一連の事例報告が終わり、このネットワークをどのように育んでゆくべきか、の討論の時間となりました。中国のあちらこちらに環境や自然について憂えている仲間やその問題に対して体験型の教育手法を持って活動を始めている人々が数多くいることもお互いにわかってきた。では、次にすべきことは何か、その具体的なaction planningです。中国は広いし人口も多い、日本とは異なる国家体制もある、その中でいかにすべきか?5グループに別れての自由討議です。国内のいくつかの地方省圏でネットワークを広げ、その中のコアとなるキーパーソンが連携しながら共通理念を共有明文化しながら全国ネットを形成し、共通した人材育成の手法を模索実践してゆくのが流れだろう。また、お互いのスキルの交換も大切だ。一般の人々が参加者として関心が高まると、商業的ビジネスの模倣も心配がある。(既に起こっているらしい)それは日本でもある、あった。
しかし、それは経営理念の問題であると思う。ここに集まっている人々のほとんどが、環境や自然の保護保全に、持続可能な社会創造に関わりたいと思い行動している。人々のライフスタイルの転換のきっかけ作りを継続的にしたいと考えているはずだ。だから、おのずとプログラムという商品の提示、提供の仕方が商業的と異なるものになるはずだ。だから、仕込みに手間ひまかかる(商業的にはコストが合わない)我が方のプログラムをより魅力あるものにするしかないのだ。
生物はその生態で生息し難くなれば、環境を変えようと動く一団が現れるものだ。それは生命の原理的な性質だ。かつて我々の先祖が皆水中で暮らしていた太古の世界で生息できなく成った連中が地上に上がった。えら呼吸から肺呼吸に生態を変えてゆくのに一体どのくらいな困難があったことだろうか。しかし、その一団は諦めずに挑み続けて新しい世界を開いたのだった。我らはその遺伝子を継いでいるのだ。ライフスタイルの転換は簡単なことではない。自らに自分は何ものかを問い続け、自らの使命を果たすために生きることが遺伝子レベルの宿命なのだ。わ私が目指す環境教育で身につけたい力とは、
一、夢を描く力
一、その実現を目指して諦めない力
そして,あきらめずに進んでゆくと、必ず何かを変えないと次に進めない事態にであう。そのときに、
、その変化変容を恐れない力 だ。なんて事を講評して午後のミーティングは終わりました。¦
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