高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

川湯

2021-10-18 08:05:07 | 日記

先週末に屈斜路湖コタンのアイヌ舞踏団モシリのAtoyさんが主宰する絶滅種鎮魂祭に参加してきました。絶滅した生物を鎮魂する歌や舞踊の奉納祭。 旅するカミサマ、「パヨカカムイ」=つまり、今の疫病はコロナウィルスのカミおくりの演舞もありました。 私費で屈斜路湖畔に土地を手に入れて大きな野外舞台を作りました。そこで火を焚いて歌い踊るアイヌ伝統に現代音楽舞踏も組み入れたパフォーマンスは迫力あり、カムイたちと同席させてもらった感があります。古式舞踊はそれはそれで継承してゆくべきでしょうが、モシリのように現代人の感性にも直接訴えるようなアイヌ文化の変容もあってしかるべきだと思います。 撮影充電がきれてしまい、自分でひとつも記録写真・動画が撮れなかったのですが、私のfacebookに他の方が撮影したものをシェアしているので、ぜひ一度ご覧下さい。

久しぶりに川湯の環境省エコミュージアムに来訪しました。秋の色合いのなかにしっくりと馴染んだ佇まいでした。ここには20年ほど前の設立時に、旧ねおすから若い新人をスタッフ派遣しました。 大学院を卒業したての若い女性だったので、実務応援に私も行ったのですが、私の滞在旅費には予算がつかなかったので、初秋の裏山のスキー場にテントを張ってそこからこれみよがしに通ったのでありました。
 
川湯近辺・弟子屈には旧ねおす出身者が複数移住しています。今回は誰にも会えませんでしたが、元気にしていることは知り得ました。よく使わせて頂いた三香温泉も再開しており、息子さんが継いでいました。
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