高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

キャンサーギフト

2021-10-13 12:09:06 | 日記

一、二度しかお会いしたことがないのですが、礼文島にお住まいの歌人であり写真家、自然ガイドの杣田美野里が天に召されました・・・・。

最初は、お子さんが通う小学校で自然体験活動の意義みたいな話をPTAの大会で話させてもらう機会をつくってくださいました。真冬で海が荒れてフェリーがけっ航、帰りに足止めをくらったなあ。 二回目はお連れ合いと経営しているガイドセンターのスタッフ研修というか組織経営のBack Castingのワークショップだったかなあ。 写真句集を持っていましたが、彼女の遺稿となってしまった最新作の「キャンサーギフト」を手に入れました。

「がん患者であることは、けっして幸せなことではありません。でも、命の期限を知り、いろいろなことを諦めたその後で、当たり前と感じていたものが輝きをますことがあるのだと思います・・。」

その内容(短歌、写真、エッセー)は、悲しくもなりますが・・、濃密で美しく、ご自身の命も含めた島の生き物、風も海も、地球の命全体を愛おしく想う気持ちに溢れています・・。

60代後半と、私と同い年なのですが、私は持病持ちと言えども、余命が予想されることなく幸いにも生きております。そろそろ、かつての仲間や知り合いに出会いなおしの旅でもするかなあ・・、その時は最北からと宮本さんご夫妻を第一番と勝手に考えていたので・・・、悲しい・・・。

ページをめくるのが・・、悲しさでくるしいというか・・、 

でも、いちページ、いちページをココロでかみしめるように拝読させて頂きます・・。

合掌・・・。

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あなたが創る、まちづくり読本

2021-10-13 09:20:28 | プログラム 研修、講演等

平成17年? というと、2005年、もう16年前かぁ!! その年に執筆編集作成した「まちづくり読本」

昨晩、起業やファシリテーションについての質問を受けて、直接話し足りない(そもそもZoomだけでは難しい)ので資料を送ってあげようかと思い、この小冊子のことを思い出して在庫本をひっぱり出してきた。

なかなかよくまとめてあると自画自賛。

起業、コミュニケーションやファシリテーションスキル、自然体験活動のプログラミングなど、すべてに通じることをまとめていると思うなあ・・(と、自賛ふたたび)

まずは大志を抱くことが大切なのですが、その大志を抱くためのベースとなる考え方・概念の形成が必要だと思う。そして、パートナーシップ、協働体制をつくってゆくためには、まずは自分自身のことを知らないと、他者とは繋がれない。しかるに、他者とつながるためには・・てなことを書いています。

せっかく良い機会をもらったので、この内容を加筆改編してみるかなあ・・。

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