高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

宿泊体験活動 民泊、そしておしまい。

2012-09-13 23:40:13 | プログラム 学校

3泊4日の宿泊体験活動の最後の晩は、民泊。 黒松内の貝化石採取を午前中にして、「くろまつながり」の全日程を終了して、みんな元気に帰ってゆきました。 私達も大いに学んだ4日間でした。

 メーンディレクターはうえだんなに仕切ってもらい、スタッフ一丸となって精一杯勤めました。 

あたしは、あまり身体は使ったいない(使えない状態)なのですが、疲れて、5時過ぎに寝ちまった・・・。そして、夜9時起床。



     
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水産業を知るエコツアー

2012-09-13 03:24:35 | プログラム 学校

 小学校5年生の社会科には水産業の単元があります。滞在中の留寿都小学校の皆さんに、まるまる一日使って水産業エコツアーを実施しました。

07:30 自然学校を2台のワゴン車で出発。 寿都湾を見渡せる作開牧場の高台へ。
黒松内から寿都湾の地形図を見せて、散策した源流部の森、中流から河口までのカヌー下りの場所を確認。目の前の風景を地形図と照らし合わせます。 陸上は山あり谷ありの凸凹がありますが、その延長の海の底はどうなっているのだろう? 思いを膨らませます。 ひと呼吸を置き、海底の地形図を披露。 海の中にも山も谷もあることを想像してもらいます。 さらには、日本地図、世界地図で、海に対する大きなイメージを広げます。

どうも・・、漁師さんはその地形や海流の流れを考えて網を入れているらしい。
水産業は、漁師さんが獲った魚を売っているのだろうか? 漁師さんがいれば、漁業は成り立つのだろうか?

08:15 寿都漁港へ  セリの見学



寿都漁協の木村専務理事さんから歓迎のご挨拶。
港には・・どうも いろいろな人、職業の人がいるらしい・・。 8時半から始まるセリを見学



たくさんの人が集まって、何やらやっている。 ヒラメ、シャケ、ホッケ、モンケ、カジカ、ホタテ、アオヤギ、ナマコ、タ
コ・・・・漁師さんが獲ったいろいろな海産物が「水揚げ」されている。 

何語をしゃべっているか、わからないけれど・・・・、どうも 売り買いをしているみたいだ・・。
漁師さんが売っているのだろうか?
誰が買っているのだろうか?

09:20 郷土資料館ウィズコム
30度近く気温があがり、ちょっと一休みを兼ねて資料館へ。 寿都の漁業、北海道の和人の歴史は漁業から始まった・・・。
寿都湾に漁師さんが入れている網は、この大きなウィズコムの建物位の大きさがあるらしい・・・

10:00 乗船体験


実際に漁師さんに漁船に乗せてもらい、沖合へ。 陸地から続く海底へ思いをはせて、海の底をイメージします。

10:45 魚をセリで買った人はどこへ魚介類を持っていったのかな?


小売店・よねざわ へ。 セリで魚を買って軽トラックに乗せてどこかへ持って行ったお兄さんもいたぞ! そして、私がフクラギ(こぶりのブリ)を実際に買いました。 お店の前では、貝をたくさん買っていった人が、何やらやっています。

「その貝をどうするんですか?」
「千葉へ送るんだよ」  寿都から全国に送りだされるようです。  仲買人という人達もいます。 それを運ぶ人もいます。

11:15 吉野鉄工所(吉野鉄工館)


漁業には道具が必要です。その漁具を作っている鉄工所を見学。 同じ魚介を獲るにも海底の地形(磯場)の違いがあります。その地域、地域によって、獲りやすいように道具のカタチも工夫して変えて、作っています。

と、水産業への理解が深めらるように見学ツアーを組みました。

そして、午後は、自らの身体と感覚をつかって、「海」そのものを体験。 政泊港へ出かけて、磯で生き物探し、そして、恒例の堰堤からの飛び込み。



ストーリーある体験型学習を展開。

「黒板と自然を行ったり、来たり」 そのコンセプトは、教室へ引き継がれます。

コメント (6)
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