高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

チャレンジ計画開始

2015-08-10 10:38:47 | プログラム 子ども

3週間滞在の子どもたちのチャレンジの最終週が始まりました。 かつては30人を超える子どもたちが3週間にそれこそチャレンジしていましたが、昨今ではなかなか集まらず、今回の参加者の小中学生は6人だけとなりました。それに加えてボランティアとして参加しているかつての参加者であった高校生が2名とこじんまりとしていますが、今日は2泊3日の計画づくりの一日です。 自分のやりたいことに向き合う真剣な遊びです。

日程、食糧、装備計画もこれまでの経験を元にしながら会議を積み重ね、徐々に具体的にしてゆきます。この計画からがチャレンジです。企画されたことを基本にしながら、ディレクタースタッフ陣が助言をしつつ、挑戦性を高めてゆきます。 それでも、基本計画を立てることは小学生にとってはとても難しい作業です。 ここから何分車でゆけば予定地にゆけるか、朝は何時に起きて食事をつくり何時から行動すれば、どこまでゆけるか、あるいはどこまでできるかを推測しなければなりません。 団体装備の持ちものはこれでいいのか・・・。頭を悩ませます。

17時作業終了 18時夕食、 ・・・1時間で作れるの? 何を作る予定? とディレクターから突っ込みが入ります。

移動に車を使うの? バスの時間を調べてみたら?

19時から「笑い話?」という日程もあります。 ・・・・なんだこりゃぁ。

夕方になり8人に対して、3チームが形成されてきました。

連続ご来光登山チーム ・・・選択プログラムのアンヌプリ早朝登山でご来校が拝めなかったので羊蹄山と尻別岳での連続ご来光を狙います。

川の生き物調べ・・・ひとりだけなのですが、どうしてもということなので、ひとりのためにスタッフ3人の豪華構成

井戸掘り隊・・・・ 打ち抜きという方法で、コミュニティファームに井戸を掘ります。

 

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2015-08-10 10:29:27 | 日記

自然学校の子ども活動には2つの掟があります。 この2つの掟が憲法のようなものです。

ひとつめは、「子どもは大いに遊ばねばならぬ」 

 こんなルールを明確に掲げている野外自然活動団体は希じゃあないかな。別キャッチコピーは、「全開遊び」です。 自分を自分で遊ばせることができる大人になってほしい。遊びにも計画性がある真剣さを時には求めます。昨日からスタートしているチャレンジプログラムはその最たるものです。

一日目はフィールドワーク(これまでの2週間で体験していないことをします)今回はロックビーチウォークでした。 磯場を泳いだり海岸を歩いたり約4Kmを半日かけて通過しました。 夕方にはミーティング、何をしたいか頭を整理する時間

本日二日目は、計画づくりです。 グループづくりと行動・食糧・装備計画づくり

三日目 準備。 必要に応じてトレーニング

そして、四日目から2泊3日で自然学校から外に出て活動します。 1週間かける真剣な計画的な遊びです。 

 

ふたつめは、「だれかの役にたつこともやらねばならぬ」

長期村は団体生活の場でもあります。 何かしら全体のため、誰かの役にたつこともしてゆこうというスローガンであり実践をさせています。

トイレのスリッパを揃えることでもいい、喧嘩の仲裁にはいることでもいい、生活がよりよくなるように行動しようよね、という掟です。

 

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