高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

虫除けスプレーの危険

2016-08-11 09:55:03 | 日記

子どもの肌が弱くなって来ているとここ数年実感しています。 かつての自然体験キャンプでは、ブルーシートだけの野宿は当たり前でした。

翌日の朝、子ども達は顔中を蚊にさされてブツブツになり、「おれ、113個もさされたぁ!」「俺は160子だ」なんて自慢していたもんですが、その刺され後が秋まで残る、果ては膿んでしまう子が現れたりする子が複数現るようになったので、ここ3,4年は野宿をわざわざと全員参加で実施することはほとんどなくなりました。

今年は、ドクガの幼虫による肌荒れが広がる事態が学校宿泊体験活動の初夏にあり、これは地域の大人にも広まってもいたのですが、その風評被害というか、幼虫時期が過ぎた8月下旬の学校宿泊体験のキャンセルを2校も受けてしまいました。

虫刺されによるアレルギー症状的肌荒れは若いスタッフにもあります。 子ども、若者の虫、日焼け、草負けなどを原因とする肌のトラブルが総じて多くなってきているようです。  食品の問題などいろいろ原因はあるでしょうが、私は社会的に行き過ぎた殺虫・除菌も一因かとも思います。

キャンプには子供たちはひとり1缶、虫除けスプレーを持ってくる時代です。 親御さんも普通に買い与えているようですが、その注意書きを読んだことがあるでしょうか・・・。 安全性が確認されている市販品でもあるし、細かい字で書いてあるのでほとんどの人は気にも止めていないでしょう。

しかし・・・、こういう注意書きがあります。

子供(12才未満)に使用させる場合には、保護者等の指導監督の下で、以下の回数を目安とすること。なお、顔には使用しないこと。6ヶ月未満の乳児には使用しないこと。6ヶ月以上12才未満は、一日1~3回。 同じ皮膚面に3秒以上使用しない。

つまり、非常に毒性が高いのであります。

虫除けスプレーを子どもにむやみに渡し、使用させないようにご注意です。

 

 

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