高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

人生とはそもそもつまらんものだ。

2016-11-14 16:11:49 | 日記

このところ山岳小説を読んでいます。新田次郎とかではなくて、最近の作家の本です。

笹本稜平さんの「還るべき場所」はひさしぶりに夢中になって一気に読み上げました。 主人公はカラコルムのK2の東壁ルートの初登攀を目指し、恋人でもあるザイルパートナーが遭難死してしまいます。そのまま山から遠ざかるのですが、昔の山仲間が公募登山の山岳旅行社を立ち上げ、それに協力し再びカラコルムのブロードピークに挑むことになります。その登山は悪天候で死者も出すような場面もありましたが、なんとか登頂を果たします。その登山隊の中には実業家も混じっているのですが、彼が助演的な異彩を放つ存在で描かれています。

一代で医療器具の会社を大きくし、自らも自社の心臓ペースメーカーを埋め込んで山に登る、それもエベレストの公募登山で登頂を果たす・・・、しかし、当初はビジネス的な広報も兼ねていた登山が、登山家としての域に達してしまい、幾多の困難があるブロードピーク隊で、「なぜ、山に登るのか」を主人公とともに問い続けるのです。 私は多少なりとも難しい危険がある登山を若い時代にしていますので、悪天候や登攀の場面場面での描写も目に浮かびけっこうスリリングな展開です。

この小説の中で、助演的立ち位置の実業家のセリフに身をつまされております。

「そもそも人生とはつまらんものだ。若いうちなら勢いで突っ走れる。なんにでも夢中になれる時期がある。それがそのうち惰性になり、世間のしがらみに絡めとられて、何が面白いのかわからなくなる。しかしな、本当の勝負はそこから始まるんだ。もともとつまらん人生に花を咲かせるのが本当の才覚で、モチベーションが希薄になったなんて愚痴をいってるうちはまだ半端者だ。砂漠のような人生に大輪の花さかせることのできる人間こそが一流だ。」

なあるほど・・・。

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中国からの視察ツアー

2016-11-14 14:01:20 | 日記

9月10日 登別フォレスト鉱山のプログラム体験。 小雪が舞い散る中を林間MBT。大沼で風邪をひいたアタシはさすがに休養。 午後は鉱石拾いとそれをつかってのアクセサリーづくり。相変わらず苦手なアタシでした(途中で雲隠れ)

そして、この日は、その後、大雪山自然学校のある東川まで移動するというハードスケジュールでした。 キトウシ公園のキャビンに宿泊し、夜は現地スタッフと鍋パーティ。毎夜の宴会ではありますが、質疑応答がいろいろとあり、話題は連夜深まっておりました。

9月11日 お天気は期待していなかったのですが、上々となりました。旭岳ロープウエィが改装中で動いておらず、上にはあがれませんでしたが、山麓の樹林の中でスノーシュートレッキングを楽しみました。

午後は、ドドマツの葉っぱからアロマウォーターを作る実験的プログラム体験。



夜は、地元の居酒屋で食事。 まあまあ毎夜の宴会であります。中国では毎夜のアルコールはありえないね。 と、2泊を東川で過ごしました。

9月12日 札幌へ移動。夕方に市内でお買い物時間をつくったあとは、滝野の自然の家宿泊。 400人収容可能な施設に泊まりは私たちだけ。自然学校を立ち上げ中の人もいたので、ぶなの森自然学校のような学校利用、公立の中大な施設利用といろいろと体験視察ができました。

9月13日 千歳空港送迎。

      滝野にできたという、安藤忠雄さん設計の大仏殿を拝観。こんなのがあるのを知らなかった。中国の老李さんの紹介でした。 すごいね、情報ゲットが。

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中国からの視察ツアー前半

2016-11-14 13:58:58 | 日記

日中市民ネットワーク(通称 CSネット)が主催する自然学校視察ツアーは、年に1回、中国大陸で自然教育、自然学校に関心がある、実際におこなっている方々の旧ねおすサイトの視察ツアーで今回で3回目の現地コーディネイト・ランドオペレーションをしています。

これとは別に前週に森のようちえん視察ツアーが組まれており、11月5-7日に大沼で開催された森のようちえん全国大会に参加したグループから3名が引き続き参加し、新たに3名が加わり、ぶなの森自然学校からは、私、りーはん、くまちゃんが参加、合計9名でワゴン車による旅をしました。

11月6日 大沼からぶなの森自然学校に移動。

11月7日 後発組が夜に合流。先発組は寿都方面のフィールドワーク

11月8日 ぶな林のガイド、町内の食事処「我妻」にてランチ後に苫小牧へ移動。 ビジネスホテル泊まりで、近くの居酒屋で夜は懇親会。

11月9日 苫小牧イコロの森にて、NPOいぶり自然学校が地域の子育てグループと実施している森活動に参加。

その後、登別フォレスト鉱山へ移動。 餃子づくりのワークショップで夕食。





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保育爺

2016-11-14 13:55:30 | 日記

森のようちえん全国大会では、分科会やワークショップに参加することなく、スタッフ側として参加者が連れてきた子どもたちの託児スタッフをしておりました。森のようちえんですから、特別に組まれた構成的なプログラムがあるわけではなくて、落ち葉のたくさんあるお寺に行ったり、馬やヤギがいるフィールドに連れて行ったりの場を与え、遊ぶきっかけづくりをしていました。20名以上いる園児さん年齢なので、なかなか目が離せません。

時間も長く寒さもあったので、アタシは風邪を引いてしまいましたがな。 しかし、幼児が関心をもつことによりそったり、なにげないことをして、遊びを発展展開させてゆくことは実に楽しいことでもありますが・・・、 つかれたなあ。

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森のようちえん北海道大会

2016-11-14 13:53:24 | 日記

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