています。 そして、今週は釜石に来ております。

 釜石の実質人口(住民票あっても他地域に移動した人は除く)は、被災前に比べて1万人は減ってしまい、3万人代だった人口が2万代になったと推測する人もいます。 工事関係者の流入が相当あるので見かけ上は、減っているようには感じませんが、それは短期一時的なものでしょう。

 この現象は、被災地の小都市だけに限らず、日本全国どこも同じ状態です。 被災地ではそれが加速度化されてしまいました・・・・。  北海道もこれから100万人が減少すると言われていますが、札幌に人口が集中、旭川、函館がなんとか横ばい維持が精一杯でしょう。 100万人の減少は田舎です。

日本全体では3000万とも4000万もの人口がこれから3~40年かけて減少します。
このことに目を向けないで未来を設計することはできません。

 ここ釜石は、日本の未来を考えると、一足先にその状態がやってきていることになります。
だからこそ、スモールサイズ化する社会で、そのスケールに合った地域性にあった仕事の仕方を生み出すことは先駆的な立場にもあるわけです。

「絆」ということは流行語のように色あせてしまいました。
しかし、そんな表面的な きずな よりも 今、本当の意味でのコミュニティの再生が求められている被災地の現実があります。 でも、動き出している人たちがいます。



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